日田彦山線 田川伊田駅
訪問 2023年3月5日
作成 2023年7月2日
日田彦山線 田川伊田駅
田川伊田(たがわ-いた)駅は、福岡県田川市伊田に設置されている、日田彦山線の駅。田川市中心部のうち、北側の伊田地区に設けられた駅で、平成筑豊鉄道田川線・伊田線との乗り換え駅になっている。
駅の情報
2018年9月9日訪問(MR52型MARS端末発券)
施設見学
現在の駅舎は1990年に完成したもので、後に田川市が施設を引き取り、リニューアル。
レトロ調の外観をしており、内部にはホテルや飲食店などが入居している。
JR線と平成筑豊鉄道とでは、きっぷの発売が完全に縦割り化している。
JR線の券売機で平成筑豊鉄道のきっぷは買えない。その逆も然り。
日田彦山線では貴重なきっぷうりばが設けられていたが、現在は出札業務のみに絞られている。
そのため、当駅で購入できていた定期券やネット予約きっぷは、隣の後藤寺駅まで行く必要が出た。
ホームへは地下道を通る構造を採る。
国鉄・平筑発足前までは仕切りなどなく、自由に行き来できていた様子。
JR線の改札内から見た改札口。平筑線のりかえは、必ず、改札を通る必要がある。
JR線のホームは駅舎と反対側の場所にあるため、そこまでの地下通路がやや長い。
ホームから田川後藤寺・添田方面を眺める。1面2線の島式ホーム。
かつては石炭産業で栄え、沢山の貨物線・留置線を要するターミナル駅だった。
こちらは城野・小倉方面。不自然な空き地を数多く見かけるが、やはり石炭産業の廃止による縮小が原因。
現在は平成筑豊鉄道の線路と大きく分離した、単なる他社線との境界のように扱われている。
駅の近所
伊田駅の隣にある商店街。完全に「昔の遺物」と化しており、地方都市にありがちなシャッター街だらけ。
駅前にある風治八幡宮。
伊田駅のホームから、石炭産業の跡地である二本煙突がチラリ。
伊田駅の隣には商店街や金融機関などがあるものの、炭鉱で栄えた当時の面影が僅かに残る程度で、地方都市にありがちなシャッター街だらけになっている。客足も訪問当時は限りなく皆無に近かった。田川市役所へは、伊田・後藤寺どちらからでも均等にアクセス出来る。駅の反対側には炭鉱時代の歴史資料館や、当時のシンボルとも言える「二本煙突」が残されている。昭和後期の高度成長時代を振り返る上ではオススメ。
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