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そらみち国道ずかん 100号台
作成 2021年1月25日
更新 2023年10月7日
国道101号~200号。旧・二級国道で占めるサブエリート的存在で、旧・一級国道が国土を縦貫する大都市連絡型の路線だったのに対し、旧・二級国道はそれを補う形で重要都市や港湾・空港とを結んでいるのが特徴。
【ショートカット】
181-190
国道183号

国道183号(撮影場所:広島県三次市十日市町)
- 起点:広島市中区
(国道2号・国道54号・国道191号・国道261号・広島県道243号広島港線 / 広島市役所前交差点)
- 終点:鳥取県米子市(国道9号・国道181号・国道482号 / 公会堂前交差点)
- 主な通過点:広島県(三次市・庄原市)・鳥取県(日野郡日野町・西伯郡伯耆町)
- 総延長距離:144.8km(実延長は98.8km)
- 指定区間:国道54号重複区間のみ(広島市・広島県・鳥取県管理)
- 別称・道路愛称:相生通り・寺町通り・可部街道
- 並行する鉄道路線:広島電鉄(宇品線・広電本線・広電横川線)・JR西日本(可部線・芸備線・伯備線)
- 道の駅:なし
- 走行難易度:★★
-
解説:広島市と米子市を結ぶ陰陽連絡道路。起点から三次市までの大部分が国道54号と重複、あるいは同路線の旧道を通り、鳥取県側では日野町以北が国道180号と重複するため、実質的には三次市と日野町との間を結ぶ路線となる。県境部の鍵掛峠は、E2A中国道・E73米子道経由よりも大幅にショートカット出来るものの、狭隘区間が点在することから、国土交通省が権限代行の形でトンネル・バイパス道路を整備している。
国道185号

国道185号(撮影場所:広島県呉市阿賀中央5丁目)
- 起点:広島県呉市(国道31号・国道487号 / 本通2丁目交差点)
- 終点:広島県三原市(国道2号 / 糸崎8丁目交差点)
- 主な通過点:竹原市
- 総延長距離:76.7km
- 指定区間:起点~竹原市忠海東町4丁目(国土交通省・広島県管理)
- 別称・道路愛称:休山新道
- 並行する鉄道路線:JR西日本(呉線・山陽本線)
- 道の駅:たけはら(竹原市)
- 走行難易度:★★
-
解説:呉市と三原市糸崎を結ぶ国道。北に旋回する国道2号の迂回路線であり、全線通じて瀬戸内海沿いの島々を一望できる。三原警察署交差点~終点までは、国道2号バイパスの整備に伴う旧道払い下げ区間であり、終点の糸崎8丁目交差点は瀬戸内海にギリギリ面した所にある。
国道186号

国道186号(撮影場所:広島県山県郡安芸太田町穂坪)
- 起点:島根県江津市(国道9号 / 渡津交差点)
- 終点:広島県大竹市(国道2号・国道433号 / みどり橋東詰交差点)
- 主な通過点:島根県浜田市・広島県(山県郡北広島町・山県郡安芸太田町・廿日市市吉和)
- 総延長距離:134.1km
- 指定区間:国道9号との重複区間のみ(島根県・広島県管理)
- 並行する鉄道路線:JR西日本(山陰本線)
- 道の駅:スパ羅漢(廿日市市)
- 走行難易度:★★
-
解説:島根県江津市を起点に、途中の浜田市まで国道9号と重複後、そこから険しき中国山地を貫く形で瀬戸内海沿いの大竹市に至る路線。認定当初は国道版の「広浜線」として、文字通り広島⇔浜田を結ぶ国道として認定されたが、後に起点・終点の位置が変更されている。山間部を通る路線とは言え、全線通じて片側1車線で整備されており、中盤には温井ダムやE2A中国道並走区間もあったりと、山間部の景観に富んだドライブコースになっている。
国道187号

国道187号(撮影場所:島根県鹿足郡津和野町枕瀬)
- 起点:山口県岩国市(国道2号・国道188号・国道189号 / 立石交差点)
- 終点:島根県益田市(国道9号・国道191号 / 中吉田町交差点)
- 主な通過点:島根県鹿足郡吉賀町
- 総延長距離:72.3km
- 指定区間:国道2号・国道9号の重複区間のみ(山口県・島根県管理)
- 並行する鉄道路線:錦川鉄道・JR西日本(山口線)
- 道の駅:ピュアラインにしき(岩国市)・かきのきむら(鹿足郡吉賀町)
- 走行難易度:★★
-
解説:岩国~益田を連絡する国道。山口県側では錦川・島根県側では宇佐川と並行している。路線のほぼ中間点となる吉賀町でE2A中国道と接続しており、この高速道路を軸に陰陽連絡が可能。未遂に終わった国鉄岩日線は、概ねこのルートに沿っており、山口県側に関しては第3セクターの錦川鉄道がほぼ観光列車扱いで残している。
国道188号

