筑肥線　下山門駅

訪問　2023年8月27日
作成　2024年7月31日

筑肥線　下山門駅

　下山門(しもやまと)駅は、福岡市西区下山門4丁目に設置されている筑肥線の駅。隣接する福岡市地下鉄の車両基地を増設する際、住民の要望で追加された。筑肥線の再編で地下鉄と分断された後で完成したため、JRが規定する「福岡市内」の駅になったことがない。

駅の情報

基本データ

乗車券

2023年8月27日（高見沢サイバネティックス製）

施設見学

駅舎内を眺める。後付けで増設された駅なのか、駅舎は比較的小さめに造られている。

以前は窓口が設けられていたが、2022年3月のダイヤ改正と共に廃止。
たまに出札駅員が駐在扱いで駅業務をする程度で、実質、無人駅となっている。

実質的に無人化されたことで、改札口も規制が緩和。
出札窓口の隣にある改札通路は、常時開いたままの状態になっている。

天神・博多方面に向かう2番のりばは、改札口を出て右手の階段へ。
2021年3月のダイヤ改正より、転落防止のホームドアが設置され、安全性が向上した。

1番のりばから、筑前前原・西唐津方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
この先で上下線が分離し、下りは長垂トンネルでショートカットするが、上りは海岸線をなぞるように通過する。

こちらは姪浜・天神・博多・福岡空港方面。
この先で高架となり、地下鉄車両基地のそばを横切りながら姪浜駅に向かう。

駅の近所

　周囲は下山門地区の住宅街・マンションが集中している。駅の東側に福岡市交通局が管理する姪浜車両基地があり、地下鉄で使われる車両の維持管理が実施されている（姪浜駅から分岐する形で基地に入り込む）。