国道201号 八木山バイパス
上り行き(篠栗IC~穂波東IC)

訪問 2020年4月21日
作成 2020年5月1日

走行記録

穂波東IC~城戸出入口


穂波東(ほなみ-ひがし)IC
ここから八木山バイパス(軽車両等通行禁止)

田川方面からの国道201号バイパスからの流れで、そのまま八木山バイパスへ。


進入禁止(歩行者・自転車・50cc以下原付)
道幅が狭く、歩車分離なども無いため、危険防止を理由に軽車両等が走行できない。


対面通行 走行注意


穂波東インターの福岡方面側だけ、一時的にセンターポールが出現する。
対面通行であるのを加味しても、手前の飯塚庄内田川BPと違い、道幅がかなり狭く感じられる。


高架区間。前が煮詰まると済し崩し的に速度低下も起きてしまいがち。


福岡 28km 対面通行 速度注意
一般道の距離案内と異なり、距離案内標識は高速道路の緑色と同じ。


溝を入れて速度抑制とかしてるけど、あくまでもガス抜き。4車線化しないと。


左側に拡幅用の空き地がある。この区間の4車線化は2029年度と、まだ先の話。


森林地帯をグネグネと曲がりながら峠を目指す。それにしても対向車・前方車が多いこと。


一部区間は4車線化するのか判断が付かない「切り通し」も散見される。


西鉄の路線バスが通過中。


八木山バイパスを通る西鉄の路線バスは、筑豊方面へ向かう特急路線で構成され、国道201号旧道を通る路線は殆ど存在しない。複数の系統があるものの、一般的には福岡天神から飯塚BT・新飯塚駅を経由して、田川伊田駅・福岡県立大学へ向かう。


穂波西(ほなみ-にし)IC(福岡方面の出入口のみ)
ハーフインターなので、緊急時に退出できない問題が深刻化している。


対面通行 走行注意
インターチェンジの前後区間だけカラーポールが設置。


登坂車線 200m先
拡幅用の空き地が見える。ここから本格的に篠栗越え区間へ。
同時に、JR篠栗線(福北ゆたか線)とも並走する。


登坂車線
標識が青であるにも関わらず、フォントが高速道路と同じな所を見ると、未だに有料時代の名残が僅かに残る。


登坂車線の距離は1km程度。左側1車線分の空き地が確保されている。
4車線化の際は、登坂車線を追越車線に鞍替えすればOK。


登坂車線終り
まだまだ坂道は続くが、現段階ではココで貴重な追越が終わる。


福ケ谷橋(橋の長さ:227メートル)
穂波西インターからそれほど離れていないが、かなり海抜が高くなっている。


速度注意(法定速度60キロ)
傾斜が5%に達する上、肝心な所で登坂車線が無いため、前がトラックだと煮詰まる。40キロ以下とかザラだし。


謎の管理用施設で、緊急時にはココから退出できるような抜け道がある。
本来は4車線化に必要な土地で、今の所はチェーンベースなどに活用。


速度注意 車間距離を十分に


九郎原トンネル(長さ:505メートル)
八木山バイパス最初のトンネル。合わせても2本しかない。


激坂になってるため、前方が大型車だと絶望的。しかもトンネルの幅が一般道スペックなので狭いし。


大型車の行き来が大変多いため、道幅の狭さや傾斜角度の大きい坂道も手伝って、窮屈。


赤松尾橋(125m)
ココで、この先にある筑穂インターまで並走してきた主要地方道・飯塚大野城線と立体交差。
大野城へはショウケ越経由だが、直前でr435に乗り換えれば、城戸南蔵院へ抜けられる。


筑穂インターの直前となるここで、上下線が入れ替わる。
この先は2024年度の4車線化を目指す。


筑穂(ちくほ)IC(福岡方面の出入口のみ)


1985年に開通した当時は、料金収受を峠を越えた篠栗本線料金所で一括徴収するような仕組みになっていたことから、福岡方面はほぼ強制的に篠栗インターまで退出できないように作られた。再度、有料化する際には、無料化後に問題視されていたハーフインターの解消(フルインター化)も実施して欲しい。


右手に拡幅スペースが見える。当面はチェーンベースなどに活用される。


久保山橋(150m)
この「詰め将棋」のような流れの悪さ。


筑穂トンネル(長さ:1,299メートル)
八木山バイパス最長トンネル

この地下をJR篠栗線(福北ゆたか線)が通っているが、そのトンネルは「篠栗トンネル」となっている。


緩い下り坂。トンネルの中に入ると、幅の狭さと薄暗さも相まって、余計に流れが悪くなる。


福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐん-ささぐりまち)
筑穂トンネル内で市町境を通るように見せかけて、篠栗口の近くに境目がある。
福岡市の郊外に位置し、篠栗四国八十八霊場(南蔵院)があることで知られる。


新城戸橋(156m)
ココで一般県道・内住篠栗線と立体交差。


篠栗本線料金所跡地
1985年~2014年の時は、ココで八木山バイパスの通行料金を支払っていた。
周辺にあった関連施設は全て撤去され、国土交通省の管理用施設に転換された。


但し。2024年度に再び有料化された際には、一度は撤去したはずのこの地に、再び本線料金所が復活する。


城戸出入口
南蔵院・JR城戸南蔵院前駅・八木山峠はコチラへ。隅っこは道路施設の「墓場」と化している。

城戸出入口

 

城戸出入口~篠栗IC


長い下り坂 速度注意(最大傾斜4.6%)


篠栗側の方が傾斜が厳しく、道幅の狭さも相まって、かなり窮屈に感じる。で、前がトラックだと絶望するしかない。


急カーブ(法定速度60キロ)


大きく左にカーブ。ココで本来の国道201号旧道とほぼ完全に向かい合わせになる。


西向きに進路が変わった所で、反対側(飯塚方面)は登坂車線が終わる。
いわゆる「寸止めプレイ」な構造をしているため、せっかくの追越車線もあまり役に立っていない。


長い下り坂 速度注意(最大傾斜4.6%)


急カーブ(法定速度60キロ)
山の斜面を縫うように作られてる。


八木山バイパスでは珍しい跨線橋。近くに篠栗四国霊場となる寺院があるため、その通路確保を理由に作られている。


篠栗インターまで残り1km程度に迫った所で、反対側の登坂車線が消滅。
拡幅の際は、穂波西~筑穂で見られた片側1車線分の敷地を利用する方針。


非常駐車帯で見通しが悪い所には、カーブミラーを設けて安全に発進できるように配慮。


篠栗インターまで500m程度。有料道路時代は、この付近に終点を促す標識があった。


篠栗(ささぐり)IC(鳴淵ダム入口交差点)
ココで旧道と接続し、同時に片側2車線区間が復活。福岡市東区の松島交差点まで続く。


篠栗(ささぐり)IC(鳴淵ダム入口交差点)
八木山バイパスここまで

左折すると南蔵院(釈迦涅槃像)方面、右折すると鳴淵ダム方面へ。
基本的にはそのまま直進し、篠栗市街・福岡・E3九州道方面へ向かう。

乗り換え:[E3] 九州道福岡高速4号粕屋線接続)
E3九州道・都市高速との乗り継ぎ所要時間は、特に混んでいなければ約15分程度。

篠栗IC(鳴淵ダム入口交差点)

八木山バイパス

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