国道188号(撮影場所:山口県岩国市由宇町神東)
- 起点:山口県岩国市(国道2号 / 立石交差点)
- 終点:山口県下松市(国道2号 / 末武中交差点)
- 主な通過点:柳井市・光市
- 総延長距離:72.4km
- 指定区間:全線
- 並行する鉄道路線:JR西日本(山陽本線)
- 道の駅:なし
- 走行難易度:★
-
解説:岩国市と下松市を結ぶ国道で、全線がJR山陽本線と並行している。瀬戸内海沿いと隣り合わせであるため、離島の周防大島へのアクセスのほか、ドライブ・ツーリングコースとしての活用に便利。起点・終点で国道2号と接続するため、同路線の迂回路としての役割も持つ。
国道190号

国道190号(撮影場所:山口県宇部市居能町3丁目)
- 起点:山口市(国道2号・国道9号 / 岡屋交差点)
- 終点:山口県山陽小野田市(国道2号・国道9号)
- 主な通過点:宇部市
- 総延長距離:43.7km
- 指定区間:全線
- 並行する鉄道路線:JR西日本(山陽本線・宇部線・小野田線)
- 走行難易度:★
-
解説:山口市と山陽小野田市との間を、周防灘に面した宇部市経由で連絡している国道。宇部興産などの重工業向けの工場や、山口宇部空港などの空路・鉄路に対する接点も持ち、予想以上に交通量が多い。終点付近は国道2号バイパスの整備に合わせ、旧道に降格した部分を割り当てている。
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191-200
国道191号

国道191号(撮影場所:山口県阿武郡阿武町宇田郷)

島根県と広島県の県境
- 起点:山口県下関市(国道9号 / 下関駅西口交差点)
- 終点:広島市中区(国道2号・国道54号・国道183号・国道261号 / 広島市役所前交差点)
-
主な通過点:山口県(長門市・萩市・阿武郡阿武町)・島根県益田市・広島県山県郡安芸太田町・広島市(安佐北区・安佐南区)など
- 総延長距離:290.8km
- 指定区間:
- 起点~山口県下関市豊北町北宇賀(二見夫婦岩付近)
- 山口県長門市西深川四ノ椎ノ木道祖(椎ノ木峠)~島根県益田市中吉田町(中吉田町交差点)
- 国道54号重複区間
- ※上記以外は山口県・島根県・広島県・広島市管理
- 並行する鉄道路線:JR西日本(山陰本線・仙崎支線・美祢線・可部線)・アストラムライン・広島電鉄(1系統・3系統・7系統)
- 道の駅:北浦街道
豊北(下関市)・萩さんさん三見(萩市)・阿武町(阿武町)・ゆとりパークたまがわ(萩市)・サンエイト美都(益田市)・匹見峡(益田市)・来夢とごうち(山県郡安芸太田町)
- 走行難易度:★★
- 解説:前半と後半で国道の雰囲気が全く異なる。
下関市と益田市の間は日本海沿いを延々と走り、後半の益田市と広島市の間は中国山地を貫く険しい山岳道路となる。日本海に接する場所では悪天候時に高波に晒されやすく、特にその影響をモロに受けると見込まれる場所に限り、国土交通省が管理代行を行っている。後半の中国山地は冬になると豪雪地帯と化し、冬用タイヤが無ければマトモに走れない。
長門市から益田市まではE9山陰道の建設が進んでいる。
国道197号

