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E3九州道　基山PA　下り行き（第2駐車場）

第1駐車場はこちらをクリック

訪問　2020年5月19日
作成　2020年7月11日


E3九州道　基山PA　下り行き（第2駐車場）

　拡幅工事が行われる前の基山PAは、それこそ本当の意味で佐賀県基山町内にあり、県境と隣り合わせになる形で整備されていた。その後、駐車マスの拡大によって、隣の福岡県筑紫野市に跨がる必要が出たため、「上り」は基山町に購買施設を残す一方、「下り」は隣の福岡県側に引っ越しする形で現在に至る。結果、パーキングエリアの名前は変わらないのに、上下線で購買施設の場所が別の県に存在する、極めて珍しいPAとなってしまった。

　拡幅工事に伴い、「下り」方向には「第2トイレ」が増設され、大型車が駐車する本線合流そばに設けることで、トラックドライバーに一定の配慮を行っている。


現在の「第1トイレ」が福岡県側に移動したため、本来の意味での基山PAの道路設備を残す意味から、敢えて佐賀県側に「第2トイレ」を新設させたと捉えることも出来る。SA・PA内で県境を跨いでいる事例としては、他にE41能越道にある能越県境PA（石川県七尾市・富山県氷見市）がある。

パーキングエリアの情報

基本データ（自動販売機のみの営業です）

　

非常電話


第1駐車場と区別するため、非常電話は「基山PA下りB」と記載している。

方向指示標識

※第1駐車場と案内が同じなので、割愛。

施設見学


トイレの隅から駐車場を眺める。第2駐車場は大型車専用となっており、小型車が停まっている光景は見られない。


身障者P（小型車マス用）。第1駐車場と違い、二輪車向けPはココでは勘案されていない。


第2駐車場の整備に合わせて追加されたトイレ。
建物のデザインは第1側と似ているが、便器は少なめ。


トイレの隣に飲料水自販機が5基と、喫煙スペース。
換気機能を持たせた第1駐車場側と違い、第2駐車場側は野ざらしとなっている。


EV車両には優しい充電装置。EVが増設される前は、何があったのだろうか。


……というわけで、第1駐車場がある福岡県へ戻ろう戻ろう！

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