E35西九州道 上り行き(武雄JCT~佐々IC)

訪問 2025年10月5日
作成 2025年10月26日

走行記録

武雄JCT~波佐見有田IC(一日平均利用台数:約7,000台)


[6]佐世保JCT
ここからE35西九州道

E34長崎道・武雄JCTから、波佐見有田・佐世保方面へ向かうE35西九州道へ。


料金所500m 速度落せ

E34長崎道の上下線オンランプが合流し、大きなサグを通る。
サグ部分を活用して西九州新幹線が通過している。


武雄南本線料金所
ここで高速自動車国道の通行料と、波佐見有田インターまでの通行料(普通車:420円)を支払う。


対面通行 800m先


対面通行ここから
4車線区間も多いが、基本的には片側1車線の対面通行で運用されている。


交通量は1万台以下。GW(有田陶器市など)シーズンは猛烈に混む。


波佐見有田IC 6km 佐世保三川内IC 11km 佐世保 27km


矢筈ダムの上空を高架橋で結ぶ。ダムを跨ぐ高速道路は、全国探しても意外に珍しいものでは?


ここから長崎県
ダムの先隣の長崎県へ。波佐見焼があることで知られる。
末端部分の佐賀県は僅か4km程度しかないため、あまり佐賀県にいる感じはしない。


県境の先で一時的に追越車線が復活。約3km程の距離があり、余裕を持って追越可能。


長い下り坂 速度注意


最高70キロ規制(臨時規制時は除く)
4車線に拡幅しても、高速移動にはやや無理のある時速80キロで設計されているため、スピードアップは困難。


対面通行 800m先
左手にPAを誘致できそうな謎の空き地があるが、ただの残土置き場。


左車線へ この先対面通行
管理用施設付近で右側車線が消える。再び対面通行へ。


波佐見有田IC 2km
波佐見町と有田町が異なる場所にあるためか、微妙に文字を空けている。


波佐見有田から別料金です
武雄JCTより西側は区間料金制であり、個別案件。
波佐見有田インターを通過した場合は、そこから佐世保三川内インターの通行料を別途徴収する。


波佐見有田IC 1km
追突注意 車間距離を十分に


波佐見トンネル(長さ:160メートル)
E35西九州道全体では最初となるトンネル。距離は短め。
春の連休・有田陶器市シーズン時は、ココを頭に大混雑が発生する。


トンネルの先で追越車線が復活。
暫定2車線が多い武雄~大塔だが、意外と追越車線は長く作られている。


波佐見有田IC 500m


[2]波佐見有田IC
ハウステンボス・直進


出口標識と実際の出口ランプとの間は、高架橋によってやや遠く離れている。


[2]波佐見有田IC
波佐見・有田・川棚方面はコチラへ。

[2] 波佐見有田IC

波佐見有田IC~佐世保三川内IC(一日平均利用台数:約7,000台)


対面通行 200m先
インターチェンジの前後区間(約2km)だけ追越車線が確保されており、スグに対面通行に戻る。


この先 対面通行
限りなく佐賀県と長崎県の県境に近い場所を通るためか、巨大なサグの連発で山間部を通過する。


追越車線
サグの先で極端な上り坂に差し掛かるため、ハンディキャップの追越車線が登場する。


佐世保三川内IC 2km


登坂車線 終り 長い下り坂 速度注意


坂道を越えると、途端に今度は急激な下り坂が三川内ICまで連続する。かなり両極端。


佐世保三川内IC 1km


料金所 1km


佐世保三川内IC 500m
佐世保市街 直進
佐世保三川内インターの手前で追越車線が復活する。


料金所 500m 速度落せ 佐世保市街 直進


[3]佐世保三川内IC
ハウステンボス・直進

佐世保市東部(三川内地区・早岐地区)・伊万里方面はコチラへ。
平戸・松浦方面へ劇的に遠回りするE35西九州道の迂回路に当たる。


佐世保三川内本線料金所

ここで波佐見有田インターと佐世保 大塔インターまでの合算料金を支払う。
波佐見有田⇔三川内は210円、三川内⇔大塔も210円(いずれも普通車)。

[3] 佐世保三川内IC

佐世保三川内IC~佐世保大塔IC(一日平均利用台数:約8,000台)


