E56松山道 上り行き(宿毛方面~大洲IC)
訪問 2021年7月11日
作成 2022年2月6日
走行記録
[30]津島岩松IC ここからE56松山道
宿毛・愛南町方面からの国道56号を宇和島市街へ向かう途中、写真の場所でE56松山道がスタートする。
線区単位の事業名としては、当インターから宇和島北インターまでは「宇和島道路」となっている。
この先 自動車専用道路 (無料区間)西予宇和まで
2021年現在では暫定的に平面交差で対処している。
宿毛・愛南町方面に延伸した際には、何らかの立体交差に切り替わるだろう。
岩松トンネル(長さ:500メートル)
自専道に入ってスグにトンネル。
ここから時速70キロ規制(設計速度80キロ・完成2車線)
宿毛・愛南町方面から津島高田インターまでは完成2車線。
その割に分離措置などは暫定2車線のソレと同じ。拡幅の意図があるのでは?
岩松川・岩松川橋(橋の長さ:262メートル)
宇和島市津島町の山奥から流れる河川。ウナギやアサリなどが獲れる。
津島高田IC・道の駅津島やすらぎの里 2.4km
近家トンネル(長さ:1,829メートル)
津島高田インター寸前まで続く長距離トンネル。内部で若干の傾斜が付く。
[29]津島高田IC
道の駅津島やすらぎの里 IC出口より150m
[29]津島高田IC
宇和島市津島地区・道の駅津島はコチラへ。
[29] 津島高田IC
追突注意 車間距離を十分に
津島高田インターから先は完成4車線(暫定2車線)での設計に変わる。
ただ、車線拡幅に必要な片方向分の敷地などは、殆ど確認できない。
新松尾トンネル(長さ:2,031メートル) 宇和島道路最長トンネル
津島地区と旧・宇和島市との間にある津島峠をトンネルで結ぶ。宇和島道路単独で見れば最長距離。
トンネル出口まで、ほぼ一直線で結ばれている。
現道となる国道56号は一山越えた後でトンネルとなるため、2代目となる宇和島道路は快適。
追越車線 100m先
津島峠を越えた後は、やや傾斜のある坂道を下りつつ、追越車線が出現する。
宿毛・愛南町方面から見た場合、E56松山道では最初の追い越し区間。
右側車線が消滅する寸前で、宇和島道路の元となった国道56号現道がチラッと見える。
ここから対面通行
対面通行に加えてトンネルも目立つが、交通量としてはこの先の宇和島市街に比べれば随分少ない。
余程のことがない限り、津島高田~宇和島南の4車線化は困難だろう。
祝森TN(746m)→石丸TN(693m) / 合計:1,439メートル
石丸トンネル(長さ:693メートル)
内屋谷トンネル(長さ:347メートル)
宇和島南IC 900m
宇和島南IC 500m
[28]宇和島南IC
ココまでが宇和島道路第2期区間。
[28]宇和島南IC
寄松地区・三浦半島方面はコチラへ。
[28] 宇和島南IC
宇和島南インターから先は、先発で開通した「第1期」区間。
当初から拡幅を見越した設計で、大洲・松山方向に拡幅用の空き地がある。
大洲・松山方面のランプウェイと合流し、正式に第1期区間が始まる。
宮下第1トンネル(長さ:333メートル)
初期に開通した宇和島南~宇和島北は、どことなく一般道路っぽい雰囲気が漂う。
宮下第2トンネル(長さ:487メートル)
[26]宇和島別当IC(大洲・松山方面の出入口のみ)
宇和島坂下津IC 400m
坂下津トンネル(長さ:270メートル)
別当インターでは退出できないため、当該地区へは隣の坂下津か、手前の宇和島南から。
[26]宇和島坂下津IC
[26]宇和島坂下津IC
宇和島港・宇和島市中心街はコチラへ。国土交通省が推す道の駅は、ココから向かうと早い。
[26] 宇和島坂下津IC
宇和島港付近は高架構造になっている。チラッとではあるが、宇和島城も確認可能。
左カーブする途中で拡幅スペースを確認できる。
