西鉄天神大牟田線 聖マリア病院前駅
訪問 2024年3月16日
作成 2024年3月17日
西鉄天神大牟田線 聖マリア病院前駅(北口)
西鉄天神大牟田線 聖マリア病院前駅(南口)
聖マリア病院前(せいまりあびょういん-まえ)駅は、福岡県久留米市津福本町に設置されている、西鉄天神大牟田線の駅。当駅より西側で鹿児島本線と立体交差しており、福岡天神から続いてきた複線区間は、一旦、ここから単線区間に縮小する。2024年3月15日までは「試験場前駅」と呼ばれていた。
駅の情報
施設見学
駅舎内を眺める。現在の駅舎は花畑駅周辺の高架化事業に合わせて、2004年に建て替えられたもの。
改札機は出入口それぞれ2基ずつあり、うち1基はICカード専用となっている。
券売機は1基のみ。あと1基増設できそうなスペースは確保されている。
2022年より駅集中管理システムが導入され、早朝と夜間は無人化されている。
当該時間帯の駅利用者向けに、遠隔対応の運賃箱を駅事務所隣に設置。
改札内コンコースは殺風景な空間が広がる。
エスカレーターは登り階段のみ設置されている。
2番のりばから柳川・大牟田方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
当駅から先は一部で単線区間となり、今までの福岡都市圏通勤型から一転してローカル色が強くなる。
単線区間に入る寸前に分岐器が設けられている。
福岡天神方面からの特急・急行列車が、分岐器を経由して当駅で折り返す事がある。
こちらは久留米・福岡天神方面。大きくカーブしている。
隣の花畑駅とは200m程度しか離れておらず、雑餉隈駅と桜並木駅の短距離といい勝負である。
駅の近所
聖マリア病院。ランドタワーを含め、たくさんの医療施設が建ち並ぶ。
駅名にもある通り、近所に聖マリア病院と附属施設があり、いずれも徒歩圏内で向かえる。近くを国道209号津福バイパスが通過しており、かつては近くにあるJR線と西鉄が至近距離で踏切になっていたため、国道の大渋滞が頻発していた。バイパス整備で全て立体交差に変更され、経路変更で以前の国道は久留米市が管理する市道に降格している(JR線は従来通り踏切のまま)。
2024年3月のダイヤ改正前までの駅名だった「試験場前」とは、この地に存在した福岡県立久留米工業試験場最寄り駅だったことが由来している。試験場は1978年に廃止されたものの、駅名はそのまま継続して残されていたため、長らく駅名と由来となった施設がないことによる不一致状態が続いていた。
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