E9山陰道 下り行き(浜田IC~須子IC)

訪問 2021年5月6日
再編 2021年12月10日

走行記録

浜田IC~相生IC


[4]浜田IC 浜田道から乗り換える形で山陰道へ。


相生IC 2km 竹迫IC 4km 山口 126km
先ほどまでの下段部は益田市役所を案内していたが、ココに来て山口県庁までの距離に変わる。


設計速度60キロ 対面通行 道の駅ゆうひパーク浜田 この先4km
元々が一般道路スペックのバイパスで作られたため、道路の造りも一般道のソレと同じ。


第1高佐高架橋(長さ:95.4m)


相生IC 1km
以前は一般道で見かける交差点標識を採用していたため、差し替え後の出口標識が小さい。


高佐トンネル(長さ:685メートル)
トンネル標識は一般道路のソレ(白地+青文字)と同じ。ココは交換しなかったか。


米子道路にもあった歩行者用の通路が共存しているため、車道部分の道幅が狭い。


相生(あいおい)IC
トンネルを抜けるとスグに出口。浜田市中心部・JR浜田駅方面はコチラへ。

相生IC

相生IC~竹迫IC


国道186号の上空を跨ぐ。橋梁の道幅が普通の国道と同じで、やっぱし狭い。


益田方面の相生ICランプ。一般道路のソレと同じなので、合流車線も極端に短い。


相生第1トンネル(長さ:733メートル)
2つの相生TNが続くこともあり、ココでは四国の高速道路で見かける連続TN標識で対応。


竹迫ICまでは歩行者通路が共存しているため、ココでも車道に対して道幅上の制限が掛かる。


竹迫IC 500m 設計速度60キロ 相生第2TN(長さ:386メートル)


竹迫(たけざこ)IC
相生第2トンネルを抜けると、スグに竹迫インター。同時に、歩行者通路の並走もココまで。


竹迫IC 浜田市中心部は、ココからでも行ける。

竹迫IC

竹迫IC~原井IC


道の駅ゆうひパーク浜田 1km


道の駅ゆうひパーク浜田 500m


ここから時速70キロ(規制緩和) 道の駅ゆうひパーク浜田 250m
竹迫インターからのランプと合流する形で、隣の原井インターまで4車線区間となる。
その影響もあり、ココから先は時速70キロ規制まで緩和される。


道の駅ゆうひパーク浜田

道の駅ゆうひパーク浜田(下り行き)


原井IC 900m
先に原井インターが来て、その次に浜田港インターという構図。


対面通行 1km先
付加車線の距離は竹迫~原井の約2km程度しかない。
右手に事実上の山陰道サービスエリアである道の駅が見える。


原井IC 400m


みなと原井大橋
山陰道の延伸に合わせ、それまで現在の上り方向で対面通行を行っていたモノを解消。
幅員自体は旧・上りと同じだが、高速移動が出来るよう、若干改造している。


原井IC
大抵の車両がココで旧道に戻るため、ココから先の山陰道は益田方面の利用客にほぼ絞られる。


原井IC / [無料区間] 次は浜田港IC
今後の拡幅を見越して、直進後に左側車線が消滅。但し、拡幅を想定した設計になっている。
先の急カーブは、拡幅の際にある程度緩和するものとみられる。

原井IC

原井IC~浜田港IC


浜田港IC 500m
原井ICの先で左側車線が消滅する。正直、この構造は暫定対応であっても危ない。


小さめのカーブで左に曲がる。この辺りは将来の4車線化に含みを持たせている。


浜田港IC


浜田港IC / [無料区間] 次は西村IC
浜田港・浜田市弥栄地区はこちらから。

浜田港IC

浜田港IC~西村IC


浜田港インターから先は市街地から離れ、再び内陸沿いを走る。


時速70キロ規制(設計速度80キロ)
幅が狭かった浜田バイパスと異なり、浜田・三隅道路は最初から高速道路スペックで作られているので、まあ、快適。


拝啓、E9山陰道


拡幅を見越した空き地が右側に広がる。


西村IC 6km 石見三隅IC 12km 山口 119km
浜田道路の時と同様、下段部は益田市役所ではなく、山口県庁までの距離を示している。
山陰道は須子ICで国道191号経由に変わるため、ココでは下関方面の距離は示さない。


