E9山陰道 下り行き
(宍道JCT~出雲・江津方面)
訪問 2021年5月6日
再編 2021年12月10日
走行記録
拝啓、E9山陰道。「純粋なE9山陰道」、本当に短く感じられます。
斐川IC 3km 出雲IC 17km 浜田 104km
出雲インターが近づくため、下段部の案内が浜田市役所までの距離に変化。
県庁所在地で出雲地方の中心部である松江と、石見の中心地・浜田とは120km近くも離れている。
宍道インターを過ぎるとアップダウンが酷くなり、造りがややザツになる。
斐川インターまではやや急傾斜な下り坂が続いている。
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
右手に出雲市中心部を含めた、出雲都市圏の市街地が見えてくる。
斐川IC 2km
出雲市内に入った所で市街地は北側の平地にある。
そのため、E9山陰道は内陸沿いを素通りする感覚でしかない。
斐川IC 1.2km 斐川本線料金所 1.5km
神庭荒神谷トンネル(長さ:560メートル)
斐川IC 500m 斐川本線料金所 800m
後述の通り、出雲インターには料金所が無く、NEXCO線もそこで一旦途切れる。
また、出雲大社へはこの先の出雲インターを利用する方が近いため、図形標示板で対処。
[30]斐川IC
[30]斐川IC / (直進) 出雲大社・浜田方面
出雲市斐川地区のほか、出雲市役所・JR出雲市駅などの市街地はコチラで。
出雲大社へ向かう場合は、その先の出雲インターから道なりに進む方が早い。
斐川本線料金所
斐川~出雲の線区を含めた通行料を、ココで支払う。
この地点ではまだ、NEXCO線は終わっていない。
[30] 斐川IC・本線料金所
仏経山トンネル(長さ:2,990メートル) 山陰自動車道最長トンネル
本線料金所を潜った直後、約3kmに達する横綱級の仏経山TNに入る。
訪問地点で開通から12年近く経過しているが、その割にはトンネル内は、まだキレイ。
大半の客層が斐川インターで退出するため、ススが生じにくいのもあるのかも?
斐伊川(橋長:430メートル)
奥出雲町付近から流れる、島根県を代表する巨大河川。
上流の雲南市では、桜並木による河川整備が行われている。
出雲IC 10km 浜田 97km
2021年現在では出雲インターと浜田市役所までの距離のみ掲載。
2024年度に出雲多伎インターへ延伸した際には、案内に変化が生じるはず。
ゆずり車線
上り方向にもゆずり車線が設定されているため、実質的な追越車線である。
拝啓、E9山陰道。出雲市中心部を通っているはずなのに、周辺は山だらけですね……。
ゆずり車線終り ここから対面通行
緩やかな上り坂が写真の位置まで続いており、この地で頂点に達する。
ゆずり車線の距離は約1.2km程度しかなく、正直、ガス抜きレベル。
宍道JCT以降の景観にも通ずる話として、出雲以降はトンネル・高架構造のオンパレードになる。
船津朝山トンネル(長さ:1,960メートル)
約2kmに達する大関級のトンネル。鳥取県側にあった「内海中常松TN」とほぼ同じ。
やはり斐川インターで交通の流れが分散しているためか、トンネル内はあまり汚れていない。
入口部分のみやや急なカーブになっているが、その後は出口まで緩めの曲線がt具尽く。
絵になりそうなトンネル周辺の景観。山を切り崩したくなかったんやな。
立巌トンネル 短すぎるために距離標示すらない。
姉山トンネル(長さ:820メートル)
地図上ではこの北側に出雲市中心部の市街地が広がっている模様。
姉山トンネル手前にある高架橋で、国道184号と立体交差。
神戸川(かんどがわ・橋長:380メートル)
斐伊川の仲間である巨大河川(下流の放水路改良で、斐伊川系統に編入)。
出雲国風土記では「神門川」と称され、上流には立久恵峡が形成されている。
知谷古志トンネル(したにこし・長さ:1,420メートル)
出雲IC 2km
新宮トンネル(長さ:540メートル)
出雲IC 1km
出雲IC 500m
[31]出雲IC 速度落せ・終点 この先急カーブ
2021年現在ではココで自専道区間が終わり、強制的に一般道に誘導される。
出雲多伎インター延伸へ向けた工事が進んでおり、直通化は2024年度を予定。
ランプウェイと本線が一体的に運用されており、2009年の開通当時のままとなっている。
直角カーブが2回続く構造をしているが、出雲多伎インター延伸前までには改良される。
[31]出雲IC 高速自動車国道・終点(有料道路・NEXCO西日本ここまで)
高速自動車国道としてのE9山陰道がココで終わる。出雲大社・浜田方面はコチラで。
NEXCO西日本が管理する有料道路も、再びココで途切れる。
[31] 出雲IC
[33]出雲多伎IC
旧・多伎町の中心地に近いココから、再びE9山陰道がスタート。
ここから時速70キロ規制(設計速度80キロ)
出雲多伎インターの西側は片側2車線で整備されている。
しかし、出雲・松江方面が未開通なため、右側車線が塞がって利用できない。
対面通行を意味する標識だが、右側車線を利用できないため、グリーンシートで塞がっている。気が早い。
