筑豊本線（福北ゆたか線）　鞍手駅

訪問　2019年1月2日
作成　2019年2月4日

筑豊本線（福北ゆたか線）　鞍手駅

　鞍手(くらて)駅は、福岡県鞍手郡鞍手町小牧に設置されている、筑豊本線（福北ゆたか線）の駅。同名の駅が旧・国鉄室木線沿いに存在したが、廃線に伴って不便を強いられることから、現在の筑豊本線沿いに請願の形で追加されたもの。名前こそ「鞍手」でも、実質的には完全な新駅である。

駅の情報

基本データ（無人駅 / スマート・サポート・ステーション）

駅名標

駅ナンバリング導入前の駅名標

施設見学

2代目鞍手駅の駅構内。ココも無人化されている。元々は自治体が運営する簡易委託駅だった。

無人化と引き換えに用意されている、スマサポ駅あるあるな遠隔精算機。

1番のりばと2番のりばでは、やや距離が離れていることから、跨線橋を利用して反対側へ行き来する。

2番のりばから直方・新飯塚方面を眺める。駅舎からココへは跨線橋で。
1番・2番でそれぞれやや広く分離している様子が窺える。

こちらは折尾・若松方面。パッと見た感じでは単線並行の駅に見える。

駅の近所

駅前は有料駐車場とロータリーがある程度。

　鞍手駅という名前ではあるものの、国鉄時代の時と違って全く異なる場所にある上、役場に程近いのは旧・国鉄鞍手駅側。こうした経緯から周辺は田園地帯が広がる程度で、特に何も無い。鞍手町の中心部からも相当離れていることから、一般的にはパーク＆ライドのような形で乗り継ぎを行う駅と考えて差し支えないだろう。

ちなみに廃止された旧・室木線に関しては、跡地を主要地方道・宮田遠賀線のバイパス道路に転換する形で再整備されており、沿線からも当時の名残をかすかに確認することが出来るという。