平成筑豊鉄道田川線・伊田線 田川伊田駅
訪問 2023年3月5日
作成 2024年8月2日
平成筑豊鉄道田川線・伊田線 田川伊田駅
田川伊田(たがわ-いた)駅は、福岡県田川市伊田に設置されている、平成筑豊鉄道田川線・伊田線の駅。両路線の終点駅で、JR日田彦山線と接続している。田川市中心部のうち、北側の伊田地区最寄り駅である。
駅の情報
2024年12月5日訪問(シンフォニア・エンジニアリング製)
2023年3月訪問時は、福岡のディスカウントストアである「ミスターマックス」のネーミングライツが設定されていた。
現在は福岡市に本社を置くが、元々は田川市発祥の企業で、当地で家電製品の店を開いたことがルーツ。
施設見学
駅舎を眺める。JR線と施設を共有しており、田川市による多目的施設の一角にある。
JR線の自動券売機の隣に、平成筑豊鉄道用の券売機が設けられている。
平筑の券売機ではJR線のきっぷを購入することは出来ず、完全に縦割り化している。
改札口は平筑・JR線どちらも同じ場所にあり、平筑は左側の通路を使って行き来する。
平筑とJR線の間を直接連絡することは出来ず、必ず、改札口を通り直す必要がある。
バリアフリー度外視な階段。これはJR線側も同様である。
JR線と異なり、平筑の方は特設の待合室を設けるなど、利用者に対するサービスが少しだけ充実している。
階段と思わしき謎の空間。どうしてこうなった?
JR線と異なり、平筑はデジタルパネルによる時刻表が備え付けられている。
田川線・伊田線それぞれの終点駅だが、運行上は1番のりばに行橋行き、2番のりばに直方行きの列車が発着する。
2番のりばから犀川・行橋方面を眺める。1面2線の島式ホーム。
田川線の終点駅だが、元々が国鉄路線だった事の名残から、隣の上伊田駅まではJR線と線路を共有している。
こちらは金田・直方方面。僅かにJR線と並走しつつ、大きくカーブを描いて北西寄りに向きを変える。
駅の近所
伊田駅の隣には商店街や金融機関などがあるものの、炭鉱で栄えた当時の面影が僅かに残る程度で、地方都市にありがちなシャッター街だらけになっている。客足も訪問当時は限りなく皆無に近かった。田川市役所へは、伊田・後藤寺どちらからでも均等にアクセス出来る。駅の反対側には炭鉱時代の歴史資料館や、当時のシンボルとも言える「二本煙突」が残されている。昭和後期の高度成長時代を振り返る上ではオススメ。
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