平成筑豊鉄道田川線　源じいの森駅

訪問　2024年12月5日
作成　2024年12月9日

平成筑豊鉄道田川線　源じいの森駅

　源じいの森(げんじいのもり)駅は、福岡県田川郡赤村赤に設置されている、平成筑豊鉄道田川線の駅。自治体が整備した公園・源じいの森に隣接する。名称の由来となった「源じい」とは年寄りのことではなく、今川沿いに出没するゲンジボタル、シュンランの別名「じじばば」から名付けられた。

駅の情報

基本データ（無人駅）

駅名標

施設見学

駅構内を眺める。棒線ホームに待合所があるだけ。

ホームから田川伊田方面を眺める。1面1線の単式（棒線）ホーム。

こちらは犀川・行橋方面。源じいの森温泉を含めた、公園の敷地内を通過している。

駅の東寄りには、国登録有形文化財に指定された、九州最古のトンネルである第二石坂トンネルがある。
ドイツの技師を招いて技術指導を受けながら設計されたとされる。穴が広いのは複線構造を見込んだため。

駅の近所

源じいの森駅から徒歩数分の場所にある日帰り温泉施設。
「ちくまるキップ」を所持していれば、1回だけ入浴権が与えられる。

国鉄時代は車掌車として活躍した国鉄ヨ9000形貨車。その一部分が残されている。

近隣を流れる今川。梅雨前になるとホタルを鑑賞できるとのこと。