E2A中国道 七塚原SA 下り行き
訪問 2020年7月19日
作成 2020年7月24日
E2A中国道 七塚原SA 下り行き
七塚原(ななつかはら)SA下りは、広島県庄原市山内町に設置されている、E2A中国道のサービスエリア。起点の吹田JCTから進んで5番目となる。
2005年10月の日本道路公団分割・民営化後は、前後区間の交通量に配慮し、一部のサービスを縮小している。
サービスエリアの情報
勝央SA以来となる、本線寄りの場所にガソリンスタンドが設置。24時間営業で安心♪
この先の三次東JCT・インターで接続するE54尾道道・E54松江道には、一部を除いて本線上に休憩施設がない(殆どが無料区間であるため)。無料区間ではインターチェンジ最寄りのガソリンスタンドで対処するように国土交通省が方針を出しているモノの、夜間営業をしている保証は全くない。念のため、尾道・松江・出雲方面へ向かう場合は、ココで燃料チェックをするのが望ましい。
施設見学
出口通路沿いから施設を一望する。一応はサービスエリアとあるだけあり、駐車場は結構広い。
トイレを含めた購買施設が高台になっているため、二輪車Pと身障者Pが離れた所に立地。
1978年に開通した当時から存在する便所。右手のシャッターはNEXCO西日本の管理用施設。
身障者トイレのある高台へは、専用のスロープを使って行き来する。身障者Pへの配慮は、あまりない。
身障者Pの奥手にドッグランが設けられているが、多分、ネタ切れ対策だろう。
身障者Pの近くに、申し訳程度のミニ公園。
EVスタンドは出口通路沿い。
購買施設の入口寄りに喫煙スペース。
1978年の開業当時から、ほぼ原型を留めたまま残されているハイウェイショップ。
この地域で見られる紅い屋根をしたデザインが特徴的。
24時間利用できる休憩スペース。テーブル席の配置がやや乱暴的。
不自然にコーヒー自販機があるが、かつてはそこに情報案内所が設けられていた。
2007年3月末で閉鎖。
ハイウェイショップ。岡山みやげもあるが、基本的には地元特産品を重点的に扱っているようだ。
レストラン言うものの、中身は牛丼チェーン店の松屋が入居している。
2020年訪問時は、三好野本店が指定管理者として売店等を仕切っていた。
高速道路開通記念碑
割と手っ取り早く見つけられるかも?開通記念碑
中国自動車道開通記念 1978年10月28日
日本道路公団 三次工事事務所・庄原工事事務所 職員一同
今はたかだか1km程度延伸しただけでワーワー盛り上がるが、1978年に開通したE2A中国道はひと味違う。岡山県側にあった北房インターから三次インターまでの約100kmが一斉に開通したのだ。当時は景気が良かったことに加え、単純に山間部ばかりを通るために土地収用問題で騒ぎになることがあまりなく、計画線も並行する国鉄姫新線・芸備線に従って作るだけだっため、割と建設しやすかったのもある。ただ、現在の真庭市北房地区に見られる上下分離区間(呰部ダムなど)や帝釈川橋のアーチ橋など、スンナリと建設出来た訳ではないことは留意するべきである。
三次インターまでは出来た。でも、その先の山口市までは「出来るだけ国鉄に沿った、広島市可部地区沿いを通るべきか」と「本来の計画通りに中国地方の中心部を通るルートで行くべきか」で問題になっていた(→E2A中国道あれこれも参照)。
おみやげ街道NEXCO西日本
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