西鉄天神大牟田線 都府楼前駅(令和の里)
訪問 平成三十年八月五日
作成 令和元年五月二十七日
更新 令和元年十月二十二日
西鉄天神大牟田線 令和の里・都府楼前駅
(二日市・福岡天神方面のりば)
西鉄天神大牟田線 令和の里・都府楼前駅
(二日市・久留米方面のりば)
都府楼前(とふろうまえ)駅は、福岡県太宰府市通古賀三丁目に設置されている、西鉄天神大牟田線の駅。名前は近くにある都府楼跡地から名付けられたもの。令和元年十月二十二日の「即位礼正殿の儀」の開催に合わせ、副タイトルで「令和の里」という文字列が追加された。
駅の情報
当駅の南側・太宰府市都府楼南3丁目に、鹿児島本線・都府楼南駅という似たような駅があるものの、西鉄駅とJR駅との間は直線距離で1km近く離れており、そこまでのアクセスもやや難があることから、乗り換えに適しているとは言い難い。
「令和の里」制定後の駅名標
「令和の里」制定前の駅名標
施設見学
福岡天神方面と二日市・久留米方面では出入口が異なる。写真は福岡天神方面の改札口。
自動改札機が2基あるなど、福岡天神への利用客に配慮した設備となっている。
券売機の反対側に自動改札機があり、有人改札向けの通路が別に設けられているのが分かる。
総じて福岡天神方面は、利便性に反して駅のスペースがやや窮屈に感じられる。
こちらは二日市・久留米方面。福岡天神と違い、ホームと改札口は直線で結ばれている。
異なるのりばへは駅に隣接する踏切で行き来することになり、交通量も相まって危険性が大きい。
時刻表。福岡都市圏という土地柄上、10分に1本程度の感覚で発着する。
2番のりばから二日市・久留米方面を眺める。左手に見えるのは国道3号バイパスの高架橋。
福岡天神方面のりば(令和の里制定前)
二日市・久留米方面のりば
駅の近所
太宰府政庁跡
坂本八幡宮(新元号「令和」の典拠とされる神社)
大宰府政庁跡最寄り駅に指定されており、新元号「令和」の典拠・梅花の歌が謡われたとされる例の神社にも程近い。歴史的旧跡がある一方で、周辺は大野城・筑紫野と同様に福岡市郊外特有の住宅街で覆われている。天神大牟田線における太宰府市区間はココだけしかないため、中心部である太宰府天満宮へは、一旦、筑紫野市側の西鉄二日市駅まで向かった後、太宰府線に乗り換えて突き進んでいくことになる。
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