4車線化する際はこの辺で、上下線拡幅の場所が入れ替わる。
[25]宇和島朝日IC(大洲・松山方面の出入口のみ)
(国道56号経由) 松山 92km 西予市宇和地区 20km
住吉トンネル(長さ:373メートル)
朝日インターを過ぎるとスグにトンネルに。
距離案内は宇和島北インターから国道56号で向かう場合の話。
朝日~宇和島北に並行する旧道は商業施設や民家が多いため、移動に時間が掛かる。
それを回避する理由から宇和島道路を使うも、対面通行なので結局は詰んでしまう。
藤江トンネル(長さ:885メートル)
津島岩松インターから続いてきた宇和島道路における、最後のトンネル。
[24]宇和島北IC
トンネルを出てスグに、出口とE56松山道本線が分岐する。
[24]宇和島北IC 宇和島道路ここまで
宇和島市吉田地区・西予市明浜地区はコチラへ。一連の宇和島道路も、ココで終了。
[24] 宇和島北IC
[24]宇和島北IC ここから高速自動車国道
宇和島北インターより先は、高速自動車国道としてのE56松山道となる。
国道56号と立体交差。この先、大洲北只インター付近まで国道56号から離れる。
国道は豊後水道沿いをなぞるように通っているのに対し、E56松山道は東寄りにショートカットして結んでいる。
高光トンネル(長さ:270メートル)
宇和島北インターから先は緩めの上り坂が続く。
宇和島道路(南→北)と異なり、幅員も広く確保され走りやすい。
西予宇和インターまでは無料なので、海沿いを通る国道を避けて通るドライバーが目立つ。
対面通行だらけで追い越しができる場所が限定されていることから、流れが悪くなりやすい。
三間IC 2.5km(道の駅みま)
道の駅どんぶり館 14km
大洲インターまでには休憩施設が無いため、インターそばの道の駅で代替。
中畑トンネル(長さ:509メートル)
三間IC 1.3km(道の駅みま)
インター出口標識に道の駅案内をまとめて掲載。全国共通フォーマット策定前のモノで、かなり違和感。
新屋敷トンネル(長さ:373メートル)
GS出口より1km以内(他人事)
三間IC 600m(道の駅みま)
道の駅みま 300m先出口
コレも道の駅隣接型の出口標識デザインが策定される前のもの。
[23]三間IC(道の駅みま) 四万十川方面
[23]三間IC(道の駅みま) 四万十川方面
宇和島市三間地区・鬼北町・四万十川沿い(四万十町)はコチラへ。
[23] 三間IC
追越車線 1.5km先
対面だらけなので煮詰まる。拡幅の見込みはない様子。
岩倉トンネル(長さ:120メートル)
西予宇和IC 9km 大洲北只IC 25km 松山 81km
西予宇和インターで有料区間の切り替わりが発生するが、この段階ではその旨の説明はない。
対面通行ここまで
車線減少 左へ
右側車線が出たのとほぼ同じタイミングで、車線減少の標識が出現。
距離的に見れば1km程度なのであまり利用したがらない。しかも謎の痕跡も残されている。
ここから対面通行
対面通行区間は、現在の下り(宇和島方向)を活用して運用。
宇和島市三間地区と、西予市宇和地区の間に阻む歯長峠に差し掛かる。
歯長トンネル(長さ:2,053メートル)
E56松山道全体で見れば関脇クラスに入る程の長距離トンネル。
歯長峠をほぼ一直線で結んでいる。トンネル内も坂道が殆ど無いため、条件が揃えばかなり快速だろう。
愛媛県西予市(せいよ-し)
合併で巨大化した宇和島市から、ようやく脱出。
西予市は東宇和郡+三瓶町が合併して発足した自治体。
峠を越すと、右手にポツポツと集落が見えてくる。
道の駅どんぐり館 3km 内子PA 36km
ホントは道の駅と内子の間に「西予市PA」の計画があるも、進展なし。
この先の大洲市内にはSA・PAがなく、休憩施設空白地帯がしばらく続く形になる。
肱川(ひじかわ) 下川大橋(橋の長さ:165メートル)
