肥薩線・吉都線 吉松駅
訪問 2023年6月5日
作成 2023年6月25日
肥薩線・吉都線 吉松駅
吉松(よしまつ)駅は、鹿児島県姶良郡湧水町川西に設置されている、肥薩線・吉都線の駅。霧島連山の麓を経て都城駅に至る、吉都(きっと)線の起点駅である。
駅の情報
2023年6月5日訪問(シンフォニア・エンジニアリング製)
駅舎見学
駅舎内を眺める。かつては南九州の分岐点として賑わった歴史ある駅も、今はこの通り無人化。
肥薩線・吉都線の駅では珍しく、近距離券売機が設置されている。
囲炉裏つきの待合室が窓口跡の隣にあり、ピアノまで置かれている。
改札口を出ると、かつては旧・1番線だったと思われる空き地が見える。
客扱は改札を出て右手にある跨線橋から行き来する形態を採る。
2番のりばから隼人・鹿児島中央方面を眺める。2面4線の島式ホーム。
こちらは人吉・都城方面。
気動車が2番線に待機していたが、発車に使われる線路は時間帯ごとにバラツキがある様子。
ホームから人吉・都城方面をズームアップして撮影。
複雑な分岐器を経て、それぞれの方向に進んでいく。
駅の近所
駅前は鉄道公園が整備されており、国鉄C55形蒸気機関車を大切に残している。
前述の通りに、肥薩線(旧・鹿児島本線)が全線開通した当初は南九州の重要な分岐駅だけあり、多くの乗客で賑わい、ターミナル駅のような繁華街を形成していたが、海回りの鹿児島本線(現在の肥薩おれんじ鉄道)が開業した後は、連続スイッチバックなどの理不尽な構造も相まって、その地位を大幅に落としてしまう。急行列車も段階的に廃止され、駅前を中心に賑わっていた商店街も「遠い過去の話」となっている。吉松庁舎(旧・吉松町役場)をはじめとした、現在の町の中心部は、川内川を渡って東岸側にある。
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