鹿児島本線・筑豊本線(原田線) 原田駅

訪問 2020年12月10日
作成 2021年4月3日


鹿児島本線・筑豊本線 原田駅

 原田(はるだ)駅は、福岡県筑紫野市原田に設置されている、鹿児島本線・筑豊本線の駅。若松駅から続いてきた筑豊本線の終点駅である

駅の情報

基本データ

   

筑豊本線(原田線)を利用する時の注意点

 筑豊本線(原田線)では桂川駅までの途中駅で、SUGOCAを利用して乗り降りすることは出来ない。例外として、原田駅と桂川駅を一切途中下車せずに連続利用する場合は、SUGOCAでの運賃決済が可能。

駅名標


鹿児島本線の駅名標


筑豊本線(原田線)の駅名標

施設見学

改札口周辺


改札口を眺める。改札機の隣に、みどりの窓口と実質待合室のコミュニティホールがある。


SUGOCA対応の券売機は2基あるが、訪問時は1基に絞られていた。


改札内に入る。ホームへは2通り存在するが、筑豊本線へ向かう場合は、構造上、必ず右折する。
改札機を通って突き当たりに、SUGOCAチャージ機が設けられている。


改札内の通路はかなり狭く、後述の跨線橋はバリアフリーに対応していない。
エレベーター付き通路へ向かう場合は、改札を通過した後、左折する。


改札を通って右折した先にある跨線橋。鹿児島本線が通る2~4番のりばは、ココから階段で。
筑豊本線へ向かう場合は、階段の隅を通ること。

[JG] 原田線(桂川方面)


原田駅は筑豊本線の終点駅。他のホームには乗り入れせず、全て0番のりばで客扱いを行う。
例の気動車しか通らないため嵩上げ工事などは行われておらず、1番のりばとは段差がある。


跨線橋の近くで車止めがあり、そこで筑豊本線が終了。
起点の若松駅や中間点の折尾・直方・新飯塚などは華やかだったのに対し、終点は地味。


1番のりばに停車する鹿児島本線・下り列車以外は、跨線橋経由で2~4番のりばを目指す。
木製の階段で傾斜がかなり大きく、下りの場合は滑る危険性が高い。

[JB] 鹿児島本線(久留米・大牟田・佐賀 / 博多・小倉方面)


跨線橋内も通路はかなり狭い。下りと上りを共有する2・3番のりばが先に来て、奥の突き当たりで4番のりばに通じる。


2・3番のりばに着く。0・1番のりばまで含めれば、2つの島式と1つの単式ホームで構成する形となる。


3番のりばから、鳥栖・久留米方面を眺める。
この先で佐賀県に入るため、福岡県区間の鹿児島本線は、一旦、終わる。


こちらは博多・小倉方面。大きく左にカーブしているのが分かる。
なお、筑豊本線の場合は、カーブした先で桂川へ向けて分岐する。

駅の近所


駅前はロータリー整備が行われ、周辺を軸にマンションや住宅街がひしめく。


原田宿(長崎街道)をも通ったとされる伊能忠敬の銅像が置かれている。

 筑紫野市南部の原田地区は、以前は特に農村部が広がる程度だった。しかし、後に分譲マンションや住宅地を形成する美しが丘地区の整備に伴い、次第に駅周辺の人口が増加していき、今では福岡のベッドタウンとして発展している。それにあわせ、駅前の再整備やロードサイド店舗・複合商業施設の誘致などが進んで行き、東側を通る西鉄電車と競合関係になっている。

 なお、駅前で接続する県道を北・東に進めば筑紫駅・津古駅に向かうことも出来るが、約5km近くも離れているために乗り換えには不適切。西鉄電車と徒歩圏内で乗り換えが出来るのは、福岡都市圏では手前の天拝山駅が限界となる(次に間接乗り換えが出来るのは、路線バスが充実しているJR久留米駅ぐらいなもの)。

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