国道2号 関門トンネル 上り行き(下関方面)

作成 2018年11月15日

走行記録


国道3号から2号に切り替わる老松公園前交差点から、関門トンネルへ向けて北上する。
ごく一部の距離しかないが、一応は九州にも「国道2号」がある。お忘れ無く。


北九州都市高速4号線から乗り継ぎする場合は、春日ランプ→県道25号で麓に下りた後、丸山2丁目交差点を直進・栄町交差点を右折すると、関門トンネルそばの老松公園に到達する。乗り継ぎ所要時間は5分程度。


関門トンネルの直前までは門司区北部の市街地(GS・コンビニなど)が集中している。


東本町2丁目交差点
ここはまだ「関門」の入口ではない。左折で門司港レトロ・右折でめかり公園・関門橋へ。
もしもトンネルが通行止めになった場合は、ここで橋に迂回する。


ジョイフル門司店・無法松(作業服販売)の所にある信号機がNEXCO道路との境界点
ジョイフルが九州最北のファミレスになるとは。国道2号のキロポストは538.7kpとなっている。


関門トンネル 終点門司料金所(ここからNEXCO西日本)
信号機つき交差点を直進すると、スグに料金所となる。現ナマを用意しようか。


関門トンネル(長さ:3,461メートル)。大きなフグの口をした壁画が特徴的である。


関門トンネル内部に突入する。後述の通りに「海底部」の距離は、全体の1/3程度しかない。
海底部へ向けてのアプローチで構成されており、門司側はめかり公園の地下をトンネルで結ぶ。


車間距離は30m単位に設定されているが、実際には極端な車両の流入が原因で「缶詰」になりぎみ。


50m単位で壁面に「下関からの距離番号」が掲示されている。ラストナンバーは「70」
この場合、47は「下関出口まで1,150m」という意味。


関門トンネルは戦前~戦後にかけて作られた古い規格のトンネル。
そのため、換気方法が笹子トンネル事故が起きる前まで採用されていた「天井板」になっており、危険。


海底部(ここから関門海峡)
門司側から約1kmほど潜り込んで、やっと海底部に突入する。海底部に入る直前に、人道に逃げられる非常口がある。


山陽新幹線も関門海峡はほんの1km程度しかないのに、新下関駅と小倉駅との間はトンネルで構成されており、緩やかな坂道が海底部の前後で続いている。「こだま」の場合はさほどスピードが出ないが、「のぞみ・さくら・みずほ」(最速特急)の場合は一切お構いなく時速300キロに達する。新幹線トンネル内の通過時間は、最速特急の「のぞみ・さくら・みずほ」で約10分程度。


坂のくぼみが出たところで、折り返し地点に入る。
ちなみに、車道の下に「人道」が通過しているのは、あまり知られていない。


山口県に突入。山口県下関市(しものせき-し)
上り坂に突入する直前で、隣の山口県へ。壁面に県境表記があるので分かりやすい。

【下関市の主な観光名所】


海底部ここまで(ここから本州)
県境の前後区間は合わせて780メートルしかなく、前後のアプローチ道路がとても長い。


門司側と同様、緩めの坂とカーブを経由して地上を目指す。上り坂なゆえ、トンネルが狭すぎて渋滞しやすい。


関門トンネル 起点(NEXCO西日本ここまで)
直進して長府地区・新山口・広島、左折して国道191号方面の下関市中心街へ向かう。 

こぼれ話

  何でか知らんが、ここで「下関市街」に左折するクセを持っている(本当は直進後、一旦は国道2号に出た後で県道57号を使う方が、簡単に関門海峡に行ける)。そもそも下関ICと一体化している上に、あまりにも解説が不親切なので迷う。こんなんだったら、垂水JCTとか大丈夫?

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