基本データ（無人駅）

九州北部豪雨によるバス代替運行

　駅舎前に停車していた。この先にある釈迦岳トンネル・筑前岩屋駅などが壊滅的な破損を受けていたため、日田方面の代行バスは国道500号・国道211号を経由して、日田駅方面を目指していた。遠回りしすぎなため、日田⇔添田直通バスは1日4本しか無く、大抵は当駅で添田方面に折り返していた。

駅舎見学（2018年9月訪問）

駅舎を眺める。1942年開業当時の建物がそのまま残されている。
英彦山への登山口というだけあって、全体的に赤茶色に塗装され、風情ある。

窓口があったと思わしきスペース。

きっぷうりばは廃止され、その真ん前に自動券売機を設置することで対処。
解体・再整備期間中は隣の木造建築の建物に移転していたが、BRT開業と共に撤去された。

小倉方面は1・2番のりば、日田方面は3番のりばへ向かう。
国鉄文字で描かれた、いかにもモダンチックな標識が印象的。

2・3番のりばと1番のりばとの間は、構内踏切で連絡するというザツな構造。

1番のりば付近から、夜明・日田方面を眺める。2面3線の単式＋島式ホーム。
ここから少し奥に進んだ不自然な山と山の切れ目が、いわゆる「爆発踏切」がある場所。

こちらは添田・後藤寺方面。
BRT転換後は、この付近にバス専用道切り替え地点が整備されている。

3番のりばから発車する日田方面が被災したため、土砂で意図的に線路を潰していた。

前から見ても後ろから見ても英彦山神宮の形を模している。
老朽化を懸念していたが、バス専用道整備に伴ってあっさり解体。