国道10号 椎田道路

作成 2019年11月15日

 椎田(しいだ)道路は、福岡県行橋市からみやこ町・築上町を経由し、福岡県豊前市に至る国道10号バイパス。このうち、みやこ町にある徳永交差点と築上町上ノ河内地区とを結ぶ区間は、有料かつ自動車専用道路になっており、この大部分を活用してE10東九州道の並行路線に転換させている。

 福岡県北九州市と大分県大分市とを結ぶ広域バイパス「北大道路」の一部を担う。

スペック情報

椎田道路あれこれ

東九州道全体のことに関しては、E10東九州道レポートを参照。

通行料金

料金の額及びその徴収期間(PDF注意)
(西日本高速道路株式会社・協定に基づく事業許可の変更 2018年3月30日改定分)

 料金区分は「普通車」「大型車」「特大車」の3種類のみとなっており、軽自動車・中型車も「普通車」枠で算出。一般有料道路なので、他の高速自動車国道と比べると、1キロ単価がかなり高く設定されている。

東九州道と直通する前の料金徴収

 東九州道と直通する前は独立した有料道路になっており、築城IC・椎田ICの途中に設けられた本線料金所で通行料金を徴収していた。ETCは東九州道と直通後に各インターチェンジ内のETC無線機でやり取りが出来るよう、料金所にある自動精算機で手動決済(時間帯割引対応)で対処していた。

利用状況

 一般有料道路では区間別交通測量の対象外となっており、利用客を完全に掴むことは難しいものの、椎田道路内だけで行き来した場合の出入りカウントは実施されており、時間帯にも左右されるが、概ね1万台程度で推移している統計情報もある。

4車線化へ

 財政投融資を活用して、宇佐IC~院内ICの4車線化に着手する方針となった。他の並行路線も含め、今後も4車線化へ向けた拡幅作業が進む見通しである。長らくほったらかしだった対面通行の東九州道(並行路線を含む)も、急速な近代化が進みつつある。

走行記録

下り行き(辻垣交差点→山田交差点)


その2(みやこ豊津IC~椎田南IC)


その3(椎田南IC~山田交差点)

上り行き(山田交差点→辻垣交差点)


その2(椎田南IC~みやこ豊津IC)

接続する他の道路

一般有料道路

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