鹿児島本線 瀬高駅
訪問 2022年10月4日
作成 2022年12月29日
鹿児島本線 瀬高駅
瀬高(せたか)駅は、福岡県みやま市瀬高町下庄に設置されている、鹿児島本線の駅。みやま市発足前の旧・瀬高町最寄り駅であり、かつてはここから国鉄佐賀線が分岐していた。
駅の情報
施設見学
駅舎内を眺める。かつては佐賀線乗り換えや特急列車が停まり、大繁盛していた。
現在はご覧の有様で「遠い過去の話」。ガランとしている。
窓口の隣に近距離券売機(チャージ機能つき)が設けられている。
窓口の時短化に伴い、ネット予約きっぷの受け取りが出来なくなった。廃止も時間の問題。
朝夕の通勤時以外はガランとしているが、一応は自動改札機・チャージ機が導入されている。
大牟田・熊本方面へは、駅の北側にある跨線橋で行き来する。
2番のりば跡地から大牟田・熊本方面を眺める。
2番線が廃止されたため、実質的に1面1線の単式ホームのような構造になった。
大牟田・熊本方面へ向かう列車は、必ず3番線を利用する。
こちらは久留米・鳥栖・博多方面。
奥手に切り抜きホームの名残があり、旧・佐賀線の客扱いを行っていたものとみられる。
かすかに筑後柳河・佐賀方面へ向かっていた、当時の0番のりばの名残が見える。
(ペンギン)はいはい、お疲れさ~ん。
国鉄佐賀線は、長崎本線・佐賀駅を起点とし、筑後川を経て大川市・柳川市を横断した後、矢部川を渡って瀬高駅に至っていた。貨物輸送や当該地域の旅客輸送が主たる理由で、筑後川に関しては船舶の行き来に対応した筑後川昇開橋を導入するなど、当時としては画期的な鉄道路線だった。が、その後、モータリゼーションの普及により需要が大幅に低下。結果として、1980年に戦力外通告を受け、1987年3月28日を以て廃止された。
駅の近所
みやま市発足前の旧・瀬高町中心部に位置する。
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