E54尾道道 上り行き
(三次東JCT・IC~尾道JCT)

訪問 2019年9月29日
作成 2019年10月6日

走行記録

三次東JCT・IC~三良坂IC(一日平均利用数:約5,700台)


[1]三次東JCT ここからE54尾道道

E9山陰道方面から連続するE54松江道から三次東JCTを経て、そのままE54尾道道へ。


三次東JCT・インターのオンランプと合流後、E2A中国道の本線を跨ぐ。
後述の通りに対面通行だらけであるため、最高速度も時速70キロ規制。


ここから対面通行


拝啓、E54尾道道
こんな山奥から尾道・福山都市圏へ無料で出られるのは、大変ありがたく思う次第です。


三次東JCT・インターを過ぎると、E54松江道から続く対面通行に逆戻り。
幹線であることに変わりないが、1万台割れを起こすローカル線なので、全線4車線化は難しいだろう。


三良坂IC 5km 吉舎IC 9km 尾道 60km
E54尾道道そのものは約50km程度しかない。


高架構造と切り通しの繰り返しで丘陵地を走る。周辺は農村地帯が広がる程度で、特に何も。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
拡幅時は時速80キロでの走行を担保できるように設計されている。


下り坂(最大傾斜4.0%) 速度注意 動物注意


三良坂IC 2km


馬洗川(橋長:696メートル)
 河川を含めた田園を連続高架橋で走り抜ける。


三良坂IC 800m 出口付近GS(他人事)
三良坂インターの敷地内にチェーンベースが設けられているため、豪雪時の避難ポイントにも活用できる。


三良坂トンネル(長さ:571メートル)


[5]三良坂IC
トンネルを抜けるとスグに出口。三良坂地区へ向かう場合は注意。


[5]三良坂IC 三次市三良坂地区はコチラへ。

[5] 三良坂IC

三良坂IC~吉舎IC(一日平均利用数:約4,600台)


長田敷地トンネル(長さ:993メートル)
三良坂インターを過ぎて、程なく次の長田敷地トンネルへ。1km近くもある大関級。


長閑な丘陵地が続いている。


吉舎IC 2km


出口周辺GS・トイレ(他人事)
本線上にSA・PAなどが無いため、出口付近に給油所があることを示す補助標識でお茶を濁している。


吉舎IC 1km


物凄い切り通しを通りながら坂道を下る。


吉舎IC 500m


[4]吉舎IC 出口周辺GS・トイレ(他人事)


[4]吉舎IC 三次市吉舎地区はコチラへ。

[4] 吉舎IC

吉舎IC~甲奴IC(一日平均利用数:約5,700台)


馬洗川(橋長:674メートル)・馬洗川橋
二度目の馬洗川と国道184号の上空を、PCラーメン橋で通過する。
地上との高低差が半端ないほどに高く、ゾッとするかも。


三玉トンネル(長さ:292メートル)


甲奴IC 6km 世羅IC 18km 尾道 49km


追越車線 2km


車間距離確認区間(設計速度80キロ)・古銀山橋
この高架橋の真下で、E54尾道道に並行するJR福塩線を通過。


甲奴インターの近くまでは上り坂が断続しており、一部区間は写真のようなコンクリ舗装もある。


程なくしてガス抜き程度の追越車線が復活する。上り坂というのを考えると、実質、登坂車線。


対面通行 追越車線の距離は1km程度。


甲奴IC 2km この付近で旧・甲奴町の領地へ。


甲奴インター2km地点で上り坂は一旦終わり、緩やかな下り坂となってインター出口へと続いている。


甲奴IC 1km


甲奴IC 500m


[3]甲奴(こうぬ)IC


[3]甲奴(こうぬ)IC
三次市甲奴地区・府中市上下地区はコチラへ。

[3] 甲奴IC

甲奴IC~世羅IC(一日平均利用数:約5,300台)


E54中国やまなみ街道
E54尾道道・E54松江道セットで、沿線自治体を中心とした結成団体が定めた中国横断道の愛称。
似たような名前が瀬戸内海(E76瀬戸内しまなみ海道)にあるため、それを模範したのだろう。


甲奴インター先で再び上り坂。


E54尾道道最高地点(標高:460メートル)

E54尾道道の最高地点を通過。ここから先は、原則として下り坂が続いている。


世羅IC 11km 尾道北IC 23km 尾道 41km


対向車・前方車をあまり目にしない。


一部区間はコンクリ舗装。地盤が弱いのだろうか。


跨線橋も拡幅の可能性が薄いとみているためか、ワザと片側2車線分の幅で設計されている。


広島県世羅郡世羅町(せらぐん-せらちょう)
E54松江道・三次東JCTから続いてきた長き三次市の領地から離れ、隣の世羅町へ。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


追越車線 2km先


別迫トンネル(長さ:542メートル)


