宮島航路 宮島口フェリーのりば
訪問 2024年9月9日
作成 2025年5月10日
宮島航路 宮島口フェリーのりば
宮島口(みやじまぐち)フェリーのりばは、広島県廿日市市宮島口1丁目に設置されている、宮島航路(JR西日本宮島フェリー)のフェリーターミナル。同航路の起点であり、広電宮島口駅・JR宮島口駅に近接している。
駅の情報
片道乗船券。往復乗船券のレイアウトは片道とほぼ同一。
宮島訪問税のみ購入場合の納税証明書
連絡運輸時代の乗車券(大竹駅発券)
施設に同居する宮島松大汽船と同様、宮島訪問税に対応した乗船券売機への交換に合わせ、それまでのJRきっぷ(磁気乗車券)から、QR改札機による「うらが白いきっぷ」に一新された。片道乗船券・往復乗船券のほか、宮島訪問税のみの納付も可能(別途、乗船券が必要)。なお、新体制の運賃収受システム導入により、それまで利用できていたJR線との連絡運輸は廃止。
施設見学
宮島口フェリーターミナルを眺める。現在の建物は2020年2月末に建て替えられたもの。
旧フェリーターミナルは、JR線と宮島松大汽船とで施設が異なっており、どれも狭隘だった。
JR線の方は、改札口の西側におみやげ街道ブランドのセブンイレブンが入居している。
改札口の隣は、臨時のきっぷうりばとみられるシャッターが残されている。
開放的な半屋外空間の一角に、JR線と宮島松大汽船それぞれの改札口が設けられている。
JR線は建て替え前と同様の西寄りにあり、建て替え後は大量の客が行き来できるよう、通路が開放的になった。
JR線の自動券売機を眺める。宮島松大汽船と全く同一のQR乗船券売機を導入している。
乗船券売機は宮島松大汽船と同様に3基しかなく、繁忙期では改札機の前で渋滞が起きやすい。
宮島訪問税導入に伴い、QR乗船券・交通系ICカードを読み取る独自の改札機に置き換えられた。
QR乗船券を導入するまでは、厳島側にある宮島桟橋で改札を行っていた。
以前は船に乗船するための通路がJR・松大汽船とでバラバラだったが、建て替え後は同一の場所に集約された。
乗船場は大量の客を捌けるよう、通路も含めて広々とした造りになっている。
船が到着してもスグには乗船できず、先に車両→乗船客を完全に下した後で乗り込む。
下船時は乗船した通路とは反対側の専用通路で退出。
厳島に駐在する車両も行き来するため、自動車用の通路も確保されている。
フェリーの乗船時間は10分程度。あっという間に、反対側の厳島⇔宮島口フェリーのりばを行き来できる。
宮島口9時10分発から16時10分の便に限り、厳島神社の大鳥居に最接近する経路を辿る(所要時間は変わりなし)。
駅の近所
フェリーのりば周辺は厳島への玄関口として、様々なお土産店やカキ料理店・あなごめし専門店が軒を連ねている。広電の駅はフェリーのりばに隣接しているが、JR線は徒歩で5分程度の距離にあり、その間、国道2号との交差点は地下道の利用を強制するなど、混雑対策を目的とした道路整備が行われている。
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