長崎本線 佐賀駅

訪問 2024年8月5日
作成 2024年9月17日


長崎本線 佐賀駅(南口 / 佐賀城口)


長崎本線 佐賀駅(北口 / サンライズ口)


長崎本線 佐賀駅(西口)

 佐賀(さが)駅は、佐賀市駅前中央1丁目に設置されている長崎本線。佐賀市の中心駅であり、全ての特急・普通が停車するほか、唐津線が当駅まで乗り入れる

駅の情報

基本データ(えきマチ1丁目佐賀・サガハツ)

        

唐津線の列車を利用する方へ

入場券・乗車券


2024年8月5日訪問(MR52N型MARS端末発券)


2024年8月5日訪問(高見沢サイバネティックス製)

駅スタンプ

駅名標


ロマンシング・サガとのタイアップで描かれた駅名標(ポルカと佐賀バルーンフェスタ)

施設見学

改札外・中央改札口


駅舎内を眺める。現在の建物は、1976年の高架化工事に伴って誕生したものを使い続けている。


駅の東側はえきマチ1丁目佐賀の東館になっており、お土産店・飲食店が軒を連ねる。
東館を奥に進むと、隣接する佐賀バスセンターへと繋がっている。


駅舎の西側は高架下商業施設である「サガハツ」(旧・えきマチ1丁目西館)で、2023年4月に開業した。


改札口コンコースを眺める。券売機の隣に、佐賀県内では数少ないみどりの窓口が設置されている。


通勤・通学客の利用に加え、各種特急列車が必ず停まるため、近距離券売機とは別に指定席券売機が2基設置されている。


人の出入りが激しい駅であるため、新鳥栖駅以来のフルスペック改札機が導入されている。
フルスペック改札機があるのは、新幹線駅に加え、当駅と鳥栖駅・唐津駅に絞られる。


2024年10月のSUGOCAエリア延伸以前は当駅止まりだった。
そのため、地元の高校書道部による、手書きの利用不可の貼り紙があることで知られた。
(水野愛)佐賀国体・バルーンフェスタ2024開催前までにSUGOCA延伸が実現できて良かったな。

西改札口


高架下商業施設の「サガハツ」最寄に設けられた、西口へ通じる出入口。
高架下商業施設(居酒屋通り)はその性質上、夏場は「蒸せる」。


改札手前には飲食系の自動販売機をズラズラ並べている。昔は出札窓口があったのかな?


サガハツ誕生以前からも西口はあったが、高架下商業施設誘致に合わせ、一時的に封鎖されていた。
西口の再開後はICカード専用改札に変更され、磁気券を伴う乗車は迂回する必要がある。

改札内


改札口とホームの間は、中二階をワンクッション入れる構造を採る。
この手の構造は、県北の唐津駅でも見受けられる。


駅舎の北寄りにトイレ。中央改札口側の階段には、エスカレーターが設けられている。


先程の西口は中二階に接続しており、高架下のサガハツと直通している。

1・2番のりば(長崎・佐世保方面)
3・4番のりば(鳥栖・博多方面)


2番のりばから長崎・佐世保・西唐津方面を眺める。2面4線の島式ホーム。


特急停車駅だけあり、ホームは8両編成に対応できるほどの長さを誇る。


西側の空白部分は、リレーかもめの先頭車と、みどり&ハウステンボスが使う程度。
みどり&ハウステンボスの場合、佐世保線・早岐駅で列車を各方向に分割するため、HTB方面は必然的に前方列車になる。


1番のりばは普通列車のみ停車し、人が集まる東側ホームで客扱いする。
その隣に側線が設けられているが、普段は使わない。


2番のりばから鳥栖・博多方面を眺める。
当駅折り返しの下り普通列車はなく、そのまま江北・肥前浜方面に向けて出発する。


3番のりばの東寄りホームには、当日分の自由席特急券売機が設置されている。
下りホームも含め、最も人が集まる東寄りホーム側に、空調管理の効いた待合室を確保。


3・4番のりばに博多行き上り特急列車が到着するが、そこに当駅から乗車する客層が群がる。
経路を巡って迷走する西九州新幹線が、そこまで不要と思われている証左とも言える。

3番のりば(唐津線)


唐津線の列車は3番のりばの西寄りに停車する。駅案内の指示に従うと便利。


3番線は博多方面なのでUターン出来ないのでは?と思うが、西側に大量の分岐器があるため、唐津方面へ向える。


唐津線は全線非電化であるため、国鉄時代の気動車が幅を利かせる。
2024年8月訪問時は、「ロマンシング・サガ」とのタイアップによるラッピング車両が運行されていた。


いわゆる「ロマサガ列車」は、唐津線・筑肥線(伊万里方面)の観光地がパーティーメンバーと共に描かれていた。
(愛)いいなぁ~ (さくら)ゾンサガ号は単に唐津だけやったもんね……

ゾンビランドサガセン こうして佐賀線は"伝説"になった


ホームの東端には切欠の線路があり、かつてはそこに国鉄佐賀線が延びていた。
(さくら)佐賀線とか知らんばい……何それ?

 国鉄佐賀線は佐賀駅を起点とし、大川市・柳川市を横断した後、福岡県みやま市にある鹿児島本線・瀬高駅に至っていた。貨物輸送や当該地域の旅客輸送が主たる理由で、道中の筑後川に関しては船舶の行き来に対応した筑後川昇開橋を導入するなど、当時としては画期的な鉄道路線だった。が、その後、モータリゼーションの普及により需要が大幅に低下。結果として、1980年に戦力外通告を受け、1987年3月28日を以て廃止された。

駅の近所

少し南に下って

 佐賀県庁最寄り駅であり、駅の南側を軸に金融機関・商業施設などが密集する。

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