可部線 可部駅
訪問 2020年12月14日
作成 2023年7月23日
可部線 可部駅(東口)
可部線 可部駅(西口)
可部(かべ)駅は、広島市安佐北区可部2丁目に設置されている、可部線の駅。安佐北区における中心部・可部地区の最寄り駅である。
開業当初は同路線の終点駅だったが、1936年の三段峡方面延伸になり、一旦は通過駅となる。その後、2003年11月30日で三段峡方面が廃線となり、再び行き止まりになるも、2017年3月4日にあき亀山駅へ延伸したことから、再度、途中駅となった。実に2度も当駅止まり・途中駅の経験をしている珍しい駅である。
駅の情報
施設見学
東口を眺める。元々は東口しか駅舎がなく、狭い裏路地からホームに入り込むような構造をしていた。
東口には、以前から存在するKIOSK鞍替えセブンイレブンが営業し続けている。
旧・窓口そばに設けられている自動券売機。現在はみどりの券売機プラスが併設されている。
西口には近距離券売機しかないため、予約券受け取りなどは自由通路を使って東口まで来る必要がある。
2020年12月訪問時は、可部線では数少ないみどりの窓口が設けられていた。
その後、2022年1月末で閉鎖され、役割を券売機プラスに委ねている。
東口改札を眺める。元々は写真の場所からではなく、旧・窓口から直進するように改札口があった。
あき亀山延伸による駅ホームの改造により、以前とは大きく改変されている。
以前は当駅止まり(2003年11月以前は三段峡方面)だったが、あき亀山延伸で単なる通過駅に変更。
それに伴い、東口ホームから直接乗車できた旧・三段峡(あき亀山)方面も、自由通路で連絡する必要が出た。
2017年のあき亀山延伸で新設された自由通路。
普通の階段の他、エレベーターによるバリアフリー対策もバッチリ。
自由通路の階段から西口を眺める。
東口から西口に向かうと、出口を経てそのままバスターミナルへ乗り継げる。
前述の通り、あき亀山延伸に伴い、西口は2016年12月より運用を開始。
西口には窓口が無いため、改札でのトラブルはコールシステムで呼び出す。
出口改札機の隣には、のりこし精算機が設置されている。
2番のりばから、緑井・広島方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
元々は2面3線の単式+島式だったため、現在の2番のりばは延伸に伴って増設されたものになっている。
1番のりばから、あき亀山方面を眺める。この奥で単線に逆戻りする。
三段峡へ延びていた頃は、この先で上空の電線がプッツンと切れていた。
1番のりばの隣に不自然な空き地(昔の1・2番のりば)が残されている。
三段峡まで延びていた頃は当駅で電化区間が終わっていたため、電車は旧・1番のりばに誘導されていた。
駅の近所
あき亀山延伸に合わせ、可部駅西口にバスターミナルが設置された。
可部地区を軸にあらゆる方向へ発着しており、三段峡方面の路線バスも出ている。
バスターミナルの運用に合わせ、バス乗車券の売り捌きを行う待合所も増設された。
安佐北区における行政・商業の中心地である可部地区最寄り。三段峡方面が廃線となり、しばらく当駅止まりが続いていた頃は、安佐北区役所は当駅からが近かったが、あき亀山延伸後は隣の河戸帆待川駅からの方が便利になった。
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