E29鳥取道 志戸坂峠道路
上り行き(智頭IC~西粟倉IC)

訪問 2020年8月17日
作成 2020年10月3日

走行記録

[自専道] 智頭IC~駒帰交差点(一日平均利用数:約4,400~4,900台)


[5]智頭IC(ここから志戸坂峠道路) 智頭ICを直進し、志戸坂峠道路に入る。


智頭ICで国道53号と繋がっていることから、大抵の車両は津山へ向けて智頭ICで下りる。
そのため、ココから中国道までは京阪神へ向かう客に絞り込まれ、平日は閑散気味となる。


拝啓、国道373号。どう見ても高速道路なので、「おにぎり」があるのはスッゴい違和感です。


智頭宿トンネル・上市場トンネル(長さ:2,231メートル)
2つのトンネルの隙間にスノーシェルターが覆われているため、実質、1本のトンネルで運用。


福原PA 7km 道の駅あわくらんど 14km
この辺一帯が冬場になると豪雪地帯と化すため、滑り止めとして橋梁に溝を入れている。


篠坂トンネル(長さ:1,362メートル)
志戸坂峠道路の鳥取県側は地形的な事情から、とにかくトンネルが多い。


次のトンネルまでは高架橋で結んでいる所が多く見受けられる。


西粟倉IC 14km 佐用 42km 姫路 83km チェーン着脱場

さすがに中国道と一本化したのだから、2段目は大原ICの距離にすべきじゃなイカ?


毛谷トンネル(長さ:1,107メートル)


大内トンネル(長さ:692メートル)


尾見トンネル(長さ:1,035メートル)
このトンネル直前で一旦、上り坂が終わる。


拝啓、国道373号


ここから時速60キロ規制
智頭南ICからは一般道路スペックに降格することから、安全上の理由で時速60キロに落される。


[4]智頭南IC(中国道方面の出入口のみ)
ここで1997年に開通した、初期の志戸坂峠道路区間と合流する。


美杉郷トンネル(長さ:325メートル)
ココから先は現道活用区間。一般道とスペックが同じになり、ギスギスした道幅になる。


駒帰地区の集落を、トンネル・高架橋の繰り返しで貫いていく。
智頭~智頭南と違い、どことなく一般道路の雰囲気に近くなり、古めかしさも加わってローカル色が強くなる。


ゆずり車線 500m先


若杉トンネル(長さ:295メートル)


左手に駒帰地区の集落が見えてくる。防音壁も何も無いため、住宅地が丸見えである。


ゆずり車線 佐用 34km [E2A中国道] 姫路 76km
智頭南IC~西粟倉ICの間は、一般道に見られるタイプの距離標識になっている。


福原PA・BS 写真にもある通り、将来はココから別線が分岐する方針。


福原PA・BS 2008年に増設されたパーキングエリア。加速・減速車線が異様に短い。

福原PA(上りのみ)


現在は駒帰交差点で旧道と合流し、志戸坂トンネルを現道活用する形で暫定的に共有しているものの、冬場はスタックの影響をモロに受けるため、ハッキリ言って危険である。そのため「志戸坂防災」名義で、改めて自動車専用道路を建設する方針。


福原PAを直進した場合、直後にゆずり車線が消滅する。距離的には1kmも満たない。


拝啓、国道373号
どう見ても普通の一般道路バイパスを、無理やり自専道化しただけにしか見えないのですが。


樽見トンネル(長さ:835メートル)


駒帰トンネル(長さ:183メートル)


一般道路のような雰囲気が続き、隣には集落もポツポツと見える。


駒帰交差点 400m 400m先一般道区間あり


志戸坂大橋(橋長:320メートル)
鳥取南ICから並走してきた千代川は、ココで最後の立体交差を通る。
智頭南IC~駒帰交差点までの橋梁にある長さ標識、鳥取県が独自に設置している。


駒帰交差点 駒帰地区へ向かう場合はコチラから。


駒帰交差点(自動車専用道路ここまで) 時速50キロ規制
ここから2kmの間一般道 走行注意 原付・自転車通行あり

ココで国道373号旧道と合流し、自動車専用道路が一旦、途切れる。

[一般道] 駒帰交差点~坂根交差点


志戸坂トンネルの前後区間は、以前からある一般道路で乗り継ぎを行う。
反対車線への飛び出し防止策なども何も無く、ホントに普通の道。


坂根交差点 1.8km  志戸坂トンネル(長さ:1,630メートル)
一般道路で乗り継ぎするため、歩行者用のスペースが確保されている。


岡山県に突入 岡山県勝田郡西粟倉村(かつたぐん-にしあわくらそん)
志戸坂トンネルのほぼ中間点で、隣の岡山県へ。一般道路なので普通にカントリーサインがある。


坂根交差点(ここから自動車専用道路)
一般道路での乗り継ぎ区間はここまで。西粟倉村大茅地区はコチラから。


一般道路で乗り継ぎを行うという視点で考えれば、実は本当の意味で鳥取道(志戸坂峠道路)が一本に繋がっているとは言い難い。志戸坂峠道路の高速自動車国道へのアップグレードも含め、法律上の鳥取道が完全に一つになるのは、果たしていつになるんだか。

[自専道] 坂根交差点~西粟倉IC


再び自専道がスタート。岡山県側もパッと見の範囲では、一般道路のバイパスっぽい雰囲気に近い。


美作 40km 佐用 29km 姫路 71km
岡山県側も西粟倉ICまでは、随所に「おにぎり」が設けられている。


道の駅あわくらんど 4km 道の駅ひらふく 21km
佐用平福ICからアクセスできる道の駅ひらふくの案内があるが、鳥取道からはやや離れている。
インターと隣接する形でSA・PAの代替を果たす道の駅あわくらんどが、事実上、最後の休憩施設。


西粟倉IC 2km


ここで旧道・智頭急行と立体交差。近くにあわくら温泉駅がある。


道の駅あわくらんど 西粟倉IC下車 30m


あわくらトンネル(長さ:525メートル)
岡山県側の志戸坂峠道路では、トンネルはこれ1本のみ。坑口にタヌキのイラストが描かれている。


西粟倉IC 1km


西粟倉村の中心部が近づいてくる。山際に沿うように作られているため、沿線集落を一望可能。


鳥取県側と同様、岡山県側も西粟倉ICまでは自専道のスグ隣に集落があるものの、防音壁による騒音対策などの安全措置は殆どとられていない。元々が一般道路だったこともあり、無理やり自専道に転換させているだけにしか見えない。


西粟倉IC 500m 出口付近GS(他人事)


[3]西粟倉IC 道の駅あわくらんど IC出口より30m


[3]西粟倉IC 隣接する道の駅のほか、西粟倉村役場などの中心街はコチラから。


志戸坂峠道路ここまで
西粟倉ICのオンランプを過ぎた先で、志戸坂峠道路は終わり。
鳥取道にバトンを繋いで、中国道・姫路・大阪方面を目指す。

道の駅あわくらんど

[3] 西粟倉IC

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