山口宇部道路 下り行き
(宇部JCT~宇部南IC・大沢西交差点)

作成 2019年1月20日

走行記録

宇部JCT~宇部東IC(一日平均利用数:約25,000台)


[42]宇部JCT。山陽道本線・宇部下関線乗り継ぎ区間から離れ、直進する。


国土地理院が公開している1980年代の空中写真では、現在の宇部JCT付近にミニPAが設置されており、現在でもJCTの南側にごく僅かではあるものの、当時のPA跡地が残されている。有料道路時代は嘉川IC内にもミニPAがあったが、無料化された後は山口宇部道路全体でSA・PAを利用することは出来ず、インターそばにもコンビニ・道の駅・GSなどが殆どない。通過主体の自専道という印象を受ける。


宇部東IC。出口標識と実際の出口とは随分と距離がある。


右手に有料道路時代の管理事務所が設置されており、今でも取り壊されていない。


1975年に開通した当時はココに本線料金所はなく、南に位置する片倉地区で阿知須~片倉・宇部南の通行料を徴収していた。しかし、宇部下関線が接続したことで、宇部下関線と山口宇部道路の乗り継ぎに対する通行料徴収が必要になったことから、片倉地区の料金所を新設された宇部東ICそばに引っ越して運営を見直している。結果、移設後は宇部東IC~宇部南ICを擬似的ながらも無料で通行することが出来た。

山口宇部道路が無料化された後は、先ほどの阿知須本線料金所(跡地)も含め、有料区間となる宇部下関線の料金所は宇部ICに引っ越しし、山口宇部道路にあった2つの本線料金所は廃止された。今でも当時の管理事務所が残されているものの、比較的スペースが広大に残されていることから、パーキングエリアを誘致するのも手立てではないだろうか。


宇部東IC・自動車専用道路 終点 350m先 速度落せ
宇部新都市地区はコチラへ。そのまま直進で右側車線が再び消える。


宇部東ICの上空を通る宇部市道を潜る。本線が徐々に狭くなる。


注意!! この道は高速道路ではありません(法定速度・時速60キロ)
対面通行になると同時に、それまでの高速道路っぽい設計から、一転して一般道路に切り替わる。
道幅も急激に狭くなって圧迫感のある道路になるため、宇部東ICの前後で旅行速度も低下気味に。


速度落せ 自動車専用道路 終点
空港へ向かう宇部東ICの出入口をもって、自専道は終わり。

宇部東IC

宇部東IC~岡の辻IC(一日平均利用数:約25,000台)


注意 高速道路ではありません
一般道路に切り替わった山口宇部道は、見るからに普通の道。
山口県ではお馴染みの夏みかん色ガードレールが沿線に出現する。


法定速度60キロ
無料化に伴ってココが高速道と勘違いする客が増えたためか、正直に時速60キロで移動する客が目立った。


注意 高速道路ではありません


片倉IC 歩行者・自転車にご注意下さい!!
空港方面のハーフICで、ココでは素通りするのみ。
よって、有料時代は空港へ向かうだけでもカネが取られていたことになる。


片倉本線料金所跡地
前述の通りに宇部下関線との直通で宇部東IC近くに料金所が移動した。


宇部臨空頭脳パークへ向かう平面交差点。この辺は立体交差と平面交差が入り交じる。


跨線橋が道中で散見され、一応は拡幅を想定した設計にはなっている。
その際に自専道にアップグレードするかは謎。個人的にはして欲しい。


岡の辻IC 出口標識などはなく、唐突に立体交差点が出現する。

岡の辻IC

岡の辻IC~宇部南IC・大沢西交差点(一日平均利用数:約24,000台)


岡の辻ICの先に平面交差点があり、後付けで追加されたモノだろう。常磐公園最寄り。


しばらく進んで4車線区間が復活する。周囲は住宅街に覆われており、終点は近い。


宇部南IC
山口宇部道路の実質的な終点だが、標識の場所には交差点が無いので「境界」を跨ぐだけ。


大沢西交差点 山口宇部道路・終点
宇部南ICから少し進んだ先にある大沢西交差点で山口宇部道路は終了する。
直進で空港・右折で常磐公園・宇部市中心街へ向かう。

宇部南IC(大沢西交差点)

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