都城志布志道路 下り行き(県境~志布志港)

訪問 2025年4月6日
作成 2025年4月19日

走行記録

県境~末吉IC(一日平均利用台数:約9,000台)


ここから鹿児島県

田園地帯のど真ん中で、宮県からバトンタッチ。
曽於市と合併前の旧・末吉町の領域に入る。


橋野橋
鹿県区間では小規模の橋梁であっても、橋の名前を示したミニ標識を設置している。


緊急退出路(鹿県の管理用施設)

工事用に使われていた仮設道路であり、普段は利用できない。
緊急退出路の部分に非常停車帯があるため、そこだけ空き地が広い。


末吉IC・追越車線 2km
平松城橋(橋の長さ:114.5m)


宮県側と異なり、鹿県側は傾斜角度が極端に大きい箇所がいくつもある。
自動車専用道路(時速80キロ設計)とは言え、速度低下に懸念。


末吉IC 1km


急傾斜な坂に加え、カーブの半径も異様に小さい。コスト削減の末路なのか?


末吉IC 500m


情報表示板(鹿県) 対面通行ここまで
宮県は国土交通省仕様の情報板だったのに対し、鹿県は何となくNEXCO風。


末吉インターの前後で、一時的に付加車線が出現する。
追越をかけるなら今のうちに(次は伊崎田インター付近)。


末吉IC


末吉IC


対面通行 1km先
末吉インターから松山インターまでは2005年に開通した、都志道最古の区間。

末吉IC

末吉IC~松山IC(一日平均利用台数:約9,000台)


車線減少 200m先
2005年に開通した当初は暫定2車線で運用されていた。
県境部の開通に伴い、交通量増大が見込まれることから拡幅に至る。


対面通行 300m先
末吉インターから少し進んで対面通行に逆戻り。
志布志港へ向かう貨物車が主体なため、ココで一気に旅行速度が落ちて荷詰まる。


松山IC 3km 有明北IC 7km 志布志IC 15km
宮県側と異なり、鹿県側は端数表記をしない。


志布志市の境界先で大きな下り坂。
並行するE78東九道と同様、アップダウンの激しい丘陵地が志布志港まで続く。


松山IC 2km


松山IC 1km


松山IC 500m


松山IC


松山IC
志布志市松山地区はコチラへ。

松山IC

松山IC~有明北IC(一日平均利用台数:約8,000台)


有明北IC 3km


有明北インターまでは、現在の上り方向を活用して対面通行。
最初から拡幅用の空き地が確保されており、鹿県がいつ拡幅に踏み切るかが焦点となる。


有明北IC 2km


有明北IC 1km


速度落せ
多分、「有明北 500m」のことを意味しているのだろう。


有明北IC


有明北IC


志布志港方面の出入口と合流。
有明北インターから終点の志布志港までは、主要地方道・志布志福山線のバイパスとして整備。

有明北IC

有明北IC~伊崎田IC(一日平均利用台数:約8,000台)


伊崎田IC 2km
拡幅時はココで車線が入れ替わる。


この先 急カーブ


追越車線 1km先
この標識の先でやや急な左カーブに入る。これを見る限り、どことなく一般道路の雰囲気に近い。


伊崎田IC 1km


伊崎田IC 500m


ここから追越車線
末吉インターの時と同様、伊崎田インターの前後区間は一時的な追越車線が復活する。


伊崎田IC
計画当初は無かった増設インター。


伊崎田IC

伊崎田IC

伊﨑田IC~有明東IC(一日平均利用台数:約8,000台)


有明東IC 1.8km


伊崎田インターの先で追越車線が消滅。ココから志布志インターまで、延々と対面通行が続く。


有明東IC 1km


有明東インターの出口直前で、再び急激なS字クランク。かなりの無理やり感がある。


有明東IC 500m


有明東IC


有明東IC


有明東インターで、有明北インターから続く主要地方道・志布志福山線(現道)と立体交差。


上り方向の出入口と合流。いよいよ志布志へ。

有明東IC

有明東IC~志布志IC(一日平均利用台数:約8,000台)


