筑肥線 糸島高校前駅

訪問 2019年3月17日
作成 2019年3月18日


筑肥線 糸島高校前駅(北口)

 糸島高校前(いとしまこうこうまえ)駅は、福岡県糸島市伊都の杜1丁目に設置されている筑肥線の駅。通学・通勤客の利便性を図る目的で、糸島市の自腹で糸島高校最寄りに駅を増設したもの。

駅の情報

基本データ

   

駅名標

 他の筑肥線の駅と異なり、糸島高校前駅は最初から駅ナンバリングに対応した駅名標が採用されている。開業前までは波多江が[JK06]・筑前前原が[JK08]と、1駅分が飛び地の形で運用していたが、糸島高校前駅の開業に合わせて後から修正する必要がないように配慮したため。

施設見学


自由通路 北口
典型的な高架駅であり、北口・南口との間は階段を登って自由通路経由で行き来可能。


自由通路 南口
他の高架駅と同様に階段が半端なく設置されている。エレベーターがあるので安心。


自由通路。改札口の近くに駅近所の地図と、糸島市が設置した情報パネルが設けられている。


改札口・きっぷうりば
ICカード専用改札機やきっぷうりばを設けるなど、増設駅にしては設備が充実している。
姪浜~筑前前原は一定の利用客がいることから、一般的な駅の設備でも問題ないと判断したか。


自動券売機は2基。うち1基は交通系ICカードを青く光る場所に置いてチャージする最新型。


こちらは出口側からみた改札口。簡易チャージ機とIC専用改札機などが設けられている。


1番のりばから筑前前原・西唐津方面を眺める。
駅の前後区間は東寄りの場所でやや緩めのカーブがある以外、直線である。


こちらは姪浜・天神・博多・空港方面。
ジックリみると、隣の波多江駅の一部がうっすらと見える。

駅の近所


北口の駅前ロータリー近くには、スーパーマーケットやビジネスホテルなどが立地。旧・国道202号に近い。


南口の駅前ロータリー。こちらは新興住宅地だらけ。


自由通路からみた筑前前原方面。福岡市の郊外とあって、高層マンションも目立つ。

 駅の周辺を軸に新興住宅地が分譲されており、旧・国道202号沿いには典型的なロードサイド店舗が集中する一方、南側は駅の由来にもなった糸島高校がある他は、住宅街だらけになっている。これまでこの地域の住民は、駅へ行くには筑前前原か波多江のどちらかに行く必要があったことから、幾分、駅へのアクセスが短縮されることが期待できる。

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