国道197号(撮影場所:愛媛県西宇和郡伊方町二見)
- 起点:高知市(国道32号・国道33号・国道55号・国道56号・国道194号・国道195号・国道493号 / 県庁前交差点)
- 終点:大分市(国道10号・国道57号・国道210号・国道217号・国道442号 / 大道入口交差点)
- 主な通過点:高知県(土佐市・須崎市・高岡郡檮原町)・愛媛県(大洲市・八幡浜市・西宇和郡伊方町)など
- 総延長距離:274.9km(海上区間を除けば244.9km)
- 指定区間:国道32号・国道56号重複区間のみ(高知県・愛媛県・大分県管理)
- 別称・道路愛称:佐多岬メロディーライン・頂上線・愛媛街道・脱藩路(維新の道)・イクナ(佐多岬半島の酷道解消前まで呼ばれていたスラング)
- 並行する鉄道路線:JR四国(土讃線・予讃線・内子線)・JR九州(日豊本線)・土佐電気鉄道
-
道の駅:布施ヶ坂(高岡郡津野町)・ゆすはら(高岡郡檮原町)・きなはい屋しろかわ(西予市)・清流の里ひじかわ(大洲市)・伊方きらら館(西宇和郡伊方町)・瀬戸農業公園(西宇和郡伊方町)・佐賀関(大分市)
- 走行難易度:★★
-
解説:四国と九州を結ぶ唯一の国道。須崎~八幡浜までは険しき四国山地を貫くが、全線片側1車線で通行が可能。伊方町を通る佐多岬区間は、以前は道路整備が不完全だったこともあり、国道番号の語呂合わせで「行くな」という不名誉なレッテルを貼られていたが、現在は三崎港までバイパス整備が行われ、快速化している。四国と九州との間は、民間の国道九四フェリーが担当。
国道198号

国道198号(撮影場所:北九州市門司区西海岸)
- 起点:北九州市門司区西海岸1丁目(国道199号 / 門司港・湾合同庁舎前)
- 終点:北九州市門司区西本町(国道3号 / 桟橋通り交差点)
- 総延長距離:618m
- 指定区間:なし(北九州市管理)
- 別称・道路愛称:西海岸通り・桟橋通り
- 並行する鉄道路線:JR九州(鹿児島本線)
- 道の駅:なし
- 走行難易度:★
- 解説:いわゆる「港国道」と呼ばれる路線で、国道3号と門司港レトロ地区を結ぶ、九州で一番短い国道。かつては門司港を中心に貿易拠点として発展。現在は企救半島の反対側(周防灘沿い)に位置する新門司港がその代役を担っている。国道199号と直通しているが、それを示す標識が無いため、本当の終点を探すのは非常に困難。国道の周辺は門司港レトロとして再整備された、お洒落な街並みになっている。
国道199号

国道199号(撮影場所:北九州市若松区二島)
- 起点:北九州市門司区西海岸1丁目(国道198号 / 門司港・港湾合同庁舎前)
- 終点:北九州市八幡西区美吉野町(国道3号 / 日吉交差点)
- 主な通過点:北九州市(小倉北区・戸畑区・若松区)
- 総延長距離:46.4km
- 指定区間:なし(北九州市管理)
- 別称・道路愛称:西海岸通り・勝山通り・若戸大橋
- 並行する鉄道路線:JR九州(鹿児島本線・筑豊本線)
- 道の駅:なし
- 走行難易度:★★
-
解説:北九州市内で完結する国道で、門司港湾合同庁舎前を起点に小倉・戸畑・若松・八幡西を通る路線。国道3号の代役的存在で、序盤は鹿児島本線・中盤の若戸大橋以降は筑豊本線(若松線)と並行する。国道に対して、JR線・北九州工業地帯との間隔が極端に近すぎるが故に拡幅が困難な箇所があり、渋滞の常連。中には国道よりも隣の北九州市道の方が4車線以上・流れがスムーズだったりする。若戸大橋はJH・道路公社・北九州市とで国道の管理権が異なっていた。
国道200号

国道200号(撮影場所:福岡県飯塚市桑曲・冷水峠)
- 起点:北九州市八幡西区(国道3号 / 筒井町交差点)
- 終点:福岡県筑紫野市(国道3号・国道386号 / 原田交差点)
- 主な通過点:福岡県(直方市・飯塚市など)
- 総延長距離:91.6km
- 指定区間:なし(北九州市・福岡県管理)
- 別称・道路愛称:長崎街道・シュガーロード
- 並行する鉄道路線:JR九州(筑豊本線)・筑豊電気鉄道
- 道の駅:なし
- 走行難易度:★★
-
解説:旧・長崎街道沿いに設けられた国道。山がちな筑豊経由にはなるが、福岡市を斜めにショートカット出来るため、時間帯問わずに大型車が占有。冷水トンネルが無料化される前までは、トラックドライバーを中心に有料道路を嫌うために旧道に旋回することが多く、冷水峠や筑紫野市山家地区で事故が頻繁に起きていた。
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