筑豊本線(若松線) 若松駅

訪問 2018年10月14日
作成 2018年10月30日


筑豊本線(若松線) 若松駅

 若松(わかまつ)駅は、北九州市若松区白山1丁目に設置されている、筑豊本線(若松線)の駅。筑豊本線の起点であり、開業当初から石炭の積み出しを理由にした重要貨物駅として発展してきた。エネルギー革命後は貨物の扱いを取りやめ、純粋かつシンプルな旅客駅に降格。現在は若松区民の足として幅広く使われている。

 旅客数の減少や合理化を理由に、他の有人駅で採用されているスマート・サポート・ステーション(SSS)を導入しており、無人化されている。

駅の情報

基本データ(無人駅 / スマート・サポート・ステーション / 北九州市内駅)

    

駅名標


駅ナンバリング導入前の駅名標

施設見学


駅構内。若干ながら改装工事を実施しているとは言え、駅舎自体は1984年からの施設を流用している。


実質無人駅だが、駅構内では例の「東筑軒」の立ち食いうどん・かしわめしが営業中。


自動券売機。きっぷ購入に関する質問は、インターホンで呼び出す。
周囲の壁面に大正・昭和にかけての当時の写真が飾られていた。昔はこんなだったのか。


券売機の隣に、2018年9月末に公示された「駅ナンバリング」の案内が掲載されていた。
但し、訪問時は公示からまだ数日しか経過していなかったため、駅ナンバリングは確認出来ず。


スマート・サポート・ステーション(スマサポ駅)に降格したため、窓口が閉鎖されて無人化されている。


自動改札機があるものの、スマサポ駅降格を理由にきっぷの挿入が出来なくなっている。
単にSUGOCAを読み取らせるだけの「簡易ICリーダー」同然。


ホームから出口改札を眺める。自動改札機が単なる「通せんぼ」同然になったため、紙きっぷは隣の回収箱へ。


スマサポ駅特有の係員対応精算機。運賃不足・SUGOCAチャージなどの対応はココで行う。


1面2線のシンプルな駅。かつては貨物も入るなど総乱れ状態で、石炭を運ぶ重要な港駅として栄えていた。


折尾までの非電化区間を走るJR九州819系列車(DENCHA)
需要は薄れても最新型の列車に乗車出来るのを見ると、意外に豪華である。

駅の近所


駅の隣でファミリーマートが営業中。以前はメガネ屋。


単なる公園にしか見えない若松駅の隣も、以前は貨物が大量に並ぶ貿易港の役割を果たしていた。


澄み切った青空の下にある洞海湾と若戸大橋

 洞海湾沿いにある若松港一帯に、昔から残るレトロ建物が存在している。駅前で国道495号と国道199号が交差しており、響灘・玄界灘沿いを走る国道495号の起点も駅前にある。若松区の中心街に最も近い。戸畑市街・戸畑駅へ最短で向かえる若戸連絡船は、ここから若戸大橋の高架下まで徒歩10分程度の距離。

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