大田朝山IC 7km 大田中央・三瓶山IC 14km 浜田 75km
この先 対面通行
出雲多伎インターより西側は平地が殆ど無く、ひたすら海岸線沿いを走るルートになる。
多くの場所で日本海を一望可能。実に鳥取~米子以来である。
対面通行が続く。開通地点では現在の上り方向を活用して片側1車線運用を行っている。
晴れていればキレイな日本海を満喫しながら、出雲⇔石見の連絡が可能。
海岸線から少し離れているが、高台・高架構造で整備されているため、丸見え。
余草高架橋
朝畑トンネル(長さ:354メートル)
赤谷トンネル(長さ:655メートル)
塚之尾谷高架橋
この付近は海沿いから少し離れている。
風穴トンネル(長さ:172メートル)
田儀高架橋 ココで急傾斜(最大5%)な坂道。
大田朝山IC 2km
島根県大田市(おおだ-し)
世界遺産・石見銀山があることで知られる。ココから石見地方。
拡幅スペースとなる部分は、訪問地点ではなぜかキレイに緑化されていた。
そのまま4車線化して、少しでも円滑な交通が出来るようにすればなぁ。
大田朝山IC 1km
大田朝山IC 500m
大田朝山インターの前後区間で、一時的に追越車線が出現。
[34]大田朝山IC
[34]大田朝山IC
大田市朝山地区・富山地区はコチラへ。
[34] 大田朝山IC
下り坂(最大傾斜4%)・車線減少
大田朝山インターの先で右側車線が消滅。追越車線の距離は、概ね1.5km程度。
時速70キロ規制(設計速度80キロ)
島根県警が指定する最高速度は、一部を除いて70キロ「固定」。
鳥取県側に見られた可変式の速度規制標識ではない。
ここから対面通行
大田中央・三瓶山IC 5km 浜田 66km
2021年5月に訪問した当時は、仁摩・石見銀山インターまで繋がっていなかった。
朝山・大田道路はアップダウンが激しく、大きなサグを何度も通る形となる。
キツい坂を下ったら、一転して大きな上り坂。この繰り返し。
坂の頂上に達したため、再び急傾斜な下り坂道。マッチポンプである……。
大原川橋
大田中央・三瓶山IC 2km 道の駅ロード銀山 3km
大田中央・三瓶山IC 1km
道の駅ロード銀山 IC出口より1km
大田中央・三瓶山IC 500m
[35]大田中央・三瓶山(おおだちゅうおう・さんべさん)IC
道の駅ロード銀山 IC出口より1km
[35]大田中央・三瓶山(おおだちゅうおう・さんべさん)IC
大田市中心部はコチラで。2021年5月訪問時はココで一旦途切れていた。
[35] 大田中央・三瓶山IC
[37]仁摩・石見銀山IC
大田市と合併する前の旧・仁摩町から、再びE9山陰道がスタート。
2021年5月訪問時は、
インター出入口通路の反対側で道の駅の建設が進んでいた。
湯追トンネル(長さ:570メートル)
仁摩・石見銀山インターを通過すると、程なくしてトンネルへ。
天河内トンネル(長さ:110メートル)
2つのトンネルは近接しているので、実質700m程度の距離に達する。
湯里IC 4km 温泉津IC 8km 浜田 43km
天河内第2高架橋
旧道となる国道9号がグネグネと海岸線沿いを通るのに対し、E9山陰道は高架構造などで突っ切っている。
琴ヶ浜第1高架橋
かなりの高台に整備されているため、右手に日本海がチラッと見える。
琴ヶ浜第2高架橋
ゆずり車線 500m先
新馬路トンネル(長さ:170メートル)
制限速度70キロ(設計速度80キロ)
ゆずり車線
ガス抜き程度にゆずり車線が復活。先ほどの多伎~朝山では「追越車線」だったはずだが??
湯里IC 2km
ゆずり車線終り
距離的には1kmも満たないため、やはりガス抜きである。
湯里IC 1.2km 新湯里トンネル(長さ:300メートル)
湯里IC 600m 湯里高架橋
[38]湯里IC
[38]湯里IC
[38] 湯里IC
清水・梨の木坂トンネル(長さ:519メートル)
温泉津IC 2km
湯里インターから石見福光インターは、インター間の距離が短い。
小浜第1高架橋
温泉津IC 1km
温泉津IC 500m
[39]温泉津(ゆのつ)IC
[39]温泉津IC
大田市温泉津地区はコチラへ。
[39] 温泉津IC
石見福光IC 2km
温泉津インターの敷地内で、石見福光インターの案内が出現。
石見福光IC 1km
インター出口付近まで、緩めの下り坂となっている。
福光トンネル(長さ:183メートル)
福光第2高架橋
ココで旧道と立体交差。温泉津~福光間の国道9号も、走行が難な狭隘道路が続いている。
[40]石見福光IC 終点400m
ココで直角カーブとなって本線が終了。強制的に国道9号に戻される。
現道活用として整備された浅利渡津線へは、旧道経由で乗り継ぐ。
[40]石見福光IC
ココで出雲多岐インターから続いてきた、一連のE9山陰道が終わる。
引き続き、江津・浜田方面へはココを左折して、一般道経由で乗り継ぐ。
[40] 石見福光IC
<<[E9山陰道] 米子東IC~宍道JCT [E9] 山陰道 [E9山陰道] 江津市浅利~浜田JCT・IC>>
このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.