[2]波佐見有田IC 2020年8月の地点では、ココからスタート。
E35西九州道 武雄佐世保道路
下り行き（佐世保方面～武雄南IC・武雄JCT）
訪問 2020年8月5日
作成 2020年8月11日
武雄佐世保道路について
佐賀県武雄市と長崎県佐世保市（大塔地区）とを結ぶ自動車専用道路。元々は長崎道と連携して長崎県北部地域へのアクセスを改善するために作られたもので、1990年の開通当初は国道35号のバイパス道路扱いだった。そのため、キロポストやIC番号は、2020年現在では武雄JCT側から降られており、佐世保道路・佐々佐世保道路の2路線も武雄JCTを軸に設定している。
起点の福岡市から進んだ場合、西九州道における最後の事業区間となるが、現道活用区間の二丈浜玉道路を除けば、この武雄佐世保道路が最古の路線である。
武雄佐世保道路は区間制料金になっており、途中の波佐見有田ICには料金所がない。そのため、波佐見有田ICを通過する場合は「波佐見有田からは別料金」という標識を設置し、利用者に注意を促している。また、佐世保道路・佐々佐世保道路と異なり、軽自動車・中型車の区分が出てくる前に開通した一般有料道路であることから、料金区分は3段階（普通・大型・特大）となっている。
お気づきの通り、佐世保中央ICから進んだ場合は、最大3回も本線料金所を潜る必要があり、ETCが無いと事あるたびに現金等の準備をしなければならず、大変不便である。
走行記録
[2]波佐見有田IC 2020年8月の地点では、ココからスタート。
波佐見有田ICを過ぎて、主要道と立体交差する高架橋の先で対面通行に戻る。
拝啓、E35西九州道。武雄佐世保道路も、全線4車線化を希望している所存であります。
波佐見トンネルの前後区間は、上り方向を活用して対面通行を行う。
波佐見トンネル（長さ：160メートル）
距離自体は短いものの、春の有田陶器市の時にはココで渋滞が起こり、追突事故が起こりやすい。
武雄南IC 7km 武雄JCT 8km
左手に拡幅スペースが確保。4車線化の優先候補には選ばれたものの、実現はまだまだ先。
追越車線 長崎県区間では最後の追い越しポイント。佐賀県との県境付近まで続いている。
右手にPAを誘致できそうな空き地があるものの、単なる残土を集めただけ。
周辺は波佐見町特産の茶畑が広がる。
長い下り坂 速度注意 対面通行900m先
対面通行 長崎県区間における最後の追越車線が終わる。
佐賀県に突入 佐賀県武雄市（たけお-し）
残り5kmに達した所で、伊万里市以来の佐賀県区間へ。
伊万里は長崎県寄り・唐津は福岡寄りというイメージで、武雄もどちらかと言えば長崎寄りの土地柄。
4キロポストにある高架橋で、佐賀県営の矢筈ダム上空を通過。
自動車専用道路がダムの上を通る路線は、全国探しても珍しい。
佐世保道路ほどではないものの、概ね1万台前後で推移しており、状況次第では著しく流れが悪くなることも。
先ほどの矢筈ダムの先から下り坂になっている。
武雄南IC 2km
西川登地区で高架区間となり、ココで再び上り坂。
武雄南IC 1km ココで対面通行は終わり。
武雄南IC・本線料金所 500m
(左折) 武雄市街 / (直進) [E34長崎道] 佐賀 長崎 福岡 熊本 大分
この先料金所 自動収受 小銭をご用意下さい
[1]武雄市街（武雄南IC） 高速入口・直進
長崎道にある武雄北方ICを使うよりも、ココから向かう方が武雄市中心部は近い。
そのため、出口標識も武雄南と描かず、ワザと武雄市街と書き換えている。
[1]武雄南IC・本線料金所
武雄市街は国道出口、長崎道へ向かう場合は高速入口レーンへ。
武雄JCT 500m
キロポストは武雄JCTからの続きとなっているが、厳密には長崎道の一部（武雄南支線）。
(左折・福岡方面) 川登SA 3km / (右折・長崎方面) 大村湾PA 18km
真下にある国道34号を含め、上空を長崎・西九州新幹線が通過している。
西九州道が巨大なサグになっているのを見る限り、当初から新幹線建設を見込んでいたのか？
[6]武雄JCT
[6]武雄JCT
長崎道と合流し、福岡市から続いてきた西九州道は終了。
武雄北方IC・佐賀・福岡・熊本・大分方面は左車線、嬉野IC・長崎方面は右車線へ。
乗り換え：[E34] 長崎道
長崎道は武雄JCTで中間点と見なされることが多く、ココから鳥栖JCT、または長崎ICどちらもほぼ同じくらいの距離がある。
<<[E34長崎道] 佐賀・福岡方面 [E34長崎道] 長崎方面>>
[6] 武雄JCT
武雄南IC交差点・西九州自動車道 終点
国道34号と合流して、福岡市から続いてきた西九州道は終了。
本当の西九州道の末端は、国道34号と合流するこの場所となる。
[1] 武雄南IC
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