E35西九州道 武雄佐世保道路
上り行き(武雄JCT・武雄南IC~佐世保大塔IC)

訪問 2019年2月10日
作成 2019年2月13日

走行記録

武雄JCT・武雄南IC~波佐見有田IC(一日平均利用数:約9,200台)


[6]佐世保JCT・ここからE35西九州道
長崎道から波佐見有田・佐世保方面へ向かう西九州道へ。


料金所500m 速度落せ
長崎道の上下線オンランプが合流して大きなサグを通る。
サグ部分を活用して西九州新幹線が通過している。


[1]武雄南本線料金所 ここから武雄佐世保道路
ここで高速自動車国道の通行料と波佐見有田ICまでの通行料(普通車:420円)を支払う。
隣接して武雄南ICがあるが、国道34号からの利用客にのみ対応するハーフICなので利用できない。


対面通行 800m先


対面通行ここから
4車線区間も多いが、基本的には片側1車線の対面通行で運用されている。


交通量は1万台以下。無理して拡幅する必要性は薄いが、GW(有田陶器市など)シーズンは猛烈に混む。


波佐見有田IC 6km 佐世保三川内IC 11km 佐世保 27km


矢筈ダムの上空を高架橋で結ぶ。ダムを跨ぐ高速道路は、全国探しても意外に珍しいものでは?


ここから長崎県
長崎県東彼杵郡波佐見町(ひがしそのぎぐん-はさみちょう)

ダムの先隣の長崎県へ。波佐見焼があることで知られる。
末端部分の佐賀県は僅か4km程度しかないため、あまり佐賀県にいる感じはしない。


県境の先で一時的に追越車線が復活。約3km程の距離があり、余裕を持って追越可能。
長崎県・波佐見町に入ったことから、沿線の観光地をPRする看板が目立つ。


長い下り坂 速度注意


最高70キロ規制(臨時規制時は除く)
4車線に拡幅しても、高速移動にはやや無理のある時速80キロで設計されているため、スピードアップは困難。


対面通行 800m先 左手にPAを誘致できそうな謎の空き地がある。


武雄佐世保道路を建設した時に残土を一時的に置いておく理由から設けられたもので、パーキングエリアとしての誘致は全く計画していないそうだ(NEXCO西日本への質問に対する回答文より)。


左車線へ この先対面通行
管理用施設付近で右側車線が消える。再び対面通行へ。


波佐見有田IC 2km
波佐見町と有田町が異なる場所にあるためか、微妙に文字を空けている。


波佐見有田から別料金です
武雄佐世保道路は距離別方式ではなく、線区単位で個別に扱っている。
このため波佐見有田ICを通過した場合は、当該IC~三川内ICの通行料を別途徴収する。


波佐見有田IC 1km
追突注意 車間距離を十分に

先に見える波佐見トンネルを頭に渋滞する傾向がある。春の連休・有田陶器市シーズン時は尚更。


波佐見トンネル(長さ:160メートル)
西九州道全体では最初となるトンネル。距離は短め。


トンネルの先で追越車線が復活する。大塔ICまでは意外に4車線走行が可能では?


波佐見有田IC 500m


[2]波佐見有田IC ハウステンボス・直進


出口標識と実際の出口ランプとの間は、高架橋によってやや遠く離れている。


[2]波佐見有田IC 波佐見・有田・川棚方面はコチラへ。

[2] 波佐見有田IC

波佐見有田IC~佐世保三川内IC(一日平均利用数:約9,000台)


対面通行 200m先
インターチェンジの前後区間(約2km)だけ追越車線が確保されており、スグに対面通行に戻る。


この先 対面通行
限りなく佐賀県と長崎県の県境に近い場所を通るためか、巨大なサグの連発で山間部を通過する。


追越車線
サグの先で極端な上り坂に差し掛かるため、ハンディキャップの追越車線が登場する。


長崎県佐世保市(させぼ-し)
長崎県北部における最大都市。ハウステンボス・九十九島などで知られる。


佐世保三川内IC 2km


登坂車線 終り 長い下り坂 速度注意


坂道を越えると、途端に今度は急激な下り坂が三川内ICまで連続する。かなり両極端。


佐世保三川内IC 1km


料金所 1km


佐世保三川内IC 500m 佐世保市街 直進
三川内ICの手前で追越車線が復活する。どうせなら全線4車線で整備すりゃ良かったのにね。


料金所 500m 速度落せ 佐世保市街 直進


[3]佐世保三川内IC ハウステンボス・直進
佐世保市東部(三川内地区・早岐地区)・伊万里方面はコチラへ。
平戸・松浦方面へ劇的に遠回りする西九州道の迂回路に当たる。


佐世保三川内本線料金所
大塔ICへ連続走行する場合は、波佐見有田⇔三川内・三川内⇔大塔の通行料をまとめてここで支払う。
波佐見有田⇔三川内は210円、三川内⇔大塔も210円(いずれも普通車)。

[3] 佐世保三川内IC

佐世保三川内IC~佐世保大塔IC(一日平均利用数:約9,900台)


設計速度80キロ区間
ここから先は追越車線がかなり確保されているため、お情けで10キロ規制緩和。
80キロで走行可能なのは、松浦~伊万里の完成2車線区間と福岡前原道路程度。


次のインターまでは約3kmほどの距離があるが、3段標識などは特に存在しない。
佐世保みなと・佐世保市街・佐々方面の距離が分からずに不親切。


三川内トンネル(長さ:240メートル)
上空はゴルフ場。シェードが出口にあるため、実際には250m程度。


今までの区間と同様にアップダウンがかなり激しく、軽自動車にはなかなか厳しい。


それなりに交通量はあるものの、それでも1万台割れを起こすことも少なくない。
あくまでも並行する国道35号の渋滞を回避する地元民の利用が主だろう。


この先 対面通行
起点から3kmほど進んで車線減少。時速80キロ規制緩和もココまで。
同時に2019年現在では、佐々ICまで追越車線が全くない状況が続く。


対面通行ここから
跨線橋の幅員と空き地を見る限り、拡幅用の土地は確保されている。


大塔 ハウステンボス 出口2km 本線直進 出口右折


最高70キロ規制(臨時規制時は除く) 大塔ICの直前までは下り坂が続く。


佐世保大塔IC 1km


佐世保大塔IC 700m 大塔から別料金です
そのまま連続走行する場合は、先にある大塔料金所で港・中央ICまでの通行料を支払う。


[4]佐世保大塔IC


[本線] 佐世保市街 平戸 松浦 / 大塔出口 ハウステンボス
右から退出するという、奇妙な構造をしている。お間違えのないように。


佐世保市中心部・平戸・松浦方面の延伸が決まるまでは、大塔ICで国道35号バイパスとしての武雄佐世保道路が終点となっていたことの名残。その関係で大塔ICと言えども、中心部へ向かう出入口と長崎道へ向かう出入口とでは立地場所が大きく異なっており、両者を行き来する過程で全く別の路線に乗り継ぎを行っているかのような錯覚を受ける。

なお、地域高規格道路「西彼杵道路」の起点としてジャンクション化する構想もあるが、現実としては接続する国道205号針尾バイパスが4車線道路の形で開通する程度に留まっており、全区間自専道で整備する計画も現道活用方式の採用などで見直しを行うなど、実質的に棚上げ状態となっている。


[4]佐世保大塔IC 武雄佐世保道路ここまで
早岐地区・ハウステンボス・西海方面はコチラへ。武雄佐世保道路はここで終わる。

[4] 佐世保大塔IC

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