E10宮崎道 霧島SA 上り行き

下り行き(宮崎方面)

訪問 2025年4月6日
作成 2025年8月29日


E10宮崎道 霧島SA 上り行き

 霧島(きりしま)SA上りは、宮崎県小林市細野東宮の原に設置されている、E10宮崎道のサービスエリア。南側に広がる霧島連山を一望できることで知られる。

サービスエリアの情報

       

鹿児島・熊本方面へ向かわれる方へ


危険物積載車両は、加久藤・肥後トンネルを通行できません!


そらかさんの話「この手の標識が出てくると、宮崎とはお別れですね」

ハイウェイスタンプ

非常電話

方向指示標識


E3九州道との分岐点が近づいているため、鹿児島・熊本どちらでもなく、単に「本線」と案内。
英語表記は、改正前の「THRU TRAFFIC」となっている。

施設見学

駐車場・トイレ


入口通路沿いから駐車場を一望する。下り同様、上りも駐車マスの割り当ては「てげてげ」してる。


大型車向けのマスも相応にあるが、北部九州の休憩施設に比べれば少なめ。
宮崎と鹿児島・熊本とを行き来する機会が少なく、多少雑な配備でも問題ないと思われている。


下り同様、上りも本線寄りにセルフ式ガソリンスタンドを設ける。
民営化後に一旦廃止されたが、E10東九州道開通に伴って復活した。


駐車場のほぼ真ん中にバス優先レーンがある。
後ろに園庭があるの、交通量の少なさに配慮した駐車面積削減を伺わせており、興味深い。


出口通路寄りに身障者・二輪車向け駐車場。


下り同様、上りも1976年開業当時からのトイレを続投させている。バリアフリー対策は控えめ。


出口通路沿いにEVスタンドがあり、その奥は緑地公園が設けられている。


身障者・二輪車向け駐車場の奥手に喫煙スペース。


緑地公園はやや広く確保されており、交通量の増大次第ではこの部分を駐車場に転換できるほどである。
そらかさんの話「そこまでE10宮崎道は交通量多くないから、拡大化とか考えなくていいよ(謎」


緑地公園から見渡す霧島連山。晴れてる日は岩やベンチ等に座って、ひなたぼっこしながら一服するのもいいかも!

購買施設


購買施設の構造は下りと同様であり、上りもソフトクリーム等のテイクアウトショップがある。


自動販売機コーナーも下り同様、施設と一体的に運用されている。


下りと違い、上りは情報案内所が設置されていなかった(但し、後から増備できそうな形はしている)。


下り同様、上りも待合室と食堂が一体的に運用され、レストランとは分離した構造を採る。


購買施設の奥にレストランがあり、通常のサービスエリアとは異なる独自の設計が興味深い。
まもなく宮崎県内を脱出することもあり、宮崎の情報発信基地として土産品が充実する。

高速道路開通記念碑


E10宮崎道(えびの~高原)工事概要碑

 えびのJCTから高原インターまでのE10宮崎道の設計・建設に携わった、当時の日本道路公団職員や建設業者(ゼネコン)の名称が刻まれており、整備に関する技術的な情報も書き込まれている。施工命令が1968年4月1日・開通が1976年3月4日と、約8年かけて整備されており、これでも比較的短期間で運用開始に至っているのは、霧島地域が盆地だらけで橋梁の出番が限定的な所が大きい(E10宮崎道はトンネルがたった2つで抑えられている所も、早期開通の決め手になっている)。

 なお、設計規格はえびの~高原が第1種第2級の時速100キロ設計となっているが、実際には高原インターより東側の道路構造と同じであり、路肩も他のE10宮崎道や八代インター以南のE3九州道と同構造の狭さである。このことから、最初から交通量が少ないことを見越して、道路規格の最小限度の範囲内で抑制させ、建設費を抑えているものとみられる。

ハイウェイショップ西日本


みちまるくん「宮崎といえば、鳥料理ですね」

 前述の通り、あと20km程度でE3九州道・えびのJCTと合流し、宮崎県区間を脱出することから、宮崎みやげが大変充実する。

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