E56松山道 下り行き(松山IC~大洲IC)

訪問 2021年4月12日
作成 2021年6月4日

走行記録

松山IC~伊予IC(一日平均利用台数:約6,000台)


伊予灘SA 3km 内子PA 31km ここから対面通行・重信川橋
松山インターを通過すると、そのまま左側車線が消滅し、対面通行に変貌する。
ココで先ほど並走してきた重信川と再び立体交差。


拝啓、E56松山道。追越車線 2km先
ナンバリングの系統が松山で切り替わり、ココから先は南予地域への旅路となりますね。


伊予灘SA 2km


伊予IC 8km 中山IC 16km 内子五十崎IC 32km 宇和島 81km
松山インターを通過したため、下段部の案内が宇和島市役所までの距離に変わる。


追越車線 500m先 中山方面への非ETCは伊予ICを利用ください


伊予灘SA 1km


伊予灘SAの前後区間で、一時的に右側車線が復帰する。
大洲・宇和島方面もそれなりに交通量はあるが、高松・東予地域と比較すれば少なめ。


伊予灘SA
E56松山道最後のサービスエリア。

伊予灘SA(下り行き)


対面通行 300m先
伊予灘SAの前後だけの追越車線もココまで。距離も1km程度と、かなり短い。


ここから対面通行


大谷橋


対面通行で運用されているものの、4車線化した際は時速100キロで飛ばせるように勘案されている。
それを察するに、伊予インターまでは「松山都市圏」として、一定の需要があることが窺える。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


隣に伊予灘が見えるあたり、東予地域で見られた瀬戸内海並走と造りは同じ。
また、時速100キロ走行を想定していることもあり、線形は滑らかである。


伊予IC 2km


[E11高松道経由] 高松西ICから150km


中山ICはETC専用です


中山方面への非ETC車は伊予ICを利用ください
※この後、車の異音の疑いが出たので、一旦、緊急停止。問題なしと判断したため、再び走行。


伊予IC 1km


対面通行ここまで(でも追い越せない)
追越車線に相当する部分が短すぎるため、片側1車線がそのまま続いている。


伊予IC 500m


[14]伊予IC


[14]伊予IC
伊予市のほか、合併前の双海地区はコチラへ。

[14] 伊予IC

伊予IC~中山IC(一日平均利用台数:約12,000台)


拝啓、E56松山道。2度目の峠越え・犬寄峠区間が始まりますね。


松山都市圏と内子町との間に差し掛かる「犬寄峠」区間へ。
ココも先ほどの桜三里同様、国道と並走しており、E56松山道は北側を通過している。


犬寄峠区間は対面通行のままな故、傾斜角度がかなり大きい。
そのため、前の車両が低速のままだと、煮詰まって渋滞が発生しやすいのがネック。


中山IC 7km 内子五十崎IC 23km 大洲IC 31km 宇和島 72km


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
伊予インターから先は、大洲道路を除いて完全な時速80キロ縛り。


急傾斜な坂道が中山インターまで続くため、渋滞緩和を理由に拡幅工事を行っている。


当面は現在の下り方向を活用した対面通行が続くが、拡幅後は上り方向が新設・拡張される。
訪問地点ではまだ高架工事などが中途半端であり、まだ5年ぐらいは掛かるとみている。


渋滞発生ポイントの一つ・明神山トンネルが差し掛かる。
訪問地点では、上り方向の穴掘りに着手していたが、どのほど掘ってるのだろう?


明神山トンネル(長さ:2,570メートル)
約2.6kmもある大関級。出口まで延々に厳しい上り坂が続いている。


普通なら長距離トンネルを出るとそこで頂上になる所だが、ココは単なる通過点。
明神山TNの先も傾斜角度が厳しい上り坂が普通に続いている。


登坂車線

前方車両があまりに遅い時のピンチヒッター・登坂車線が出現。追い越すなら今のうち。
上り方向の拡幅工事が進められているが、高架橋や盛土などは、まだ地ならしに近い状態だった。


中山IC 1.4km


中山IC 900m


中山IC 500m


[14-1]中山IC

やっとココで犬寄峠区間の頂上に達する。この先は下り坂。


[14-1]中山IC / 直進・内子五十崎IC


[14-1]中山IC / 直進・内子五十崎IC 登坂車線終り
伊予市中山地区はコチラへ。

[14-1] 中山IC

中山IC~内子五十崎IC(一日平均利用台数:約12,000台)


峠を越えたので下り坂。ロースペックなので坂道がきつい。


追越車線 2.5km先
拡幅区間は先ほどの中山インターまでで、その先は全く手が付けられていない。


黒岩岳トンネル(長さ:2,310メートル)
明神山トンネルよりかは短いモノの、それでも2.3kmを超える関脇級である。


明神山の時と同様、トンネル内は坂道になっている。
緩めの坂と見せかけて、出口付近で急に傾斜角度が大きくなる。まさに二段構え!