吉地第1トンネル付近まで、やや傾斜角度の大きい下り坂が続く。


給水塔のスグ下にトンネル。技術人の苦労が滲み出る。


中内田トンネル(長さ:570メートル)


内田高架橋 周辺は内田町地区の集落がある模様。


塚ヶ原山トンネル(長さ:1,790メートル)


西村ICまでは2015年に開業したこともあり、トンネル内はまだピカピカの状態だった。


周布川大橋 ココで平地になり、上り坂へ。繁忙期は渋滞が起きかねない。


西村IC 2.3km 吉地第1トンネル(長さ:200メートル)


吉地第2トンネル(長さ:1,170メートル)
手前の吉地第1トンネルとは隣接状態であり、実質、約1.4kmほどの距離に達する。


西村IC 600m 道の駅ゆうひパーク三隅 IC出口より3.8km


西村IC 道の駅ゆうひパーク三隅 IC出口より3.8km


西村IC / [無料区間] 次は石見三隅IC

西村IC

西村IC~石見三隅IC


西村高架橋


拝啓、E9山陰道


浜田道エクスプレス(中国ジェイアールバス)
益田or江津⇔浜田⇔大阪駅を結ぶ高速バス。山陰道開通後は、こちらを通るようになった。


偶然捉えた写真とは言え、益田or江津・浜田と大阪駅とを結ぶ高速バスは、1日2往復と、何も知らないと殆ど運に近い高速バス。コレには、肝心のJR山陰本線が京阪神へダイレクトに向えない貧弱な交通事情を物語っている。出雲市駅より西側の戦力外通告も現実味がありそうで、先行きは暗い。


石見三隅IC 4km 山口 111km
2021年現在では石見三隅インターから先が繋がっていないため、暫定2段表記。


原川橋


折居川橋
立て続けに高架橋と切り通しが続く。右手には日本海が広がり、晴れていればホントに快速である。


対面通行ここまで
石見三隅インターの手前で一時的に追越車線が復活する。
単に盛土ばかりで、パッシングをするに必要な用地が確保しやすかったからか?


石見三隅IC 2km


車線減少 走行注意 左へ
追越車線の距離は1km程度と、正直、満足行くものではない。


石見三隅IC 1km ここから対面通行


石見三隅IC 500m 白砂高架橋


石見三隅(いわみ-みすみ)IC
ココで浜田道から続いてきた、浜田市区間の山陰道が終わる。


石見三隅IC
浜田市三隅地区はコチラで。益田市中心部に近い遠田ICまでは、2025年度の開通を予定している。

石見三隅IC

遠田IC~久城IC(一日平均利用数:約8,500台)


遠田IC
事実上の飛び地である益田道路の起点。ココから山陰道経由で津和野・山口方面へ。


2021年現在では仮措置として、出入口がそのまま本線と直付けする構造を採っている。
浜田方面の山陰道と接続するための盛土は既に存在し、後で改築する見通し。


萩・石見空港IC 8km 山口 86km
途中の一般道乗り継ぎ区間にある平面交差点までの距離は無視。
これを察するに、将来的には平面交差の見直しに含みを持たせている。


終点の須子ICまでは、上り方向を活用して対面通行が行われる。
久城ICまでの反対側は、単純に山陰道本線の拡幅目的で確保されるに留まる。


時速60キロ規制
設計上は時速100キロまで耐えられるように作られている。
現状は対面通行+一般道乗り継ぎの手間も含め、かなり低速規制に設定。


久城IC 500m


まだ2km程度しか走っていないが、一般道乗り継ぎに接続するため、高台から下りる。


久城IC 300m


久城IC(自専道ここまで) / ここから島根県道333号久城IC線
ココで一旦、自専道が終了。島根県が先行して整備した一般道区間へ乗り継ぐ。

久城IC

久城IC~高津IC(現道活用区間)


島根県道333号久城インター線
久城IC~高津ICまでは、島根県が整備した県道を利用して乗り継ぎを行う。
山陰道の一部扱いにされており、江津市にあった浅利渡津線の二番煎じ感が漂う。


