鹿児島本線・久大本線 久留米駅
訪問 2024年5月8日
作成 2024年7月8日
鹿児島本線・久大本線 久留米駅(まちなか口)
鹿児島本線・久大本線 久留米駅(水天宮口)
久留米(くるめ)駅は、福岡県久留米市城南町に設置されている、鹿児島本線・久大本線の駅。日田・由布院・大分方面へ向かう久大本線の起点駅である。
駅の情報
2024年5月8日訪問(MV50型感熱式MV端末発券)
2024年5月8日訪問(高見沢サイバネティックス製)
施設見学
駅舎内を眺める。九州新幹線開業に合わせ、前年の2010年4月3日より現在の駅舎へ移行した。
新駅舎内を通る東西自由通路は「ほとめき広場」と呼ばれる。
天井や壁面等にスタンドグラスを貼り付け、久留米の観光・伝説・郷土を演出している。
まちなか口(東口)の隅から、水天宮口(西口)へ向かう通路を圧縮撮影。
新駅舎の開業と共にオープンした、えきマチ1丁目久留米の飲食店街(ぐるめ食堂)。
小規模ながらも居酒屋・ラーメン店等が入居しており、東口1階部分にはファストフード店もある。
水天宮口には銘品蔵(ファミリーマート)と久留米市観光案内所が設置。
観光案内所では久留米市の特産品も売り捌いている。
新幹線駅併設に加え、筑後地方における重要な駅だけあり、専用のみどりの窓口が設けられている。
新駅舎移行後しばらくは旅行代理店も同居していたが、後に薬局に転換。
窓口の隣に設けられた券売機は、ICカード対応近距離2基と指定席券売機が1基。
新幹線改札口側にも指定席券売機はあるものの、それを含めてもやや貧弱に見える。
きっぷうりばの隣に改札口が設置。在来線と新幹線とで分かれている。
在来線改札口を眺める。改札機の隣に、新幹線改札口の改札業務も兼任する駅事務室が設けられている。
入場・出場それぞれ2基ずつ確保され、出口に関してはICカード専用改札機として運用されている。
在来線改札機の隣に新幹線乗り換え改札口があり、在来線と新幹線の乗り換えをダイレクトに行える。
在来線・新幹線改札口が別の場所にあり、実質的に一旦退出が必要だった手前の新鳥栖駅とは対称的。
在来線改札内から直接、新幹線ホームへ乗り換え出来るよう、当日券限定の券売機が隣に1基だけ設置。
ホームの絡みで、改札内に入ると右手に曲がり込むように設計されている。
2つのエレベーターがある空間に設けられたトイレ。2番のりばへは、隣のエスカレーターから向かうと早い。
南側の1番線と3番線の間に、久大本線向けの切り欠け2番のりばが設けられている。
殆どの場合、日田方面へ向かう普通列車は、2番のりばから発車する。
久大本線ここから
切り欠け2番のりばの突き当たりから、久留米と大分を結ぶ九州横断鉄道・久大本線がスタート。
2番のりばから日田方面を眺める。
と言っても、最初は1・3番線と合流するが、その先で久大本線が分岐。大きく東に進路を変えて日田方面を目指す。
2番線と3番線の間はホームが狭い(切り欠けホーム)ため、うっかり転落防止対策のフェンスがある。
通勤時間帯は博多方面へ乗り換えがしやすいよう、2番のりばではなく5番のりばに停車することがある。
3番のりばから大牟田・熊本・日田方面を眺める。
久大本線の切り欠けホームの分まで含め、3面5線の島式ホームで運用されている。
こちらは鳥栖・博多方面。通勤時に対処が出来るよう、両方向共にホームの幅は広く作られている。
隅っこの1・5番のりばはラッシュ時に使われる程度。久大本線→博多方面の乗り換え時にも、5番線が使われる。
反対に、久留米発の列車で博多方面へ客を運搬する場合は、1番線を使う。
圧縮撮影で鳥栖・博多方面を眺める。この奥に筑後川橋があり、それを渡ると隣の佐賀県に入る。
鹿児島本線における佐賀県区間は、全部足しても約15km程度しかない。
駅の近所
在来線側の駅周辺は再開発が進んでおり、目の前に巨大なビルマンションが建設されるなど、以前の国鉄時代の面影は殆ど無くなっている。水天宮の近くで毎年8月に開催される筑後川花火大会は、このJR久留米駅が最寄り駅となる。
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