E2山陽道 上り行き(山陽姫路東IC~神戸JCT)

訪問 2021年4月11日
作成 2021年6月9日

走行記録


姫路東ICと三木小野ICの間は、1997年12月に開通しており、これを以て本線部(神戸~山口)は一本に繋がった。それまでは当該線区が繋がっておらず、播但道で一旦、中国道に乗り継ぎをする必要があったため、播但道のりかえ口となる中国道・福崎ICを中心に猛烈な渋滞が起きていた様子。

本レポートも、山口・九州方面から続いてきた山陽道上り方向の大トリとなる。最後までお楽しみに!

山陽姫路東IC~加古川北IC(一日平均利用台数:約41,000台)


拝啓、E2山陽道。最後に開通した三木小野・神戸までの旅路、よろしくお願い致します。


姫路東インターの先はやや急なカーブが連続。
一応は姫路市内を通過しているが、郊外をかすめる程度で、市街地は殆ど確認できない。


加古川北IC 7km 三木小野IC 20km 神戸 67km 大阪 87km
阪神地域が近づくため、ココに来て大阪府庁までの距離が出現。


飾東バスストップ(NEXCO西日本の管理用施設)


飾東BS 停車する高速路線バスが無く、NEXCO西日本の管理用施設に降格している。


谷内トンネル(長さ:390メートル)


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
起点となる神戸JCTまでは時速100キロと、フルスペックで整備。


兵庫県加古川市(かこがわ-し)
東播地域の主要都市だが、山陽道は随分山奥の方を通るため、加古川に入った印象はあまりない。
この先で通過する小野・三木・神戸も、全て瀬戸内海沿いから大きく離れている。


加古川北IC 2km


加古川北IC 1.5km
志方西トンネルの直前は、やや急な左カーブになっている。


志方西トンネル(長さ:1,040メートル)


[5]加古川北IC 志方西TNを抜けるとスグに加古川北インター。


[5]加古川北IC 加古川市のほか、加西市・高砂町方面はコチラへ。

[5] 加古川北IC

加古川北IC~三木小野IC(一日平均利用台数:約41,000台)


権現湖PA 4km 三木SA 15km
不自然に下段部が空いており、あと1枠(淡河PA?)分の増設が可能。


三木小野IC 12km 三木東IC 22km 神戸 59km 大阪 79km
隣とランデブーしているのはウィラー・エクスプレス会社が運行する高速バス。これからどこへ行くのかな?


志方東トンネル(長さ:740メートル)


権現湖PA 2km 城山トンネル(長さ:270メートル)
山口県・岡山県にあった「城山」トンネルがココでも登場。東播地域のは距離が最も短い。


三木JCTまで20分(通常10分)
神戸JCTまで30分(通常25分)
中国池田ICまで45分(通常40分)

兵庫県内に入ると目立つ、次の主要インターまでの所要時間案内。訪問時は順調な流れだった。


権現湖PA 1km


権現湖(ごんげんこ)PA

権現湖PA


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


加古川市内を通過している印象は皆無に近く、ひたすら東播地域の丘陵地を延々と走る。
急カーブが限定的という視点で見れば、北側を走る中国道とほぼ共通した景観となっている。


下り坂 2km 速度落せ(最大傾斜3.0%)


兵庫県小野市(おの-し)


加古川橋(橋長:410メートル)
兵庫県内における一級河川の一つ。複数の支流があり、丹波地方の奥に上流がある。


小野BS(NEXCO西日本の管理用施設)


三木小野IC 2km


兵庫県三木市(みき-し) この付近は小野市と三木市の境目がやや複雑に入り交じる。


三木小野IC 1km


淡河PA 21km なぜか三木SAまでの距離が無視されている。


三木小野IC 500m


[4]三木小野IC


[4]三木小野IC 小野市街・三木市街のほか、明石・加東方面はコチラへ。

[4] 三木小野IC

三木小野IC~三木東IC(一日平均利用台数:約45,000台)