速度注意(最大傾斜4.0%)・追越車線
トンネルを抜けると、その先で一時的な追越車線が出現。
将来的に全て4車線化した時は、上下線で高低差が生じるように作られる。


対面通行 750m先
ココの追越車線はガス抜きレベル。500m程度しか右側がなく、有用性がない。


車線減少 走行注意 左へ


永木トンネルの直前で右側車線が消滅。但し、永木TN自体は、最初から上下線どちらも穴を掘ってる。


永木トンネル(長さ:210メートル)


永木TNの先で、将来は緊急時用に転換される予定の通路と連絡し、上り線側に集約。


長い下り坂 速度注意(最大傾斜3.9%)
標識では約4%と記載されているが、実際はそれ以上に傾斜角度がある。内子町側も結構厳しい。


写真のこの付近で隣の内子町へ。同町に入っても急傾斜な下り坂は止まらない。


袋口トンネル(長さ:230メートル)


立川橋(後述)が見えた所で巨大なサグ。一連の峠越えは、一旦、小休みとなる。


立川橋
ココで並走する国道56号・JR内子線と立体交差。


川中トンネル(長さ:800メートル)


立山トンネル(長さ:1,710メートル)
2つのトンネル、どちらもやや急な坂になってる。


内子PA 1km


内子PA
E56松山道最後のパーキングエリア。

内子PA(下り行き)


内子五十崎IC 2.2km


追越車線 1.4km先


小田川橋を通過するが、その時に右手に内子町の街並みが見えてくる。


内子五十崎IC 1km


内子五十崎IC 500m 対面通行ここまで
内子五十崎インターの前後区間は、一時的な追越ポイントになっている。


[15]内子五十崎(うちこ-いかざき)IC
また出た「ミニ出口標識」


[15]内子五十崎(うちこ-いかざき)IC
内子町・久万高原町方面はコチラへ。

[15] 内子五十崎IC

内子五十崎IC~大洲IC(一日平均利用台数:約11,000台)


対面通行 250m先
内子五十崎インターの前後に設けられた追越車線は、約1.5km程度と結構長い。


拝啓、E56松山道


ここから対面通行


大洲IC 6km 大洲冨士IC 9km 宇和島 48km
もうすぐ大洲市に入るが、パッと見、本当に大洲市街へ至れるのか、という田園風景が広がる。


大洲インターまで下り坂が延々と続いている。


愛媛県大洲市(おおず-し)
徳島から続いてきた四国縦貫道の最西端。
大洲城をはじめとした小京都があることで知られる。


大洲市内に入った後も下り坂。ココでは上り方向の部分を拡幅用に割り当てている。


山口トンネル(長さ:260メートル)
四国縦貫道全体では最も西にあたるトンネル(東はE32徳島道・浦ノ池TNが最東端)。


下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)


下り坂の途中で、大洲市中心部から離れた郊外の街並みが見えてくる。


大洲IC・本線料金所 1km
「大洲インターまで2km」といった標識は存在せず、残り1kmで料金所の案内が唐突に出てくる。


大洲インター・料金所の手前で国道56号・JR予讃線と立体交差。
高架下やその脇には、国道沿いを中心としたロードサイド店舗が形成されている。


大洲IC・本線料金所 500m


大洲本線料金所(有料区間ここまで)

大洲道路が無料であるため、一旦ココで大洲より東側の通行料を精算する。
普通車の場合、松山インターからは1,300円、高松西インターからは4,580円掛かる。


[16]大洲IC
NEXCO西日本(有料)・四国縦貫道ここまで

料金所の先で国道56号(現道・大洲道路)と接続し、四国縦貫道としてのE56松山道が終了する。
大洲市長浜方面は左折。直進すると大洲道路へ乗り入れし、八幡浜・宇和島方面に向かう。


大洲インターを境にロコツに南下するようなルートになっており、地図を見ても一目瞭然。ココから先のE56松山道(四国横断道愛南大洲線、及び、大洲道路・宇和島道路など)は、川之江~松山~大洲とは全くの「別物」と捉えた方が良いだろう

[16] 大洲IC

 

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