篠栗線(福北ゆたか線)

 篠栗線(ささぐりせん)は、福岡県嘉穂郡桂川町にある桂川駅を起点に、峠を越えて、福岡市博多区に位置する吉塚駅に至る鉄道路線。筑豊地域と福岡都市圏を結ぶ県内の重要路線の一つである。全線がJR九州が定める愛称「福北ゆたか線」に指定されており、桂川駅で接続する筑豊本線(折尾~桂川)とセットで、駅ナンバリングは「JC」が割り当てられている。

篠栗線を通る列車

 福岡都市圏で使われている、共通の813系・817系が主体となって利用されている。この他、通勤ライナーの役割を持つ特急「かいおう」(787系・783系)も、1日1往復程度に運行される。

篠栗線あれこれ

元々は非電化路線

 篠栗~吉塚までの区間は石炭輸送を理由に作られた区間で、後に筑豊と福岡都市圏をショートカットで結ぶように増設したのが桂川~篠栗である。福岡都市圏への通勤・通学客が増加傾向にあり、輸送力を強化する理由から工事が行われ、2001年から篠栗線の全域が電化区間に格上げされた。

「ごく一部の駅」は要注意

 大抵の駅で1時間に3~4本程度の割合で列車が停車するものの、九郎原駅・筑前山手駅は1時間1本と、到達が極めて困難である。次の列車が来るまで長時間待機するのを回避するためにも、事前に時刻表などで確認が必要になる。

駅舎訪問

接続する他の路線

JR九州レポート

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