九州新幹線 川内駅
訪問 2020年11月7日
作成 2020年11月14日
九州新幹線 川内駅
川内(せんだい)駅は、鹿児島県薩摩川内市鳥追町に設置されている、九州新幹線の駅。薩摩川内市中心部最寄り駅であり、鹿県区間では最北端となる鹿児島本線、及び、肥薩おれんじ鉄道会社線との乗り換え駅となっている。
駅の情報
施設見学
西口から駅舎を眺める。新幹線開業前の駅舎は既に解体されており、以前は国鉄時代に見られたコンクリ製の建物だったらしい。
新幹線開業に合わせてオープンした、薩摩川内市のお土産コーナー。西口階段の隣にある。
新幹線開業後は二階建て構造の高架駅に変わったため、何十段もある階段を昇らないといけない。
負担軽減として階段の隣に上り・下り対応のエスカレーターを完備。
自由通路内。訪問当時は和菓子専門店や無料で利用可能なテーブル席があった。
改札口の反対側に薩摩川内市の観光案内所がある。
薩摩川内市のジオラマ。平成の大合併で、離島の甑島(こしきじま)まで巻き込んだため、かなり巨大化している。
薩摩川内市の名物・川内大綱引きに使われる綱が展示されている。かなり巨大で、持つのは大変そうだ。
改札口を眺める。新幹線のりばの脇に在来線・他社線へ通じる狭い改札口がある。
みどりの窓口。自動券売機の隣に設けられている。
自動券売機は3基。うち2基は新幹線用で、残る1基は在来線用(SUGOCA発売機能つき)。
待合室と統合される形で南九州ファミマがある。察するに、以前はKIOSKがあったのだろう。
改札内。駅舎の構造を見ると分かるとおり、巨大なドーム型の屋根に覆い尽くされるように作られている。
改札内には、薩摩川内市の伝統工芸品や地場特産品などを展示している。
他の九州新幹線と異なり、この駅は高架下に新幹線の線路が設けられている。
そのため、ホームへ向かうには階段を下りる必要があり、他とは逆パターンの構造。
11番のりばから、鹿児島中央方面を眺める。手前の出水と同様、2面2線の相対式ホーム。
こちらは熊本・博多方面。高架駅の真下を新幹線の線路が通るという、他では見られない変わった形をしている。
川内駅は意外とダイヤが充実しており、概ね1時間に2本の割合で運行されている。
下りの場合もダイヤは同じ。やはり鹿児島市内への通勤・観光に配慮しているのだろう。
いちいち出口改札を通る必要なし
新幹線からそのまま在来線・他社線に乗り換える場合、出口改札を通らずとも、左側にある乗り換え改札口を通ればそのまま乗り継ぎが可能である。この改札機は、SUGOCAなどの交通系ICカードを読み取る装置が備わっていないため、指定されたきっぷ以外は、出口改札を経由して再度、在来線入口改札から入場する。
駅の近所
薩摩川内市が発足する前の旧・川内市の中心地にあり、特に西口側を中心に昔ながらの商店街や行政機関・金融機関・ビジネスホテルなどが集中している。
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