山陽本線・宇部線 宇部駅

訪問 2023年8月14日
作成 2023年9月20日

 


山陽本線・宇部線 宇部駅

 宇部(うべ)駅は、山口県宇部市西宇部南4丁目に設置されている、山陽本線・宇部線の駅。宇部新川方面に迂回する宇部線の終点駅である

駅の情報

基本データ

        

入場券・乗車券


2023年8月14日訪問(MV50型感熱式MV端末発券)


2023年8月14日訪問(HT50 / JR西日本テクシア製)

駅スタンプ

駅名標


宇部線用の駅名標は用意されていない。

施設見学

改札周辺


駅舎内を眺める。現在の建物は1986年に作り替えられたものである。


環状イスがある待合室の隣には、JR西日本系列が運営する立ち食いうどん店がある。
飲食物を伴う提供を行う駅は、新山口駅以来。


自動券売機は2基あり、うち1基はみどりの券売機プラスが導入されている。
2021年2月末で窓口は廃止され、その役割を券売機プラスに託した。


宇部線と接続していることもあり、当駅の自動改札機はフルスペック。


改札を出て、右手に宇部線のりばへ通じている。
後述の新・跨線橋が出来る前は、この付近に旧・跨線橋が設けられていた。


山陽本線のホームへ向かう新跨線橋は、2020年3月末より運用開始。
通常の階段に加え、エレベーターを設けてバリアフリーに対応している。


階段を昇って、手前の3・4番のりばが下関方面、奥の5・6番のりばが新山口方面と連絡している。

0・1番のりば(宇部線 / 居能・宇部新川方面)


宇部線は切り欠け0番のりばが存在しており、当駅発着の列車はそこで客扱いする。


1番のりばへ乗り込む列車もあり、こちらは下関駅まで乗り入れる。
日本中探してもここぐらいしかない、国電123系がお相手である。


切り欠け0番のりばの車止めを持って、宇部新川駅経由の宇部線が終了する。

3・4・5・6番のりば(山陽本線 / 下関・新山口方面)


5番のりばから、下関・九州方面を眺める。
宇部線の分まで含め、当駅は3面6線の単式+島式+切欠ホームで構成されている。


こちらは新山口・防府方面。旧跨線橋が撤去されたこともあり、以前よりかはホームが広く感じる。


旧跨線橋があった頃の写真。当駅のホーム東側に設けられていた。
乗り換え駅なのにバリアフリーに対応しておらず、行き来が大変だった。


6番のりばの北側には、使用されていない貨物線・留置線が大量に残されている。

駅の近所

 宇部市中心部からやや北西に離れた場所に立地している。当初、宇部線は民間の鉄道会社(宇部軽便鉄道→宇部鉄道)によって運営されていたが、1943年に国有化された際、現在の宇部新川駅を「宇部駅」と名乗り、当駅は「西宇部駅」と改称された。後に住民の強い要望で、再度、宇部駅に戻されたが、その当時の痕跡が今でもどことなく残されており、周辺の商業施設や公共施設などでは「西宇部」の名を使用し続けている。

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