北薩横断道路 上り行き(佐志IC~鹿児島空港)
訪問 2024年11月7日
作成 2024年11月18日
走行記録
佐志IC
国鉄宮之城線跡地に整備されたアクセス道路から、北薩道は再スタート。
時速70キロ規制(設計速度80キロ)
永野インターまでは完成2車線であるため、中央分離帯による仕切りが設けられている。
理論上は時速80キロまでスピードアップが可能だが、実際は10キロ分規制を実施。
佐志インターを過ぎて早々、いきなり傾斜角度の大きい上り坂に入る。
さつま広橋IC 5km 永野IC 9km 野坂IC 15km 溝辺鹿児島空港IC 25km
珍しく、次インターまでを示す予告標識(いわゆる3段標識)が設置されている。
この手の標識は設置箇所に関する基準が定まっておらず、上り方向ではココと高尾野インター等でしか見られない。
長い上り坂を経て頂点へ。写真の場所から下り坂に。この部分の傾斜角度はどのほどのものか。
追越車線 1.5km先
下り方向には追越車線が整備されているが、上りは別の場所に設置。
速度低下時のゆずり・登坂・追越車線で設けたとは考えにくく、単に設計上の都合だろう。
穴川(橋の長さ:191メートル)
真下で旧・国道504号と立体交差。川内川水系である穴川を並行している。
穴川を過ぎたら上り坂。河川を軸に巨大なサグが出来るという理不尽さ。
基本的に北薩道は
地形優先の設計なので、快適な走行はさほど重視していない。
ここから追越車線(追越車線の距離:約1,100メートル)
上り坂の途中で追越車線が出現。ココはそんなに傾斜角度は大きくない。
2024年3月の延伸で宮之城に随分と近づいたが、交通量は2千台を下回るほど閑散としている。
(あすか)地域間の連携とか薄そうなイメージだね。
車線減少 走行注意 左へ
上り坂左カーブの道中で、右側車線が消滅。
さつま広橋IC 1km
さつま広橋IC 500m
さつま広橋IC
さつま広橋IC
さつま町薩摩地区・観音寺公園・薩摩川内市祁答院地区はコチラへ。
空港・霧島市国分方面の出入口と合流する。
さつま広橋IC
さつま広橋インターとさつま観音滝インターの間は、2012年に開通。
前述のインターで薩摩地区・祁答院地区へ分岐することから、そこまでは比較的建設スピードが速かった。
鹿県ならではの丘陵地と深い森の中を走り抜ける。
対向車を殆ど見かけることがなく、かなり快適に走行できた。
さつま観音滝IC(空港・霧島市国分方面の出入口のみ)
観音滝インターすぎると、少しばかり視界が広がる。
永野IC 500m
ここから追越車線(追越車線の長さ:約1,600メートル)
インター出口標識の設置基準も非常に曖昧。ココでは500m手前で案内が出現する。
永野IC
永野IC
空港方面の出入口と合流。依然として追越車線は続いている。
永野IC
永野インターの先で車線減少していたとみられる痕跡を見かけた。
さつま観音滝インターまで延伸した際、永野インターの車線運用を変更したからである。
追越車線ここまで
永野インターから約300mほど進んで追越車線は消滅。
野坂インターまでは簡易分離措置による対面通行となり、道幅もやや狭くなる。ここから峠越え。
永野と野坂の間は4車線に拡幅できる構造であり、西側にその空き地が確保。
しかしながら計画の見直しで完成2車線・一般道仕様に変更されたため、拡幅の可能性は消滅している。
拝啓、国道504号。
自専道に「おにぎり」は、実に高尾野~中屋敷以来である。
永野トンネル(長さ:172メートル)
森渕2号橋で旧道と立体交差。野坂インターまでは旧道と何度かオーバークロスする。
野坂IC 3km 鹿児島空港 17km
下段部は空港までの距離。先程はE3九州道・溝辺鹿児島空港インターまでの距離だったのに。一貫性がない。
永野インター以降は野坂インター付近までひたすら上り坂。
この区間に並行する旧道は典型的で離合困難な山道だったため、自専道開通で随分と楽になった。
野坂インター寸前まで続く上り坂。
前述の通り、完全な一本化が実現しそうな時は、登坂車線としての活用も考えて欲しい所。
野坂IC 500m
野坂IC
現状は野坂インターを以て自専道は終了し、現道経由で鹿児島空港・E3九州道・霧島市国分へと繋がる。
空港直付けの自専道計画も整備段階に突入。長いスパンをかけた空港直結に期待したいところである。
野坂IC
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