肥薩線 栗野駅
訪問 2024年11月6日
作成 2024年12月21日
肥薩線 栗野駅
栗野(くりの)駅は、鹿児島県姶良郡湧水町木場に設置されている、肥薩線の駅。湧水町発足前の旧・栗野町最寄駅で、かつては当駅から山野線が分岐していた。
駅の情報
栗野駅は簡易委託駅だが、JR九州の発券端末(E-POS)がなく、手書きの常備券できっぷを発売している。
駅舎見学
駅舎を眺める。国鉄時代特有の鉄筋コンクリート製の建物が使われ続けている。
現在は湧水町による簡易委託駅となっており、施設内に物産館が入居する。
きっぷうりばがあるも、自動券売機が無いため、いわゆる手書きの常備券・補充券を平日に限り発売することで対応している。
出札業務を行っていたラッチが残されており、現在はそこにQR乗車駅証明書と運賃箱が設置されている。
改札を出るとスグに1番のりばに到達するが、旧・国鉄山野線が廃線となったことで、単なる跨線橋への連絡通路のようになっている。
跨線橋は後付けで丸池公園へ向かえる南口が増設され、実質的に南北自由通路のような形態になっている。
2番のりばから隼人・鹿児島中央方面を眺める。1面2線の島式ホーム。
後述の通りに国鉄山野線が存在していた頃は、単式の1番のりばが北側に立地していた。
こちらは吉松・人吉方面。霧島連山の麓を掻い潜りながら、遠く離れた隣の吉松駅を目指す。
旧・1番のりばの奥に、かつて存在した国鉄山野線向けのホームが残されている。
線路は取り外されており、雑草が生い茂って自然に還る様子が窺える。
隼人方面に進んだ後、進路を大きく西寄りに変えて、菱刈・水俣方面を目指していた。
現在は大部分で道路などに転換され、痕跡は薄れている。
山野線は、熊本県水俣市に位置する水俣駅(現在は肥薩おれんじ鉄道の駅)から、鹿児島県大口市(現在の伊佐市)を経由して、鹿児島県姶良郡湧水町に位置する栗野駅に至っていた国鉄路線。鉄道路線近隣の鉱山で採掘される石炭等を輸送する目的から建設・供用されたが、エネルギー革命やモータリゼーションの普及で役目を終え、1984年に第二次特定地方交通線として戦力外通告。1988年2月1日付を以て廃止された。
駅の近所
湧水町合併前の旧・栗野町中心街が形成されており、後付けで増設された南口から徒歩数分で、霧島連山から湧き出る丸池湧水へ向かうことが可能。
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