三木SA 1.7km(ドッグラン・24時間コンビニあり)
三木小野ICを通過すると、直ぐさま三木SAの予告標識が出現。


三木SA 上り方向の山陽道では最後となるサービスエリア。

三木SA(上り行き)

三木SA


三木SAの前後区間はハイウェイラジオが設置されている。この先の京阪神地域の情報を確実に掴みたい。


三木東IC 6km 三木ジャンクション 8km
[E2山陽道] 大阪 63km (他社線) 徳島 116km

三木JCTで繋がる木見支線経由で向える他社線が迫るため、徳島県庁までの距離が併記。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
その割にはやや急傾斜・カーブが連続する。


久留美BS(NEXCO西日本の管理用施設)


登坂車線 700m先
久留美BSの先で巨大なサグを通過。橋梁の途中で厳しい上り坂となる。


ハンディキャップとして登坂車線が出現。トンネルを抜けた先まで続いている。


平井トンネル(長さ:810メートル)
上り方向の山陽道では最後となるトンネル。ラストは800m程度と、まあまあの距離。


三木東IC 2km 車線減少300m先
登り切ったのでココで登坂車線は終了。


三木東IC 1km


三木東IC 700m 直進・明石海峡方面


[3]三木東IC 400m先合流注意


[3]三木東IC 三木市東部・神戸市北区淡河地区はコチラへ。

[3] 三木東IC

三木東IC~三木JCT(一日平均利用台数:約43,000台)


三木JCT 1.8km 分岐点までは上り坂。


拝啓、E2山陽道。いよいよ山陽道の出発点・京阪都市圏が近づきますね。


1.5km先 三木JCT


1.3km先 三木JCT (左側)走行車線 / (右側)追越車線


三木JCT 1.2km
分岐点で接続する他社線・阪神高速・第二神明の位置関係を表した図形表示板。
中国池田インターまでと、他社経由で向える西宮インターまでの、各所要時間を確認できる。


志染バスストップ(NEXCO西日本の管理用施設)


三木JCT 1km ココは分岐点ではないが、それらを警告する標識などは特になし。


山陽道・道路表示板
左側のBS跡地と本線との間は、あと1車線分拡幅可能なスペースがある。


第二神明・他社線 道路表示板
山陽道及び第二神明・他社線経由の表示板は、全て広域道路情報のソレと同じ。
この先の新名神ではコレがデフォルトとなっており、複数の情報を一度に表示可能。


名神軸を基準に京阪神エリアの各方向に網の目状に広がる高速道路網が整備されていることから、新名神が開通した地点で道路情報板が大きく刷新。大量の文字列を一度に表示できるように改善され、(写真には無いが)直近情報表示板でミニ案内・補足説明が行えるなど、徹底した情報伝達の強化が図られている。中国地方・四国島・九州では見られない独特の光景である。


三木JCT 500m
ココで木見支線に分岐するランプが出現。一時的に片側3車線に拡大する。


[2]三木JCT 直進・[E1A新名神][E2A中国道]


[2]三木JCT
木見支線と接続。神戸市中心街・淡路島・鳴門方面はコチラへ。

乗り換え:[E28] 他社線経由・徳島方面
2つある例の吊り橋を経て徳島・鳴門に至る、極めて重要な関西・四国の大動脈である。

[E2木見支線] 神戸市街・徳島方面>>

[2] 三木JCT

三木JCT~神戸北IC(一日平均利用台数:約48,000台)


神戸市北区(こうべし-きたく)
三木JCTの中間点で、いよいよ山陽道最後の都市・神戸市内(政令指定都市)へ。
と言っても、ニュータウンや有馬温泉が広がる北区内を通るだけなので、「こうべ~」って感じはあまりない。


神戸北IC 11km 神戸JCT 14km
[E2A中国道] 大阪 53km [E1A新名神] 京都 81km

神戸市内に入り、新名神との接点が近づくため、下段部が大阪・京都府庁までの距離に変わる。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