この先の大洲道路でもランデブーする肱川だが、ココは上流。川幅も狭い。
西予宇和IC・道の駅どんぶり館 2km
西予宇和IC 1km 道の駅どんぶり館 IC出口より300m
西予宇和IC 500m GS出口より1km以内(他人事)
無料区間 最終出口 道路情報板(NEXCO西日本)
前述の通り、直前になって有料との切り替わりを示す案内が出てくる。
[22]西予宇和IC 無料区間最終出口 道の駅どんぐり館
[22]西予宇和IC 無料区間最終出口
宇和島方面から続いてきた無料区間は、ココで終了。西予市方面はコチラへ。
[22] 西予宇和IC
時速70キロ規制 ここからNEXCO西日本(有料道路)
西予宇和インターと次の大洲北只インターとの間は、NEXCO西日本が管理する有料道路。
前後の道路が無料であるため、有料道路が浮き島・飛び地のように見えてしまう。
拝啓、E56松山道。飛び地の有料区間、今後どうなるのでしょう?
合併前の西予市の東側を通る。見た感じ、三間~西予宇和の時と風景は変わらない。
大洲北只IC 14km 大洲肱南IC 16km 松山 70km
大洲南インターがハーフなので、その次の肱南インターを案内。
大洲道路はインターの間隔が極端に短く、北只と肱南は約2km程度しか離れていない。
西予市PA予定地(NEXCO西日本の管理用施設)
本来はココにPAを作る予定だったが、諸事情で中止。
風景としては先程の宇和島→西予市の時と同じ。
但し、有料で「冷やかし」がいない分、前方車両を殆ど見かけず、かなり快速である。
伊崎トンネル(長さ:570メートル)
標識と実際のトンネルとは結構離れている。
[E11高松道経由] 高松西ICへ200km
あくまでNEXCO西日本管内にだけ設置されており、国土交通省管理区間は無視。
また、E56松山道の起点である川之江ではなく、四国島の基準となる高松西インターからの距離を指している。
西予市と大洲市の境目となる鳥坂峠に差し掛かる。
鳥坂トンネル(長さ:3,210メートル)
E56松山道最長トンネル
無料区間を含めて、E56松山道では3kmを超える横綱級のトンネルへ。
最初から平らだが、概ね、隣の大洲市に入るあたりから下り坂に。ほぼ直線なので比較的快適。
愛媛県大洲市(おおず-し)
特に標識類はないが、トンネルの道中で隣の大洲市に入る。
大洲市中心部とはかなりの高低差があるため、ここから下り坂。
下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)
麓と鳥坂峠との間は大きな高低差があるため、距離に考慮して傾斜角度もそれなりに大きく設計。
対面通行ここまで
ここから松尾料金所までの約2kmで、再び、追越車線が復帰する。
三間インター先の付加車線が極端に短かったのとは対称的。
この先 急カーブ
急カーブ注意!!(最小半径500m)
長谷川橋
松尾料金所まではダイナミックにカーブしながら、谷間を通過して行く。
大洲松尾本線料金所 800m
大洲松尾本線料金所 500m
大洲松尾本線料金所
ここで西予宇和インターからの通行料を支払う。おねだんは普通車680円。
[E56松山道] 燃料切れに注意! 石鎚山SAまで86kmGSなし
伊予灘SAには給油施設がないため、一般道路のガソリンスタンドで補給するしかない。
大洲北只IC 2km
大洲北只IC 1.2km
大洲北只IC 700m
黒木トンネル(長さ:420メートル)
[21]大洲北只(おおず-きたただ)IC
直進・[E56松山道] 大洲市街
この先の大洲南インターはハーフインターで退出できないため、用事がある場合には注意を。
[21]大洲北只(おおず-きたただ)IC 直進・[E56松山道] 大洲市街
大洲市中心部のほか、八幡浜・伊方町(佐田岬経由・大分県方面)はコチラへ。
