E97 大分空港道路

作成 2020年2月12日

 大分空港道路は、大分県速見郡日出町を起点に、杵築市を経て、大分県国東市に至る自動車専用道路。東九州道と接続する日出バイパスとセットで、大分空港へのアクセスを向上する目的から整備された地域高規格道路である。

スペック情報

大分空港道路あれこれ

ホントに「空港直結」ではない

 大分空港道路という名称だが、本当に空港直付けという訳ではなく、並行する国道213号のバイパス道路という位置づけである。正確に言うと、

 の3路線で構成された自動車専用道路となっている。塩原交差点で自専道(バイパス道路)が終了した後は現道と直通し、周防灘沿いを経て大分空港に到達する。末端部と空港との距離は概ね5km程度離れている。

一部区間の拡幅工事

大分空港道路の工事状況について ─大内工区(L=1.86km)が完了─
(大分県別府土木事務所 2019年7月22日更新)

 開通当初は大分県道路公社が管理する一般有料道路であり、2010年12月1日をもって無料化された。その後、交通量の増大や、2019年に開催されたラグビーW杯の会場までのアクセス改善を理由に、一部区間に限り、追越車線の拡充が進められた。

 大内工区と呼ばれる工事箇所の拡幅工事(1,350m延伸)をもって「完成」と見なされているが、それでも半分近くは暫定2車線が残っている。該当箇所以外では高架構造などが多く、大分県の税金だけでは整備が困難であることから、再び有料化でもしない限り、当面、対面通行が残ると考えた方が良いだろう。

走行記録

下り行き(日出→大分空港)


日出バイパス連絡路(日出IC→藤原JCT)


その2(藤原JCT→塩原交差点・大分空港方面)

上り行き(大分空港→日出)


その1(塩原交差点→藤原JCT)


日出バイパス連絡路(藤原JCT→日出IC)

パーキングエリア

接続する他の道路

高速道路レポート

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