筑豊本線(福北ゆたか線) 東水巻駅

訪問 2025年2月22日
作成 2025年5月29日


筑豊本線(福北ゆたか線) 東水巻駅

 東水巻(ひがし-みずまき)駅は、福岡県遠賀郡水巻町吉田南1丁目に設置されている、筑豊本線(福北ゆたか線)の駅。折尾駅と中間駅の複々線跡地に誘致されたもの。

駅の情報

基本データ(無人駅 / スマート・サポート・ステーション)

  

乗車券


2025年2月22日訪問(高見沢サイバネティックス製)

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。ログハウス風の建物をしている。
開業当時は窓口が設けられていたが、2015年3月に廃止。


近距離券売機はタッチパネル式のものが残されている。


ログハウスで出来た待合室。窓口跡地付近に簡易式カードリーダーを設ける。


窓口廃止と入れ替わる形でスマート・サポート・ステーションに置き換えられた。
遠隔での精算装置など、スマサポ駅あるあるの設備を設けている。


ホームは三角形状をしており、それぞれ乗車位置も上下線で異なる。
元々、当駅付近で複々線と複線が入れ替わっていた名残である。


直方・新飯塚方面は1番のりば、折尾・若松方面は2番のりば。


1番のりばから直方・新飯塚方面を眺める。この先で上り方向の線路と合流する。


こちらは折尾・若松方面。複々線時代はこの先で、短絡線上りと下り線路が立体合流していたという。


2番のりばから見た直方・新飯塚方面。1番線が不自然な形で合流している様子が伺える。


複々線時代の上り線は、この付近から短絡線と分岐すべく、一時的に複線に変わっていた様子。
その影響からか、2番線の隣には不自然な空き地が残されている。
(カエルくん談話)折尾~中間が複々線だった?今じゃこんな体たらくなのに。


2番のりばから折尾・若松方面を眺める。2面2線の島式ホーム。


ホームの北端には、当時の短絡線と立体交差を行っていたと思わしき空き地がある。
短絡線との立体交差は1980年代には廃止されたようで、当時の痕跡はあまり残っていない。

駅の近所

 駅周辺は1950年代までは石炭産業で賑わっており、数多くの炭鉱が設けられていたが、エネルギー革命に伴って需要が大幅に低下。1960年代には軒並み閉山となり、長らくは更地の状態が続いていた。その後は北九州市の郊外として発展し、現在は団地やロードサイド店舗が軒を連ねている。

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