設計速度80キロ区間
ここから先は追越車線がかなり確保されているため、お情けで10キロ規制緩和。


次のインターまでは約3kmほどの距離があるが、3段標識などは特に存在しない。


三川内トンネル(長さ:240メートル)
上空はゴルフ場。シェードが出口にあるため、実際には250m程度。


今までの区間と同様にアップダウンがかなり激しく、軽自動車にはなかなか厳しい。


それなりに交通量はあるものの、それでも1万台割れを起こすことも少なくない。
あくまでも並行する国道35号の渋滞を回避する地元民の利用が主だろう。


この先 対面通行
起点から3kmほど進んで車線減少。時速80キロ規制緩和もココまで。


対面通行ここから
跨線橋の幅員と空き地を見る限り、拡幅用の土地は確保されている。


大塔 ハウステンボス 出口2km 本線直進 出口右折


最高70キロ規制(臨時規制時は除く)
佐世保大塔インターの直前までは、下り坂が続く。


佐世保大塔IC 1km


佐世保大塔IC 700m
大塔から別料金です

そのまま連続走行する場合は、先にある佐世保大塔料金所で佐々インターまでの通行料を支払う。


[4]佐世保大塔IC


[本線] 佐世保市街 平戸 松浦 / 大塔出口 ハウステンボス

右から退出するという、奇妙な構造をしている。お間違えのないように。


[4]佐世保大塔IC
早岐地区・ハウステンボス・西海方面はコチラへ。


変則的な出入口になっているのは、佐世保市中心部・平戸・松浦方面の延伸が決まるまでは、佐世保大塔インターでE35西九州道が終点となっていたことの名残。その関係で、中心部へ向かう出入口とE34長崎道へ向かう出入口とでは、立地場所が大きく異なっており、両者を行き来する過程で全く別の路線に乗り継ぎを行っているかのような錯覚を受ける。

なお、地域高規格道路「西彼杵道路」の起点としてジャンクション化する構想もあるが、現実としては接続する国道205号針尾バイパスが4車線道路の形で開通する程度に留まっており、全区間自専道で整備する計画も現道活用方式の採用などで見直しを行うなど、実質的に棚上げ状態となっている。


料金所 800m 速度落せ
拡幅を想定しているため、チグハグした形で高架橋区間を通過する。


料金所 500m


料金所 200m
右に大きくカーブして佐世保市街へと向きを変える。本線というよりかは、ランプ同然。
アクセス道路は片側2車線分の用地を確保しているが、当面は片側1車線。


佐世保大塔本線料金所

ここで佐々インターまでの通行料を支払う。普通車は最大370円。
ETCの場合は退出したインター次第で通行料を減額する。

乗り換え:西彼杵道路(西海パールライン有料道路接続)
佐世保と長崎の間を、西海市のある西彼杵地域経由で結ぶバイパス道路。

[4] 佐世保大塔IC

佐世保大塔IC~佐世保みなとIC(一日平均利用台数:約26,000台)

対面通行時代の思い出(大塔~佐々)


一般道路と合流し、ここから佐世保市街・平戸口方面を目指す。
以前はいきなり対面通行だった事もあり、合流地点から深刻な渋滞が発生していた。


拝啓、E35西九州道。4車線化、極楽であります!


車線減少 300m先
大塔インター通過後にアップダウンがあり、これが原因で速度低下が生じていた。


対面通行 300m先
2025年10月地点では、大塔インターから少し進んで対面通行に戻る。


ここから対面通行
佐世保みなとIC 3km 佐世保中央IC 5km 平戸 42km


沖新高架橋
当面は後付けで増設された下り方向の車線を暫定的に使い、対面通行で乗り切る。
以前からある上り方向はリフレッシュ工事のため、当面、長期封鎖。安全な形での復帰を望む。


佐世保みなとIC 1.3km
暫定的に下り方向の車線を活用しているため、情報表示板もそちらへ移設。


天神山トンネル・下り(長さ:910メートル)


2025年3月以降、当面は下り方向のトンネルを活用して対面通行。最新式なだけあり、内装はキレイ。
上り方向は路面がガタついているため、安全に通行できるようにするための改造工事を行っている。


[5]佐世保みなとIC
巨大化した旧・公団文字との共演は貴重かも?


