筑豊本線(福北ゆたか線) 直方駅

訪問 2023年7月18日
作成 2023年8月11日


筑豊本線(福北ゆたか線) 直方駅(東口)


筑豊本線(福北ゆたか線) 直方駅(山部口)

 直方(のおがた)駅は、福岡県直方市山部に設置されている、筑豊本線(福北ゆたか線)の駅。筑豊本線と平成筑豊鉄道伊田線との乗り換え駅になっている。現在の駅舎は2011年に建て替えられたもので、それ以前は明治時代に作られたモダンな建物だったという。

 当駅でダイヤが変わり、当駅より北側(折尾方面)は北九州都市圏特有の通勤ダイヤに、南側(新飯塚方面)は本数減少・ワンマン運転が基本となる。

駅の情報

基本データ

   

入場券


2023年7月18日訪問(MR52N型MARS端末)

駅スタンプ

駅名標

施設見学

改札外・東西自由通路


駅舎を眺める。高架駅であり、1F部分にはベーカリーや居酒屋などが入居する。
(カエル君)利用者多そうなのに、JR九州系統のファミマが無いっての、意外だな。


改札口へ向かう通路は3つあり、うち一つは東口。西鉄バスターミナルの向かい側にある。


もう2つは駅構内のバスロータリーと、平成筑豊鉄道の駅から階段で向かえる。


山部口とロータリーを結ぶ跨線橋は、駅の高架化から遅れて2015年に開業。
駅の西側にある住宅街から直方駅・直方市街へ直行しやすくなった。


山部口からの跨線橋を含めた通路は、改札口そばに集結する。
いずれもエレベーターが備え付けられており、バリアフリーに対応。


改札口・きっぷうりばの隣は、空調管理が効いた自販機つき待合室になっている。


近距離券売機の隣に、筑豊本線では数少ないきっぷうりばが設けられている。
以前はJR九州直営駅だったため、旅行代理店を併設していたとみられる痕跡が残る。


中間駅以来のフルスペック自動改札機。出入口それぞれ2基あり、うち1基はICカード専用。
駅員不在時に改札を通り抜けられるよう、改札内にチャージ機を備え付けている。

改札内


改札内のホーム通路に設けられた発車標。データイム時は1・2番のりばに集約するようだ。


3番のりばから、新飯塚・桂川・博多方面を眺める。
2面4線の島式ホームで、階段寄りに待合室が設置されている。


こちらは折尾・黒崎・若松方面。使用されていない線路がホーム脇に沢山存在する。

筑豊篠栗鉄道事業部(直方車両センター・直方運輸センター)


山部口寄りにJR九州の車両基地が併設。筑豊本線・後藤寺線などの維持管理を行っている。


電化区間で使われる817系・819系DENCHAと、非電化区間のキハ47形がズラズラと並ぶ。


非電化区間の後藤寺線・桂川以南・日田彦山線は、国鉄時代から使われ続けている気動車がお相手。


(ヒナ)おんぼろぼぼんぼんろろん、YC1系投入を……
(ペンギン)現実を見な。その前に廃線・BRT化されるかな。

駅の近所

バス停


高架化に伴う建て替え工事の際、合わせてバスロータリーが新設された。
以前はその地に旧駅舎があったとされ、平成筑豊鉄道との乗り換えがやや難だったという。


直方市内のコミュニティバスと、宮若市・犬鳴峠経由のJR九州バスは、ロータリー部分から発車する。


在来線を補充するJR九州バス。
宮若市・犬鳴峠を通る直方本線は、鉄道がない直鞍地域にしたら重要な交通手段となっている。


高架化・バスロータリー整備後も、西鉄バスは駅隣のバス停(ローソン)前から発車する。
直方市内の路線に加え、福岡天神を結ぶ西鉄高速バスもココで客扱い。

そのほか


昔は炭鉱の街として輝いていた直方駅周辺も、時代の流れでシャッター街が目立つ。


駅前のロータリーには、直方市出身で元・大関の魁皇力士の銅像が建っている。イタズラしないでね。

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