鹿児島本線(福北ゆたか線) 博多駅
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作成 2018年9月30日
鹿児島本線・福北ゆたか線 博多駅
博多(はかた)駅は、福岡市博多区博多駅中央街に設置されている、鹿児島本線の駅。全ての列車が停車する福岡市の玄関口である。九州新幹線開業後は「JR博多シティ」と称した、複合的な商業施設を兼用する巨大なターミナル駅に進化している。
駅の情報
駅舎見学
コンコースは北側と南側で分かれており、中央部分でアミュプラザ地下やお土産コーナーなどが設けられている。
博多銘品蔵。元々はKIOSKだったが、改装を経てお土産専門店となった。東西2カ所ある。
隣には駅弁専門店もあり、九州の駅弁を購入可能。
外貨両替ショップ・総合案内所
福岡銀行のアンテナショップが設けられており、外国人観光客相手に通貨の両替を行っている。
博多駅地下送迎場へ向かう階段。地下1階にはアミュプラザの飲食店街がある。
コンコースを東に進むと、白色調から黒色調の空間に切り替わるが、その場所でJR九州管内は終わり。
その先は筑紫口となり、JR西日本が管轄する新幹線駅へと繋がる(レポはここで引き返す)。
みどりの窓口(中央改札口側)
みどりの窓口は北側・南側で別々に設けられているが、どちらも待ち行列が発生しやすい程の混雑ぶりである。
自動券売機(中央改札口側)
みどりの窓口の両端に自動券売機・ネット予約対応券売機が複数設置されている。
中央改札口。客の出入りが最も激しい主改札口であり、時間帯によっては猛烈に混雑する。
運転見合わせをする場合、福岡マスコミがJR・客にインタビューする「定番」スポットになっている。
みどりの窓口・自動券売機(北改札口側)
北改札口の隣にも窓口・券売機はあるが、中央口に比べれば規模は少なめになっている。
北改札口。東通路へ通じる改札口で、福北ゆたか線のある8番線はここからが近い。
北改札口と向かい合う形でマイングへ向かう「マイング口」が設けられている。
中二階(中央通路)
中央通路・東通路、どちらもホームへ向かう中二階のレイアウトはほぼ同じ。違いはファミマがあるかどうか。
アミュプラザ口(中央通路)
中央通路の最西端(1・2番のりば隣)にある「アミュプラザ口」を使えば、そのままアミュプラザへ直行できる。
博多マルイ・KITTE博多へダイレクトに向かうにも、ここからアクセスする方が便利だ。
中二階(東通路)
見た感じでは中央通路とさほど変わらないが、どちらかと言えばこちらは大人しめ。
東急ハンズ口(東通路)
少し見えづらいが、奥にある突き当たりを進むと、アミュプラザの反対側にある東急ハンズへ直行できる。
東通路側の場合、中央改札口階段の反対側に「マイング」へ向かう通路がある。
アミュプラザ口隣にある階段を昇った直後の1・2番のりば。
列車案内の下に特急券券売機(自由席・SUGOCAチャージ機)が備え付けられている。
2番のりばから折尾・小倉方面を眺める。
朝夕の通勤時間帯に対応出来るように、両方ののりばも比較的多くホームを確保している。
こちらは1番のりば。時間帯にも左右されるが、普通・快速列車はここから発車することが多い。
ファミリーマートの隣にエアコンが効いた待合室が用意されている。
こちらは3・4番のりば。3番のりばが上り、4番のりばが下りの特急列車が発着・到着する。
4番のりばから発車する特急「かもめ」「白いかもめ」。この日はサガン鳥栖ラッピング車両が停車していた。
特急車両の需要を考慮し、3・4番のりばにもファミリーマートが設けられている。
JR九州は車内販売を取りやめたため、列車内での飲み食いは事前購入が必要になる。
3・4番のりばのほぼ中間点に、JR博多シティへ直行できる専用のエレベーターがある。