将来は何らかの形で、国道197号バイパスの「大洲・八幡浜道」と接続する方針。
右手に大洲南インター付近の街並み・国道56号現道が見えてくる。
高速自動車国道(有料・NEXCO西日本)ここまで
写真の場所で、高速自動車国道と大洲道路が入れ替わる。
飛び地運用だったNEXCO西日本は、無料の大洲道路を通るため、一旦途切れる。
乗り換え:大洲・八幡浜道(佐田岬・九州方面接続)
難所となる大洲~八幡浜の峠越えを、自専道でカバー。
[21] 大洲北只IC
ここから大洲道路
写真の場所で大洲道路(無料)がスタート。
後付けで四国横断道と繋がった部分であるため、大洲道路現道までは長い下り坂が続く。
対面通行ここまで
大洲南インターの手前で、再び追越車線が復活。
大洲道路の大半でマトモに追い越しが可能であり、貴重なパッシングエリアとなっている。
[20]大洲南IC(松山方面の出入口のみ)
大洲南インターは松山方面の出入口に絞ったハーフインターなので、素通りのみ。
大洲南の代役は、その少し先にある大洲肱南インターが担う。
大洲肱南IC 500m ここから設計速度80キロ
4車線化済みの大洲道路は時速80キロでの走行まで緩和。
対面通行時代は、これより低く速度を抑えていたとされる。
[19]大洲肱南(おおず-こうなん)IC
[19]大洲肱南(おおず-こうなん)IC
大洲市役所・大洲城の街並みはコチラへ。
[19] 大洲肱南IC
(国道56号現道経由) 松山 54km 内子 14km
ココも宇和島道路の時と同様、国道56号を経由した場合の距離を指している。
大洲大橋(橋の長さ:230メートル)
大洲市の中心部は、この河川沿いに集中していることから、バイパス開通前は酷い渋滞に悩まされていたという。
大洲冨士IC 1km
大洲道路「だけ」使うドライバーが多いのか、左側車線に車が偏り過ぎて戻れない(--;
時速80キロ設計
大洲冨士IC 500m
左に見える側道は国道197号。
[18]大洲冨士(おおず-とみす)IC
冨士インター付近は小刻みカーブ。
[18]大洲冨士(おおず-とみす)IC
鬼北町・梼原町方面はコチラへ。
[18] 大洲冨士IC
(国道56号経由) 松山 52km 内子 12km 松山方面右車線
まもなく無料区間の最終出口となるため、有料・無料それぞれの車線にロードペイントを施している。
(国道56号) 無料区間最終出口 左車線へ
ここから時速60キロ規制
(国道56号) 無料区間最終出口 左車線へ /
直進・松山方面
大洲北IC 800m
直進・E56松山道(有料) 松山方面
冨士山トンネル(長さ:396メートル)
大洲市の小高い冨士山の名前を刻んだトンネルだが、実際には少し南に離れている。
[17]大洲北IC 直進・E56松山道(有料) 松山方面 ここから対面通行
出口と本線との分岐点。本線経由でそのまま片側1車線に逆戻りする。
[17]大洲北IC
大洲市長浜地区・JR伊予大洲駅方面はコチラへ。
[17] 大洲北IC
大洲インターまでは高架区間となっている。
現道との接続を考慮しており、高架下には一般道路スペックのバイパスが整備。
時速60キロ規制・対面通行
高架区間も時速80キロ設計だが、対面であることを理由に大きく速度を抑制している。
一般道の大洲インター出入口交差点を境に、高速道路の向きが大きく東方向に変わる。
四国横断道から、四国縦貫道としてのE56松山道に切り替わる瞬間。
大洲料金所 1km
[16]大洲IC(松山方面の出入口のみ) 大洲道路ここまで
大洲インターはハーフなので退出できず、そのまま次の内子五十崎インターへ誘導される。
宿毛・愛南町から続いてきた長き四国横断道。その続きは、縦貫道に託す。
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