山陽新幹線・九州新幹線・博多南線 博多駅

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訪問 2017年10月1日
作成 2018年3月27日


山陽新幹線・九州新幹線・博多南線 博多駅

 博多(はかた)駅は、福岡市博多区博多駅中央街1丁目に設置されている、山陽新幹線・九州新幹線・博多南線の駅。新大阪駅から続いてきた山陽新幹線(東海道・山陽新幹線)の終点駅かつ、九州新幹線・博多南線の起点駅である

駅の情報

基本データ(福岡市内区間)

        

駅名標

 他の山陽新幹線の駅と同様、接近アナウンスの前に「ひかりチャイム」を再生後、自動音声による乗車案内が放送される。また、この駅では新神戸・岡山・広島・小倉でも導入されている、見送りチャイム(「銀河鉄道999」(ゴダイゴ))が到着・発着の前後で流れる。

 駅名標は、山陽新幹線・博多南線と直通する13~16番ホームにはJR西日本のロゴが掲載されているが、九州新幹線完結型の11・12番のりばには、JR西日本のロゴがない。

施設見学

筑紫口


黒を基調としたモダンチックなフロアが新幹線(JR西日本)の管轄区域。
筑紫口から入って、直進すると在来線(JR九州)の領域に。


床が白くなったところからJR九州の管轄に入る。


ひかり広場へ向かう階段。ココからでも新幹線ホームへ連絡可能。


博多駅・筑紫口ビジョンには、JR西日本管内向けの情報が掲示される。

中央改札口


筑紫口を入ってスグ左側にみどりの窓口(JR西日本)が設けられている。


みどりの窓口の隣に、中央改札口が設けられている(2018年1月2日の早朝に撮影)。


みどりの窓口内に設置されている「みどりの券売機」。博多南線のみ利用する客向けに、通常のJR西日本用の券売機もある。

二階部分


13~16番のりばへ向かう通路の一角は広々としている。


広々とした空きスペースを活用して、写真のような団体客が待機目的で使うこともある。


「おみやげ街道」も、他の新幹線駅で見られるセブンイレブン一体型ではなく、独立して営業している。


11・12番のりば沿いにある「博多銘品蔵」はJR九州の管轄。


セブンイレブンの反対側でファミリーマートが競争しているが、これも九州・西日本の管轄の違いから来ている。


ファミマの反対側にあるのがセブンイレブン(ハートイン上がり)。こちらはJR西日本の管轄によるもの。


13・14番のりばの一番南側にある階段から見た、ひかり広場・中央改札口方面。
先ほどの修学旅行など、団体客が待機できるほどのスペースが確保されている。

中央のりかえ改札口(在来線乗換口)


在来線乗換口。在来線と乗り継ぎするためのきっぷを所持している場合は、中央改札口経由で連絡する必要が無い。
管轄している鉄道事業者が異なるため、在来線(JR九州線)は赤色のライトで強調させている。


こちらは在来線(JR九州線)側から見た、新幹線乗換口。福北ゆたか線が発車する8番のりばの隣に通路がある。


在来線へ直接連絡できるものの、在来線のきっぷを新幹線駅構内で購入することは出来ない。
乗継口の隣に精算所があるが、あくまでも乗り越し・払い戻しの用途に限定している。


スマートICOCAクイックチャージ機。中央改札口にあるのと同一。
特にスマートEXで新幹線→JR九州線を利用する場合に役立つ。

11・12番のりば

 九州新幹線開業に伴い、九州新幹線や一部の山陽新幹線・博多南線の列車が円滑に利用できるように増改築が行われ、以前の11・12番のりばがやや西側に移動する形で現在に至る。例外はあるが、基本的に九州新幹線の各停列車である「つばめ」は、11・12番のりばから発車するものと考えた方が良い。また、朝夕の通勤時間帯に運行される博多南線(博多南駅)も、運行本数を増やす意味合いから11・12番のりばを借りる傾向にある。


11番のりばの車両止め。特に「つばめ」の場合は、ほぼ必ずここで停車させられる。
九州新幹線単独区間における、事実上の起点となる場所。


発車案内板。13~16番のりばの発車案内とは大きく異なっており、在来線向けのものが活用されている。


11・12番のりばの増設に伴って追加された待合室から、新鳥栖・博多南方面を眺める。
12番のりばには、山陽新幹線の各停列車(こだま・ひかりRS)が停車する傾向にある。


11番のりばから、在来線(JR九州線)を眺める。ソニック号が停車していた。
(カモノハシ)お~い!他社線(笑)


駅名標にJR西日本のロゴが無かったり、自販機はJR九州に準拠するなど、基本的には九州新幹線の駅。


北側にKIOSK、南側にファミリーマートが設置されているところも、JR九州の駅であることを強調している。

13・14番のりば


13・14番のりば。小倉・広島・新大阪方面は13番のりば、熊本・鹿児島中央方面は14番のりばから。
案内板がJR西日本管内の主要新幹線駅で採用されているモノであり、3段表記で情報を表示できる。


11時16分発・新大阪行き「さくら(8両編成)」が偶然にも到着。いいなぁ~。


14番のりばから発車する列車は、鹿児島中央へそのまま向かうモノだが、「団体客専用」。初めて見たなぁ、団体専用新幹線って。


13・14番のりばに挟まれる形で、KIOSK改めセブンイレブンが設置。
絶対に必要なモノだけに絞る形で、普通のセブンイレブンと同格に扱っている。


13・14番と15・16番のりばの真ん中に広告スペースが確保されている。
訪問当時は「e5489」「EX予約」に関する広告が掲載されていた。

15・16番のりば


広島方面からの「こだま」が15番のりばに到着。やっぱ500系はカッコいい!
この後、博多南線に切り替わって、例の場所に走っていった。


11時27分発・鹿児島中央行き「みずほ」が到着。

博多駅のカンセンジャー


カンセンジャーは中央改札口のそばに設置されており、背景は「福岡の街並み・太宰府天満宮」となっている。
山陽新幹線の守護神も、ここで別れを告げる。逆に、ここから新大阪を目指す場合は、主要駅に降りたら見てみて。

駅の近所

 筑紫口の駅周辺は、博多口と同様にビジネス街が広がっており、「デイトス」やビジネスホテル・居酒屋チェーン店などが密集している。博多口の方が「福岡の玄関口・博多っこの街」という印象なのに対し、筑紫口の方は「ビジネスマンの街」といった雰囲気こそあるものの、大差は無い。ただ、博多駅発着の観光バスなどは、博多口ではなく筑紫口にある専用のバス停留所に停車する傾向にある。

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