一見すると特急が停まっているように見えるが、これは回送列車。
一部を除き、
特急車両が5・6番のりばに乗り入れしなくなったため、特急券券売機が廃止されている。
5・6番のりばの北側に立ち食いラーメン店が営業中。
主に二日市・鳥栖・久留米方面へ向かう通勤客を相手にしているため、ホームの施設は他と比べてシンプル。
新幹線乗換口と隣接して7・8番のりばへ向かう階段がある。
中央通路側からの場合は、ファミマ隣のエスカレーターからホームへ向かう。
中央通路側から入った場合、新幹線増築に伴ってホームがやや狭くなっている。
下り快速・普通向けの7番線を「先端」から乗車する場合は、転落に注意。
7・8番のりばのうち、8番線は福北ゆたか線(長者原・新飯塚方面)で固定されている。
車両止め近くにある階段は東通路へ通じている。
博多駅と接続している商業施設
在来線側の商業施設は、かつては博多井筒屋が入居していたが、九州新幹線開業にあわせて井筒屋は撤退。かわってJR博多シティが誕生し、中核百貨店としてアミュプラザ博多・博多阪急(阪急阪神HD)・東急ハンズなどで構成されている。
アミュプラザ博多(博多阪急)
地下1階・地上11階の、合計12階で構成される百貨店。1~7階まではファッションや雑貨が中心で、8階が書店・カルチャー・ホビーグッズ販売、9階に映画館の「T・ジョイ博多」、9階の一部と10階で飲食店(シティダイニングくうてん)と会議室が用意されている。屋上には「つばめの杜」とされる公園が整備。博多阪急は、アミュプラザ博多の南側フロアを利用している。
東急ハンズ博多店
アミュプラザ博多の北側フロアのうち、1~4階の部分を利用して営業している東急ハンズ。ファッション・雑貨の販売がメイン。
マイング博多駅名店街
創業は1963年と、他の博多駅関連商業施設の中では、博多駅地下街と同様に最古の歴史を持つ。いわゆる「エキナカ」の分類に入り、食料品・お土産品などの販売が主。
博多バスターミナル
JR九州とは異なるものの、駅と直結しているバスターミナルであり、実質的に博多駅の一部のようになっている。西鉄高速バスの発着地点になっており、高速バスのりば以外のフロアではインターネットカフェや大規模書店・ゲームセンター・雑貨店などが入居している。
博多マルイ・KITTE博多
以前からあった博多郵便局を解体・再整備し、日本郵政グループが主体となって建設した「KITTE博多」の大部分に百貨店の丸井が入居している。ここも厳密にはJR九州とは異なるものの、専用通路で直通していることから、実質的に博多駅の一部と化している。
新幹線側に設けられた商業施設で、アミュプラザ本館(博多阪急)とそのまま連絡しあうことが出来るようになっている。新幹線客向けのサービスで構成されており、麺類専門店や居酒屋などが主たるテナントとして入居。
駅の近所
博多口玄関は新幹線開業にあわせて段階的に再整備が進んだ場所。
緑地化や後述のOIOI・KITTE博多の誘致などで、一段と商業化が進む。
駅前で接続している大博通り・空港通り。博多の街を築き上げた大通りとされる。
駅周辺はビジネスホテルや大手企業の営業所が目立つ。奥に進めば、純粋な「博多の街」がある。
新幹線開業にあわせて博多口の再整備が段階的に実施され、駅と挟み込むような形でバスセンターとKITTE・マルイが出店している。駅前広場は様々な催しモノが実施されることが多く、「博多の夏」を象徴する博多祇園山笠も、この地に飾り山を設置して観光PRを行う。駅前の住吉通りでは、福岡市地下鉄七隈線の延伸工事が進められているが、地盤が弱いため、以前にもあった駅前陥没事故が発生するなどの脆弱性をはらんでいる。
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