別迫トンネルの先でガス抜きレベルの追越車線が復活。


約1kmほど進んでスグに対面通行に戻る。


世羅IC 2km


世羅IC 1km 出口周辺GS・トイレ(他人事)


世羅IC 500m


芦田川・芦田川橋 この高架で国道432号を通過。


[2]世羅IC(道の駅世羅) 出口周辺GS・トイレ(他人事)


[2]世羅IC(道の駅世羅)
世羅町・三原市大和地区はコチラへ。

[2] 世羅IC

世羅IC~尾道北IC(一日平均利用数:約8,200台)


訪問時は 世羅インターの先で拡幅工事が実施されていた。


尾道北IC 10km 尾道JCT 16km
府中方面 尾道北インターへ

尾道市街が近づくため、下段部の案内が変化。
標識通りに、府中市方面は尾道北インターからのアクセスが便利。


[E2山陽道] 広島 岡山
なぜか2つの都市に対する距離標示が無視されている(NEXCOとは縦割り化)。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


宇津戸第2トンネル(長さ:670メートル)


下り坂(最大傾斜4.0%) 速度注意


下仮屋橋


宇津戸第1トンネル(長さ:1,140メートル)


広島県尾道市(おのみち-し)
世羅町から離れ、起点となる尾道市へ。
坂の街とE76しまなみ海道があることで知られる。


不自然な空き地が広がるが、一応はココにパーキングエリアを誘致できる空き地が確保されている。


E54尾道道10キロ地点


追越車線 2.4km先


尾道北ICの先 無料出口なし
標識の通り尾道北インターを過ぎると、自動的に有料のE2山陽道へ誘導される。


尾道北IC 2.7km 府中方面
道の駅クロスロードみつぎ 尾道北IC下車 2.2km


出口周辺GS(他人事)
そのままE2山陽道へ抜ける場合、大阪方面は福山SA・広島方面は小谷SAが次の給油ポイントとなる。


貝ヶ原トンネル(長さ:210メートル)


岩根トンネル(長さ:1,210メートル)
手前の貝ヶ原トンネルまで含めて実質1.4km。完全無料で通れる最後のトンネルでもある。


御調川橋 地上との高低差がゾッとする程高い、E54尾道道名物のPCラーメン橋。


この先E2山陽道(有料)


尾道北IC 500m


[1]尾道北IC E2山陽道・情報表示板(NEXCO西日本)
直進で実質的にNEXCO西日本の領地に入るため、NEXCO線の情報表示板が用意されている。


[1]尾道北IC 府中方面 / この先 有料区間

尾道市御調地区・府中市方面はコチラへ。

[1] 尾道北IC

尾道北IC~尾道JCT(一日平均利用数:約7,000台)


最後の追い越し車線が回復するが、例によってココも1km程度しか距離がない。しかも上り坂。


対面通行となってE54尾道道の4車線区間は終了。


尾道JCT 5km [E2山陽道] 広島・岡山
ここでも広島・岡山方面の距離は無視。これじゃ分からんだろうが(一般論)


木ノ庄トンネル(長さ:2,830メートル)・E54尾道道最長トンネル
距離は2.8kmを突破する、E54尾道道では横綱級のトンネル。


トンネル内はひたすら下り坂になっており、速度超過が生じやすい。車間距離にご注意を。


尾道本線料金所 900m


尾道本線料金所 500m
山の谷間を豪快に高架橋で通過するが、大きなサグとなっているため、最後の最後で上り坂。


拝啓、NEXCO西日本(西日本高速会社線)


尾道本線料金所(ここからNEXCO西日本)

この先のE2山陽道が有料道路であるため、ココで入場手続きを行う。
尾道JCTの近くにある尾道インターはごく短距離しかないが、その場合も普通車220円が発生する。


尾道JCT 図形標示板


案内は至ってシンプル。左折で福山・岡山、右折で尾道・広島へ向える。
福山西インターで間接的に接続している、E76しまなみ海道の案内がある。


料金所から尾道JCTまでのランプ部も、本来は片側2車線に拡幅できるように設計されている。


[22-1]尾道(おのみち)JCT


[22-1]尾道(おのみち)JCT E54尾道道ここまで

福山・岡山・しまなみ海道は左折、尾道市街・広島方面は直進。
これを以て、E54尾道道(更にはE9山陰道・松江玉造インターから続いてきた中国横断道)が終わる

乗り換え:[E2] 山陽道E76尾道福山道・E76しまなみ海道接続)
瀬戸内海沿いを延々と走る高速道路。E76しまなみ海道に程近い。

<<[E2山陽道] 福山・岡山方面 [E2山陽道] 尾道・広島方面>>

[22-1] 尾道JCT

<<[E54松江道] 松江方面 [E54] 尾道道

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.