篠栗線(福北ゆたか線)　城戸南蔵院前駅

訪問　2020年12月10日
作成　2021年1月30日

篠栗線（福北ゆたか線）　城戸南蔵院前駅

　城戸南蔵院前(きど-なんぞういんまえ)駅は、福岡県糟屋郡篠栗町篠栗に設置されている、篠栗線（福北ゆたか線）の駅。篠栗トンネルの篠栗町側に設けられた駅で、近くに篠栗四国八十八カ所霊場のひとつ「南蔵院」がある。ここから福岡都市圏。

駅の情報

基本データ（簡易委託駅）

駅名標

施設見学

売店は南蔵院を所轄する宗教法人が担当しており、SUGOCAなどのICカードは一切使えない。

簡易委託駅であるため、窓口も南蔵院の職員が近距離きっぷを発売する程度に留まる。
改札口に簡易式のカードリーダー・チャージ機があり、窓口横に食券型の券売機もある。

地上駅で、1・2番ホームへは階段を昇る構造を採る。
桂川・新飯塚方面は1番のりば、篠栗・長者原・博多方面は2番のりばへ。

2番のりばから篠栗・長者原・博多方面を眺める。ホームは2面2線の相対式。
電化された際に、階段の近くを中心に若干ながら嵩上げを行っている。

こちらは桂川・新飯塚方面。駅の前後が大きくカーブしているため、列車とホームに若干の隙間が生まれる。

駅から少し東に進んだ所で単線となり、その直後に篠栗トンネルと合流する。

篠栗トンネルは単線であるため、列車によってはココで信号待ちをする。
快速列車であっても、こうした行き違いが原因で速達効果が犠牲になりやすい。

駅の近所

釈迦涅槃像

　南蔵院は、巨大な仏像が寝たような容姿をしている「釈迦涅槃像」があることで有名であり、福岡都市圏におけるチョッとした観光スポット。無理してお遍路をせずとも、日帰り気分でお参りしたい人はどうぞ。南蔵院の近所は、参拝客・お遍路さん向けのお土産店や小規模の食堂が集中している。