志布志IC 3km


中島大橋
志布志インターまでは例によって、シラス台地に沿った急カーブと傾斜の大きい坂道が連続する。


志布志IC 2km
この先のとどろ大橋を境に、大きなサグ構造で設計。
高速道路もどきにしては、かなり無理がある。


とどろ大橋
上り坂の後、橋が終わると直角に右カーブ。一般道路っぽい造りをしている。


とどろ橋先の直角カーブを過ぎると、志布志インター寸前まで上り坂。
先ほどのとどろ橋を境に、拡幅用の空き地がいつの間にか入れ替わっている。


志布志IC 500m


E78東九道情報表示板(国土交通省)

志布志インターの予告標識が出たあたりで、台地の頂上に達する。
周辺は志布志町安楽地区の住宅街が広がる。


志布志IC


志布志IC
志布志福山線(現道)及び、E78東九道と平面交差。
志布志市街のほか、E78東九道経由で鹿屋・串間方面へ向かう場合はコチラへ。

<<[E78東九道] 鹿屋方面

乗り換え:[E78] 東九道大隅縦貫道接続)
大隅地方の海沿いをぐる~っと通る高速道路。実質、国道220号のバイパスである。

志布志IC

志布志IC~志布志港


追越規制ここまで / ここから完成2車線
志布志インター以南は、安楽地区の現道活用区間を除き、完成2車線の対面通行で運用される。
現道活用区間を含めた志布志港への直通は、2025年3月に完成し、これを以て都城志布志道路は全線開通となった。


志布志インターのランプウェイをかすめるようにして、志布志港への直通バイパスへと入り込む。


見帰橋でE78東九道と立体交差。
同路線が完成2車線のロースペックであるため、橋梁もミニマムサイズで設計している。


町原大橋
既存の主要道・志布志福山線のバイパス上空に設置した高架橋を走り抜ける。
完成2車線設計だが、大型車が楽に通れるよう、道幅はやや広く確保している。


町原大橋の南寄りで主要道・志布志福山線のバイパス(地上部)と平面交差。
ココから約1km程度は既存の一般道路で現道活用している。


時速50キロ設計
現道活用区間は片側2車線の一般道路だが、元々は拡幅度外視な構造をしていた。
志布志港への直通化を見越して強引な改造を行い、可能な限り交通の障壁を無くしている。


コンビニ前で信号機付きの平面交差点と初めて合流。
現道活用あるあるな光景であり、タイミングが悪いとココで一旦停止となり、時短効果が薄れてしまう。


コンビニ前の平面交差点を過ぎると、志布志港へ向けてシラス台地から離れるべく、急傾斜な下り坂に入る。


下り坂の途中で、 中宮大橋の北詰分岐と合流する。志布志港方面は右側車線へ。
ラインカラーによる舗装案内はされているが、標識はなく、遠方客には不親切である。


中宮大橋・北詰  自転車・歩行者は通行禁止
中宮大橋は自転車・歩行者用の通路を確保していないため、当該は橋を渡れない。


中宮大橋も2025年3月を以て全線開通となり、志布志港へのアクセスが大きく改善された。
それ以前は港湾施設に向かう道路の道幅が狭く、物流で交通障害が多発していた。


中宮大橋の先で盛土となり、左へカーブ。この道中で国道220号と立体交差する。
2025年3月の開通以前は、上り方向「だけ」を活用して、中途半端に一方通行を行っていた。


都城志布志道路・終点
国道220号の先で信号機付き平面交差点となり、その地を以て都城志布志道路は終了する。
周辺は志布志港特有の物流拠点が軒を連ねるほか、フェリーのりばにも近い。


志布志港一帯は様々な船舶が停泊している。
また、重要港だけあり、飼料供給拠点・コンテナ輸送・フェリーターミナルなどが多数形成されている。

志布志港(終点)

<<E10宮崎道・都城方面 都城志布志道路

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