[5]佐世保みなとIC
佐世保港・佐世保駅方面はコチラへ。

[5] 佐世保みなとIC

佐世保みなとIC~佐世保中央IC(一日平均利用台数:約19,000台)


隣の佐世保中央インターまでは、佐世保港のすぐ脇を高架構造で通過している。
佐世保港と佐世保市街の間に殆ど用地がなく、やむなく高架構造で切り抜ける必要があったため。


佐世保みなとインターからしばらくは、いわゆる本線の北側に下り方向の高架橋を新設する予定。
ココだけ海を跨ぐ構造なだけに難工事が予想され、2025年10月地点でも進捗は鈍い。


しばらくして不自然な空白地帯が生まれる。
ここから佐世保中央インターまでは、両脇に付加車線(高架橋)を設置する。


佐世保中央IC 2km
この辺で佐世保駅前を通過。


両脇を増設する工事を行っているため、道幅が異様に狭い。
先程の天神山トンネルリニューアル工事も含め、大塔~中央の4車線化が待ち遠しい(完成時期は不明)。


対面通行ここまで
佐世保駅周辺の高架区間を過ぎた先で、対面通行は終了。


佐世保中央IC 1km


対面通行ここまで(追越車線の距離:約95,000メートル)
佐世保基地の近所で追越車線が復活。ここから佐々インターまで、久しぶりの4車線構造。


佐世保中央IC 500m


佐世保基地の脇を通過。ここだけシェルターで覆われている。


[6]佐世保中央IC


[6]佐世保中央IC
佐世保市役所・佐世保市中心部・九十九島方面はコチラへ。
以前はここから無料となっていたが、大塔から連続走行した場合に限り、有料道路が継続される

[6] 佐世保中央IC

佐世保中央IC~相浦中里IC(一日平均利用台数:約28,000台)


トンネル内追突事故多発
4車線化以前は、合流+上り坂+すぐトンネル+対面通行という悪条件が重なり、最悪の渋滞地帯となっていた。
拡幅した後は車を捌けるようになり、以前に比べて渋滞がある程度抑制されている。
(そらかさんの話)4車線化できて、よかったね。


弓張トンネル(長さ:2,600メートル)
E35西九州道最長トンネル


弓張岳の直下をトンネルで結ぶ。入口からやや急傾斜な坂道が続いており、対面時代は足を引っ張っていた。


道の駅させぼっくす99 2km


相浦中里ICで乗り直した場合も連続利用と同一料金
佐世保中央インターより西側は無料だが、ETC利用時は乗り直して節約しようとするフラチな利用が想定された。
そのため、途中退出しても、一定時間内に再度乗り直した場合は、大塔からの連続利用と見なして課金する。


竹辺2号橋
傾斜角度の大きい下り坂。対面通行時代は速度低下の確信犯だった。


相浦中里IC 500m


竹辺1号橋
高架下でE35西九州道に平行するMR松浦鉄道と立体交差。
MR線と一般道は山裾を大きく蛇行するため、開通以前は佐世保市街との連絡に時間を要していた。


[7]相浦中里(あいのうら-なかざと)IC


[7]相浦中里(あいのうら-なかざと)IC
佐世保市の郊外である相浦地区・左石地区方面はコチラへ。
インターに隣接する形で道の駅が設置されている。

[7] 相浦中里IC

相浦中里IC~佐々IC(一日平均利用台数:約19,000台)


相浦中里インターの前後は、大きなサグ構造。
やはり対面通行時代は速度低下で足を引っ張っていた。


真申川橋
ココで相浦中里インター以降で並走する国道204号と立体交差。
佐世保中央インターより西側のE35西九州道は、同国道の実質バイパス扱いである。


峠を越した所で、隣の佐々町へ。
ウワサでは、パーキングエリアを誘致できる空き地をココに確保しているのだとか。


口石大橋
連続高架橋の道中で、佐世保郊外である佐々町の街並みが見えてくる。


佐々IC 1km


佐々IC 500m


佐々インターに差し掛かる寸前で追越車線が消滅。ここから先は完成2車線。
当面はこの構造だが、将来的には今の走行車線がそのまま出口ランプに変更される予定。


[8]佐々(さざ)IC


[8]佐々(さざ)IC
佐々町のほか、佐世保市小佐々地区方面はコチラへ。
佐々インターから平戸口へ向かう本線の早期開通に期待したい。


出口ランプの一角にETCアンテナがあり、ETC利用者は利用区間に応じて通行料を減額・調整する
佐世保大塔インターから佐々インターまでの通行料は、普通車で370円。


市道と合流し、武雄~佐世保エリアのE35西九州道は終了。
交差点を直進すると、江迎地区・平戸口方面へショートカットできる。

[8] 佐々IC

[E35] 西九州道 [E35西九州道] 平戸口・松浦方面>>

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