九州新幹線 新鳥栖駅

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訪問 2024年12月14日
作成 2025年6月20日


九州新幹線 新鳥栖駅(西口)


九州新幹線 新鳥栖駅(東口)

 新鳥栖(しんとす)駅は、佐賀県鳥栖市原古賀町に設置されている、九州新幹線の駅。同路線最初の単独駅であり、長崎本線との乗り換え駅となっている。

駅の情報

基本データ

       

入場券


2024年12月14日訪問(MV50型指定席券売機発券)


2017年8月11日訪問(MR52型MARS端末発券)

駅スタンプ

駅名標


九州新幹線の駅名標は、濃い青の背景色に白文字で駅情報を記している。
その後で誕生した西九州新幹線は、在来線と同じデザインに見直された。

施設見学

九州新幹線


遠景から駅舎を眺める。「鳥栖」だけに、鳥の翼をイメージした躍動感のある造りをしている。


在来線側から新幹線改札口を眺める。
当駅は他の駅と異なり、在来線と新幹線が立体交差している関係で、直接乗り換えができない。


新幹線改札口の隣にみどりの窓口が設けられている。
在来線側にも有人窓口が設けられていたが、後にきっぷの売り捌きに関しては新幹線側に集約された。


みどりの窓口の隣に指定席券売機・自由席券売機(当日券)がそれぞれ1基ずつ設置。
博多・熊本・鹿児島中央以外の駅では、券売機は必要最小限しか設けていない。


自動改札機は出入口それぞれ2基ずつ。在来線側にあったQRチケレス改札には非対応。
乗換駅とはいえ、博多⇔長崎本線特急は在来線を使うため、改札機も2基で十分。


改札内から見た改札口。新幹線と在来線を乗り継ぐ場合、二度も改札機を通らないといけない。


改札内コンコースを眺める。佐賀県内のプロサッカーチームであるサガン鳥栖のグッズ類が展示されていた。
新幹線改札内は、どの駅もエレベーターとエスカレーターが上下それぞれ1基ずつ設置され、突き当たりにトイレがある。


九州新幹線のホームは、全ての駅で中程に空調の効いた待合室が設けられている。


13番のりばから熊本・鹿児島中央方面を眺める。2面4線の島式ホーム。
博多駅で接続する山陽新幹線には、転落防止柵は一部しか導入されていないが、九州新幹線は全駅対応。


11・14番のりばは回送列車と一部の列車が待避で使う程度で、基本的に出番は少ない。
但し、もしも西九州新幹線を当駅に繋げるとなった場合は、分岐駅としてバンバン側線を使うようになるかも。


こちらは博多・新大阪方面。西九州新幹線の接続を見越し、ワザと待避が可能な構造で作られている。
この構造は、他では熊本駅・鹿児島中央駅にしかなく、それ以外では待避させることができない。


筑紫トンネル(長さ:11,865メートル) 九州新幹線最長トンネル
新鳥栖駅から博多方面に進むと、スグに九州新幹線最長の筑紫トンネルに入る。
トンネル内にアップダウンがあるため、上り坂では限界までスピードを出し、逆に下り坂に入ると速度が抑制される。

西九州新幹線


11・14番のりばの脇には、西九州新幹線の分岐を見越した、不自然な「イカの耳」が散見される。


駐車場から見た11番線。ここから分岐となった場合、駐車場に橋梁が掛かることを見越している。


ホームから熊本・鹿児島中央方面を眺めると、よく見たら不自然な線路をしている様子が窺える。


新鳥栖駅から西九州新幹線が分岐となった場合でも、現状、どのルートを経て武雄温泉駅に繋げるかは不明。
源さくらさんの話「出来るだけ円満な形で、佐賀県の主張が政府やJR九州に届けばよかねぇ」
水野愛さんの話「どこ通すかで係争対立を続ける以上、解決はまだ程遠いだろうな」

駅の近所


源さくらさんの話「交通の要衝なのに、まわりはな~んなかねぇ」
水野愛さんの話「がんセンターがランドマークみたいになってるな…」

 鳥栖市は古くから長崎街道・薩摩街道の宿場町として栄え、交通の要衝として発展してきた。現状、西九州新幹線との接続がどこになるか未定な上、在来線側の鳥栖駅に直付けするのが技術的に難しかったこともあり、隣の鳥栖駅と比べると地味な印象が拭えない。周辺は新興住宅地やロードサイド店舗が目立つ。プロサッカーチーム・サガン鳥栖のホームグラウンドは隣の鳥栖駅に隣接しているが、鳥栖駅周辺は駐車場が少ないため、当駅で駐車して列車で移動することをお勧めしたい。

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