筑肥線 九大学研都市駅

訪問 2023年1月10日
作成 2023年7月27日


筑肥線 九大学研都市駅(北口)


筑肥線 九大学研都市駅(南口)

 九大学研都市(きゅうだいがっけんとし)駅は、福岡市西区北原1丁目に設置されている筑肥線の駅。九州大学の移転事業に伴う伊都地域の土地区画整理事業の一環で整備されたもの。筑肥線の再編で地下鉄と分断された後で完成したため、JRが規定する「福岡市内」の駅になったことがない。

駅の情報

基本データ

    

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。九州大学やその周辺地域への通学・通勤客で賑わう。


駅舎は高架構造になっており、西側はJR九州系統のファミリーマートが入居している。


窓口そばに近距離券売機が2基設置。
人の出入りが非常に激しいが、その割に指定席券売機は設置されていない(訪問時)。


ICカード専用口と比べ、きっぷうりば前の自動改札機は出入口それぞれ2基のみと、割とシンプル。


改札内コンコースを眺める。真ん中にホームへ通じるエレベーターがあるため、少し狭苦しく感じる。


九州大学へ通学する客層向けに、朝方からデータイムに限り稼働する、ICカード専用の出場改札口が設けられている。
合計4基も設置していることから、朝の通学時間帯は大変混むものとみられる。


ホームから筑前前原・唐津方面を眺める。1面2線の島式ホーム。


こちらは姪浜・博多方面。高架構造だが、駅の前後は地上区間となっている。
大学最寄り駅ではあるものの、ホームの幅は他の筑肥線駅とさほど変わらない。


2017年11月から社会実験扱いで導入された、筑肥線初の転落防止柵。
好評だったことから後にフル稼働し、2021年3月のダイヤ改正で姪浜~筑前前原まで柵が連続するようになった。

駅の近所

路線バス


北口には昭和バスが運行する路線バスが客扱いを行う。
九州大学へ向かう系統と、西の浦地区へ旋回する系統とで分かれる。


昭和バスの車両基地を活用し、大学まで直行するノンストップ便が朝夕の通学ラッシュ時に運行される。

そのほか


それまでは農村部が多かった西区北原も、駅・大学の誘致で分譲マンションが乱立する事態に。


南口に隣接して、イオンモール福岡伊都がバリバリ営業中。

 前述の通り、九大の移転作業に伴って開拓された駅であるため、周辺はマンションビルやショッピングモールなどが造成されている。開業前は単に田んぼが広がるだけの田舎町だっただけに、後から増設された筑肥線の中では、最も大出世した駅と言える。 

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