山陰道の側道扱いなので、県道の整備もややザツ。
跨線橋も車両2台+歩行者分の幅員で完成している。


益田市道との交差点 この先300m
ココでJR山陰本線と立体交差し、地上部に設けられた市道との交差点へ向けて急傾斜な下り坂を通る。


現道活用扱いのr333は、その隣に4車線分の自専道整備が行える空きスペースを確保している。


益田市道・中吉田久城線交差点
左折すると市役所・JR益田駅といった市街地に向かう。
r333初開通時はココから県道がスタートしていた。


益田川を渡る。橋梁の前後区間は傾斜がやや大きく、快適な走行とは言いづらい。


下関 154km 山口 83km 津和野 24km
いずれも須子ICで繋がる国道9号経由の距離。


県道沿い(益田市中島町地区)には、コンビニや給油所などのロードサイド店舗が点々とある。
渋滞の引き金を作るモノの、あくまでも地元優先の県道扱いなので、こればかりは仕方ない。


つなげよう山陰道(浜田⇔石見三隅⇔益田⇔田万川⇔萩)
県境部も含め、高速道空白地帯にも並行路線扱いで山陰道が出来つつある。


高津川橋を渡る。立派な橋梁だが、コレを自動車専用道路として転換するかは謎。


高津IC交差点 島根県道333号久城インター線・終点
高津川橋を過ぎると、そのまま急傾斜な坂道を経て、国道191号と合流する。


高津IC交差点
石見空港・津和野・山口方面は直進、益田市街・広島方面は左折、萩方面は右折しよう。

高津IC

高津IC~萩・石見空港IC(一日平均利用数:約9,500台)


交差点を過ぎても、その奥にある自専道との切り替え交差点部分までは一般道路。


高津IC(ここから自動車専用道路)
一般部との交差点の先で、再び自専道がスタート。高津~須子は2007年に開通した。


萩・石見空港IC 4km 山口 82km
遠田・久城の時と同様、本線部がそのままランプウェイのように建設されている。


実際に出入口が再整備された際に、改めてランプウェイ建設を行うものとみられる「イカの耳」がある。


高津IC以降は、空港がある万葉公園の方へ旋回する。
ココだけ見ると、4車線化した時に十分なスピードを出せそうな雰囲気。


萩・石見空港IC 900m


万葉トンネル(長さ:502メートル)
万葉公園の間下を潜る。益田道路単独では唯一のトンネル。


[ ]萩・石見空港IC トンネルを出るとスグに出口。


[ ]萩・石見空港IC / 次は終点 石見空港・万葉公園はコチラへ。


萩・石見空港の利用者数が【お察し下さい】程度なのを勘案し、空港の購買施設などを道の駅に活用するという案があってもいいのでは……?(能登空港・大館能代空港の二番煎じ。山陰道のサービスエリアとしての利用が期待できるかも)

萩・石見空港IC

 

萩・石見空港IC~須子IC(一日平均利用数:約9,500台)


萩・石見空港ICの西寄りには高津川が流れており、河川の上空で出入口ランプが合流する。


国道9号 京都から500キロ
益田道路(自専部)に設けられたキロポストは、一般道路のソレと同じ。


須子IC(暫定対応)

写真の場所で大きく左にカーブする。将来的には改めて立体交差とした上で、須子ICが新設される。
事業中の益田西道路は、石見臨空ファクトリーパークに迂回し、戸田小浜駅の近所に至る予定。


600m先 終点 速度落とせ


山陰道(益田~萩間)早期整備実現
(速道そらかさんの話)一本化するの、私が50代過ぎてからでしょうな……


300m先 終点


角井西交差点(須子IC)
国道9号現道と合流。津和野・山口・吉賀方面は右折。


益田西道路の末端である戸田小浜駅付近のインターチェンジが出来るまでは、国土開発幹線自動車道で定められた「山陰自動車道・鳥取益田線」の終点という位置づけになっており、鳥取から続いてきた山陰道は、一部現道区間の乗り継ぎも含め、この地でひとまず終了となる。この先、田万川・萩・長門市方面は別枠扱いであり、このインターを境にして山陰道の雰囲気はより一層、ローカル色を強めていく。

須子IC(角井西交差点)

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