筑豊本線（若松線）　藤ノ木駅

　藤ノ木(ふじのき)駅は、北九州市若松区赤島町に設置されている、筑豊本線（若松線）の駅。

基本データ（無人駅 / スマート・サポート・ステーション / 北九州市内駅）

住所：〒808-0073
北九州市若松区赤島町1-37
若松駅からの距離：2.9km
駅ナンバリング：JE05
のりば：2面2線
自動券売機：
一般：1
ICカード乗車券での乗降：対応（簡易改札機）
開業日：1944年8月12日
駅の運用形態：無人駅（スマート・サポート・ステーション）
自動販売機

駅名標

駅舎内を眺める。食券型の近距離券売機と、ICカードチャージ機がある。
以前は窓口業務も行っていたが廃止され、窓口跡にロケーションシステムが設置。

待合室には自動販売機と木製のロングシートがある。
1番のりばにはホーム上の待合スペースが無いため、ココがその代替になる。

藤ノ木駅はSUGOCA導入当初から、簡易式のカードリーダーを設置していた。
そのため、改札口は至ってシンプルである。

ホーム側から駅舎を眺める。例の如く、遠隔対応の精算機がある。

こちらは若松方面。若松駅との間は3km近く離れており、結構、距離がある。

駅舎と2番のりばへ向かう平面踏切が大きく離れている。雨天時などは歩くのが大変そうだ。

筑豊本線は、起点の若松駅から飯塚駅までは、珍しく2面2線。但し、若松線に相当する若松駅と折尾駅の間は非電化となっている（折尾～桂川は、福北ゆたか線の運行に合わせて電化された区間）。非電化でありながら2面2線も確保された路線は珍しく、他には平成筑豊鉄道伊田線などで見受けられる。

かつては石炭運びのための重要な工業路線だったことの名残と言える。この部分を、電気で動かす819系DENCHAでごまかしているあたり、通勤時以外はそんなに客がいない「空気路線」だというのが想像に容易い。