三木~神戸は片側3車線分の用地を確保しており、その気になれば、あと1車線分追加可能な造りをしている。
ただ、現状では「順調な流れ」が続いており、新名神接続後も特段、増設の必要性は無く、立ち消え状態。


淡河PA 3km
[E2A中国道] 西宮名塩SA 18km
[E1A新名神] 宝塚北SIC・SA 18km


ハイウェイラジオ淡河 上り方向の山陽道では最後のハイラジ。


混雑情報(訪問時は全て空席あり) 淡河PA 1km
[E2A中国道] 西宮名塩SA 16km [E1A新名神] 宝塚北SIC・SA 16km
いずれも、この先は京阪神都市圏に突入するため、トイレ休憩をする場所が限られる。
また、常に交通量が多い環境にあるため、繁忙期はスグに満車になり気味。


淡河(おうご)PA 上り方向の山陽道では、最後の休憩施設。

淡河PA


片側暫定2車線の状況下が続くが、確かにこの程度の流れなら、拡幅の必要性は薄いだろう。


神戸JCT 4.1km


神戸JCTが近づくため、中国道経由・新名神経由の分岐案内が出現する。
但し、2021年現在では高槻で途切れるため、いずれは更新される可能性が高い。


神戸JCT 3.5km
ココでは中国道または新名神経由で向える、高槻JCT・ICまでの所要時間をザッと確認可能。
新名神が開通したことで、中国道一極集中が緩和され、以前よりかはアクセスしやすくなった。


神戸北IC 1km


神戸北IC 500m


情報表示板(K型)
山陽道がまもなく終了するため、この先の中国道・新名神の情報が優先的に表示される。


[1]神戸北IC 神戸JCT 2km


[1]神戸北IC
神戸市北区(有馬温泉など)・三田市方面はコチラへ。
接続する六甲北道路を中継する形で、阪神高速北神戸線へ乗り継ぎ可能。

[1] 神戸北IC

神戸北~神戸JCT(一日平均利用台数:約46,000台)


神戸JCT 1.3km
高槻まで [E1A新名神]経由 35分 [E2A中国道]経由 35分(訪問当時)

神戸北インターと神戸JCTとの距離は、僅か2km足らず。


神戸JCT 1.1km


新名神・道路表示板(K型)
ココでは神戸JCTで繋がる新名神(高槻・京都・名古屋方面)の情報が表示される。


拝啓、E2山陽道。……ありがとう。さよなら。


中国道・道路表示板(K型)
ココでは神戸JCTで接続する中国道(大阪都心・舞鶴方面)の案内が優先的に表示。


神戸JCT 600m
ココで中国道へ分岐するランプウェイが出現。
黄色いロードペイントが施された部分へ移動しよう。


津山・舞鶴方面 急カーブ 速度落せ
中国道乗り換えランプは、大阪方面への乗り継ぎに限り、分岐直前で片側2車線に拡大される。
津山・舞鶴方面はさほど重要では無いようで、片側1車線のまま急カーブ→本線合流となる。


[5-1]神戸JCT(中国道は黄色新名神は赤色ロードペイントが施された方向へ


[5-1]神戸JCT
中国道と分岐する。大阪都心・舞鶴方面は左へ分岐しよう。


神戸JCTを直進した先も山陽道。元々はココで行き止まりだったため、分岐点もそんなに複雑では無かった。


進行方向を間違えたら 川西ICでお申し出を
次の新名神・宝塚北はスマートインターであるため、進路変更ミスに伴う対応が行えない。
そのためUターンする場合は、約20kmほど離れた川西インターの料金所で対応する。


[5-1]神戸JCT 山陽自動車道ここまで
中国道本線と立体交差する写真の0キロポストを以て、山口から続いてきた山陽道が終わる。
そのまま新名神高速道路にバトンを繋ぎ、高槻・京都・名古屋方面を目指す。

乗り換え:

[5-1] 神戸JCT

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